折りたたみ自転車で鉄道旅、出発輪行!

折りたたみ自転車(birdy)で輪行旅へ!温泉に入って地元グルメも堪能。鉄分多めのゆるポタ旅日記です。

国鉄士幌線跡巡り③「タウシュベツ川橋梁」の絶景。。。

いよいよ旧士幌線タウシュベツ川橋梁」を見に行きます。

これが北海道にやってきた一番の目的!

一般観光客が近くに見に行くには、2つの手段があります。

一つは、林道に入る鍵を借りる方法。1日15組限定。ネットで申し込みの上、道の駅上士幌で鍵を借りる必要があります。見てみましたら、これは何か月も満席。。。まあ、林道にレンタカーで入るわけで、最近は熊も多いし、ちょっと自分で行くのはリスクもあります。

もう一つは、現地のツアーに参加すること。「NPO法人ひがし大雪ガイドセンター」がツアーを実施しています。今回はこちらに申し込みました。1ヶ月前くらいで土休日はいっぱいのようでしたが、月曜日で空きがありました。参加費は一人4500円、長靴も借りれます。

廃線跡だけど、これは本当に見ておいた方がいいと家族を説得し参加です!!

糠平駅跡を見てから、9時に集合!林道に入ります。


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林道に入るとすぐに士幌線旧線跡が出てきました。左が十勝三股側、右が糠平側。

といっても写真ではよくわからないですかね。。。


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廃線跡が林道に合流し、駐車スポットからは歩いて進みます。ここも線路があったところですが、湖が満水になるとこの辺まで水が来るそうで流木が溜まっています。


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そこを抜けると、、、

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息をのむ光景が。。。

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タウシュベツ川橋梁昭和12年(1937年)に完成したコンクリート製の橋梁。
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昭和30年(1955年)の糠平ダム建設により、士幌線は新線に切り替えられ、ダム湖に残されました。

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この流れがタウシュベツ川ですね。
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上流側はこんな感じ。
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糠平側の堤に上がり、下流を望みます。ここを真っすぐ糠平へ向かっていた訳ですね。

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糠平側から十勝三股側を望みます。
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糠平湖が満水になれば沈みますし、冬季はマイナス30度になる厳しい自然。湖は完全結氷し、冬季にダムが放水すると、その氷が動いて橋を削るそうです。またコンクリート内部の水が膨張。毎年それが繰り返され、劣化が進んでいます。
真ん中の一番削れているところは、2003年の十勝沖地震での崩落だそうで。2023年4月にも大規模な崩落が起きたのだそうです。


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水面に反射するアーチが美しい。

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つい、この湖の絶景の中を、列車が走っていたのかなと想像しがちですが、

当時は森の中ですね。こんな風に橋の全景は見ることができなかったのでは?
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糠平湖の上流の方を見やると、木の根が残っています。広葉樹は残るけど、針葉樹は残らないそうです。

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士幌線では建設費を抑えるために、鉄橋ではなく、現地の砂利を使ってコンクリート橋が造られました。まだコンクリート技術がそんなに成熟していない時代ですよね。

北海道の厳しい自然の中に鉄道を敷くということの大変さが伝わってきます。

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色とりどりの石が埋め込まれているのがよくわかります。

しかし触れるとすぐ崩れそう。。。アーチが保たれる期間は本当にあとわずかなことは間違いないですね。。。


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ガイドさんによると、冬の美しさはまた格別だそう。マイナス2、30℃でも晴天率が高く、スノーシューを履いて湖を歩くツアーもあるそうです。それも楽しそうですね。

死ぬまでに行きたいところの一つだった「タウシュベツ川橋梁」。

もうちょっと晴れたらよかったですが、大満足な絶景でした!!