まるいの日記

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円高で利益を狙う新型ETF「488A」の全解説

488Aのイメージ

 

 

 

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はじめに

せっかく増えた資産が、円高で目減りするのが怖い…」そんな悩みを解決する"攻め"のETFが登場します。

 

それが「iシェアーズ 円高フォーカスETF(銘柄コード:488A)」。

 

円高になれば値上がりして資産を守ってくれる反面、円安になると値下がりする(コストがかかる)……いわば『掛け捨て保険』のようなタイプです。

 


 

iシェアーズ 円高フォーカスETF(488A)って何?どんなETF?

488Aは、円高になると利益が出るという、これまでにないコンセプトのETF

 

基本スペック

四季報掲載名:i円高フォ)

 

仕組みはシンプル

488Aの仕組み

このETFは、短期日本国債保有しながら、同時に「米ドル売り/円買い」のポジションを取っています。

 

つまり、円高・ドル安になればなるほど、為替差益が発生する設計です。国債の安定収益と為替差益の両方を狙える商品といえます。

 

何が画期的なのか?

これまで投資家にとって「リスク」だった円高を、「利益のチャンス」に変えられる点です。

 

しかもFX口座を開設する必要はなく、普通の証券口座で株式と同じように売買できます。

 

専門知識がなくても、比較的手軽に円高対策ができるのが大きな特徴です。

 


 

「為替ヘッジあり」のETFとは何が違う?

488Aは「為替リスクをなくすETF」とは全く別物です。違いを整理してみましょう。

 

比較項目 488A 為替ヘッジあり 為替ヘッジなし
狙い 円高で利益を得る 為替の影響を消す 為替もリターンに含める
円高のとき 利益が出る 影響なし 損失が出る
円安のとき 損失が出る 影響なし 利益が出る
メリット 円高局面で為替差益 為替変動のブレが小さい

ヘッジコスト不要

円安の恩恵

デメリット 円安だと損失になる ヘッジコストがかかる 円高だと損失

 

 

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今後の為替はどうなる?3つのシナリオ

為替の3つのシナリオ

為替の予測は専門家でも難しいものです。投資判断のために、代表的な3つのシナリオを理解しておきましょう。

 

円高シナリオ(条件次第で起こりうる)

想定レート:1ドル = 135〜150円

米国が利下げに転じ、日本が金融政策を正常化すれば、日米の金利差が縮小。

キャリートレード(低金利の円で借りて高金利通貨で運用する取引)が巻き戻され、円が大きく買い戻される可能性があります。

→ 488Aが最も輝く局面です。

 

② 円安シナリオ(構造的な円安が続く)

想定レート:1ドル = 165〜190円

日米の金利差が大きいまま続き、日本の投資家が海外資産を買い続ければ、構造的に円売り圧力が継続します。

→ 488Aは損失を出しますが、保有株は大きく値上がりします。

 

③ レンジ安定シナリオ

想定レート:1ドル = 155〜170円

日米の金融政策が緩やかに変化し、円高・円安の要因が拮抗する中間的なケースです。

→ 488Aの値動きも限定的になります。

 

現状では、②円安継続と③レンジ安定が同程度に有力視されていますが、為替の予測は誰がやっても外れることが多いのでご注意ください。

 


 

実践:ポートフォリオへの組み入れ方

488Aは、円高に弱いポートフォリオの弱点を補う

ここからは、「全世界株式+金」という王道ポートフォリオ(※)に488Aを組み込む方法を解説します。

 

(※比率は一例です)

 

ベースの構成と弱点

全世界株式90%+金10%というポートフォリオは優れた分散効果がありますが、急激な円高に弱いという欠点があります。

 

この弱点を補う「エアバッグ」こそが488Aです。

 

円高で全世界株式と金が値下がりしても、488Aが値上がりして資産全体の値動きを穏やかにすることができます。

 

リスク許容度別・3つの組み入れモデル

488Aの3つ組み入れモデル

【A. 防御重視型】円高ショックに備える

  • 全世界株式:82%
  • 金:10%
  • 488A:8%

円高シナリオでの株価下落を488Aがしっかり相殺。

 

【B. バランス型】まずここから

  • 全世界株式:85%
  • 金:10%
  • 488A:5%

円高リスクをある程度吸収しつつ、円安局面では株式のリターンも邪魔しすぎないバランスです。

 

【C. 為替戦略も入れたい型】

  • 全世界株式:78%
  • 金:10%
  • 488A:12%

為替変動を戦略として取り入れたい人向け。株式比率が下がるため、円安時の爆発力はやや低下します。

 


 

投資する前に知っておくべき「副作用」

メリットばかりではありません。

 

488Aを持つなら、以下のリスクを必ず理解しておいてください。


488Aは円安になると値下がりします。これは「リスクを消す」のではなく「逆の動きをする」商品なので、当然の副作用です。


最も注意すべきは、「円安が進み、かつ世界株高になった場合」です。


全世界株式:為替益+株高でウハウハ
488A:為替損で一人負け


ポートフォリオ全体ではプラスなのに、488Aだけが足を引っ張っているように見えてしまいます。


「あーあ、これさえ持ってなければもっと儲かったのに…」と、手放したくなる(握力が弱まる)のが人情です。


火災保険に入っていて、火事が起きなかったからといって「保険料が無駄だった!返せ!」とは思いませんよね?


488Aも同じです。
「円安局面でのマイナスは、将来の円高ショックから資産を守るための必要経費(保険料)」。


そう割り切れるメンタルセットが、このETFを使いこなす鍵となります。

 

代替案

円高リスクに対する2つの姿勢

488Aのような「短期日本国債+ドル売り/円買い」という商品は、国内外でもほとんど存在しない非常にニッチなETFです。

 

投資目的によって、以下のように使い分けましょう。

  • 攻めの戦略(円高で利益を狙う):488Aがほぼ唯一の選択肢
  • 守りの戦略(為替リスクを中立化):為替ヘッジ付き海外資ETFが一般的

 

 

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まとめ

iシェアーズ 円高フォーカスETF(488A)」は、これまで恐怖でしかなかった円高を、クッションに変える画期的なツールです。

 

  • メリット:円高時に資産の目減りを防ぐ
  • デメリット:円安時にはコスト(お荷物)になる
  • 使い方:ポートフォリオの5〜10%程度を組み入れ、「保険」として持つ

 

488Aを組み入れるかどうかは、あなたの「円高への恐怖度」次第です。

 

予測困難な為替相場に備える有効なツールの一つとして、少額から検討してみてはいかがでしょうか。

 

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