ワシントンDCに住んでかれこれ20年強。
いや本当にこの街はある意味で変わりませんな… 政治・外交ショーは続き、右に左に振り子は10年単位で揺れ続け(真ん中はないんかい)、この街に集まる特定の種類の人がいて、この街特有の回り方がある。
だがしかーし!
ワシントンDCにある食材、特に日本食材はかなり変わってきたと思う!
全般に、20年かけて、DCにあるフツーのスーパー(日本でいう地域性のあるチェーン店くらいのお店)でも、だいぶ国際的な食材が増えた。ラテン系の充実ぶりもさることながら、色んな国のニッチな食べ物がだいぶ見つかるようになってきた。そして和食・アジア系もかなりいい感じでその勢力を伸ばしている。その様子は2年前にも記事に書いた のだけれども、今回はそのアップデート。
<キンパ!???!!!>
まさかの冷凍キンパが!
私の超個人的観察によれば(つまり裏取り調査はしてないが)、ここ1ー2年で、ワシントンDCのアジア料理部門では韓国の太巻き、キンパップが爆発的に売れた。最初に持ち込んだのは画期的なアジア系の冷凍食品で大成功したトレジョで、キンパは「一人2つまで」と表示されるくらいに売れた。その成功を見てすぐに乗ってきたのが本家韓国系のHマートで、色んな種類のキンパを売り始めた。その売れ行きをどこで察知したのか、なんと・・・
そこら辺の一般アメリカ人御用達であるジャイアントに、「キンパの冷凍」が売り出されているではないか!!!!!これがどれだけ度肝を抜くほどの画期的なことかというのを説明するのは難しいけれども、太巻きをたまにスーパーで買って食べるフツーのアメリカ人が一定数いる状況を想像してほしい。ここはニューヨークではない。いくら多様性のある街とはいえ、意識高い系のホールフーズでもない。
ただし、値段は6ドル強とアホらしいくらい高め。近所のトレジョやHマートは確か3ドル代で売っているので、これは緊急時の食料と言える。でも、アメリカの食文化の変化の大きさには目を見張るものがある!(そうだ!その勢いでもっと健康食を求めるのだ、アメリカ人よ!!)
<ラーメンコーナー増えてる!>
この棚全部ラーメン!
日本のは、サッポロ一番が定番。しかも前回は一番上で私には手の届かない一番上の段だったけど、真ん中らへんの取りやすい段に移動してる!ちなみにマルちゃんはラテンアメリカで長年受け入れられてきたので、ラテンコーナーにある。しかしそれ以外はかなり韓国勢が頑張っています。ラーメンはDCでもここ10年以内にラーメン店が増えて知名度が高くなりました。多分今年ネットフリックスで大流行りしたK-Pop Demon Hunterの影響も少しはあるんじゃないかしら。
ラ王とか、日本の他のラーメンを食べたい場合は、やっぱりローカルの日本食材屋さんがベスト ですね。そういうお店はDC内にもDC外(DMVと言われるメリーランド州とバージニア州の隣接地帯)にも複数あります。車ぶっ飛ばして行きましょう。
冒頭に出てくるこのシーンは美味しそうで覚えてる人も多いんじゃないかな?
<醤油は常識>
醤油だけで2段しめてます
醤油 はもうDCのスーパーでは常設が常識ではないでしょうか(多分?)。それ以外にも照り焼きソースは結構どこにでも売っている。そのすぐ上には瓶詰めのインドカレーも。南アジアも東アジアも「アジア」でしょ、という認識なんですよね、国際都市DC近郊でも。ま、そんなもんです、普通のアメリカ人のアジア観なんて。私たちも、ラテンアメリカにおいて、ブラジルとチリがどれだけ違う国かなんてわからないのと同じです。
でもここには残念な話がありまして・・・実は3ヶ月ほど前、ついに日本のブルドックソースとキューピーマヨネーズ がここに並んでたんですよ!!人生初、この2つがアメリカのフツーのそこら辺のスーパーに!!と大興奮🤩😤だったのですが・・・もう消えてました。私もせっせと買おうとしてたのですがそんなにすぐ消費できず、この辺りのメリケン人には定着しなかった模様。でも意外と回転早いんだな、と思いました。
<柚子が流行り>
左、真ん中、と来て右の棚。さて、ポン酢はどこでしょう?
ポン酢を探せ
ポン酢も2ブランドもある!
最近、「ゆず 」の存在が結構知られるようになってきているようで、ポン酢もキッコーマンとマルカンが肩を並べてます。店頭で生のゆずを見ることはないですが、日本人がやってないであろう日本食レストランでも、柚子カクテルがありましたし、例のトレジョ にも柚子胡椒が置いてありました。これでしゃぶしゃぶを作る時に買い忘れても、その辺でパパッと買えるじゃないか!泣けるぜ。
前回にもお見せした、ノリ は一番下に、味噌 とふりかけ とワサビ とガリ は真ん中らへんに、ごま油 は一番上の棚にあります。ガリは… 私は人生においてガリをわざわざ買いに行ったことはないけども、多分、自分で手巻き寿司をする時にでも横につけるのかな?
あぁ、それにしても本当に和食に必要な最低限の具材が揃ってきたものですよ・・・😭
ちょっと悲しいのが、しばらくあったガーリックラー油 が消えたこと。残念!定着しなかったか…
海苔の横にしれっと!!
それ以外はタイの食材もテトリスみたいに間に入ってますが、しれっと「ゴールデンカレー」もおいてあります!いや前回は「安くしとくから、売れそうなら常設するから、試しに買ってみて」的なコーナーに置いてあるだけだったので、ついに常備コーナーに置かれたのだと思うと感無量。
ちなみに、豆腐は完全に定着し、豆腐コーナーに、豆腐各種 (絹ごしと木綿)もあれば、厚揚げ も、なんなら春巻きと餃子の皮 もあります。いや、どこかの知らないブランドだったりしますが、ないよりマシです!!
<ネーミングが🤣>
日本では売ってないけど、こっちのアジア人がやり始めたであろうブランドも結構出てきておりまして、例えば「Bachan's Japanese Dipping Sauce(婆ちゃんの日本のツケだれ )」という翻訳しない方が良い気がする謎のソースが気になります。また多分韓国ドラマの影響か、定着しつつあるのがコチュジャンなんですが、「Mother-in-law's Gochujan(義理母のコチュジャン )」ていうのもあります。実はこの義理母のコチュジャン、かなり美味いです。料理がうまい義理母だったのかな🤣
<アニメやドラマはソフトパワー>
DCのその辺のスーパーで、アジア系の食材が増えているのは、DCのアジア人人口が増えているからではなく 、日系企業の頑張りと、そしてなんといってもアニメと韓ドラとネットフリックスの影響が大きい のではないかと推察しています。アメリカでアニメを見る人口は爆発的に増えているし、韓ドラもある程度の認知度を得ているし、ハリウッド以外のコンテンツを一般アメリカ人に普及させたのはネットフリックスのようなプラットフォームの影響力が強いはず(ここは統計調査などの裏取りはしていませんが、肌感覚として正しいのではないかしらん)。ありがたい限りです。
<ちなみに>
今日一般にお金持ち御用達のホールフーズに行きましたら、米酢と料理酒 もありました。さすがホールフーズ!梅干しも置いてあったと思います。それから、もう本当に困ったら、アマゾンで検索すると、意外と「こんなものまである!?」というのが見つかります。なんと生の銀杏も、豆豉(トウチ)も、よもぎ粉もありました。
ざっとこんな感じ。
本当に、母国ではない国の一般の人が行くようなスーパーで、自分の国の食材を見ることができるのは、懐かしい友達にでも会うような気分で嬉しくなるものです。日本企業の皆さん、ありがとうございます!!
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