1652
今日は、授業で非常に面白い光景があったので共有させていただきたい。
今の私の授業は、みんなでできる、みんながわかるをテーマに授業。
そのためには、一斉指導型だろうが、『』の形だろうが、なんでも取ります。
10分だけでも、交流の時間をとります。
構成的にやったりもします。
さて、昨日終業式までの時間割を作成してみて。
正直焦りがあるわけです。終わるかどうか、というところで。
それを、朝子供達にも話しました。
「もう少しペースを上げるので、頑張ってついてきて!」と。
その言葉を受けての算数でした。
本来、2時間かける内容を、今日は1時間でやり切ろうと思っていました。
ですが、正直なかなか酷な話です。
目安である、半分の時間までに練習問題に入りました。
練習問題は、誰とやってもいい、できたら見せにくる、というもの。
早く終わった人は見せに来て。いつもならそのまま戻って教えにいくのですが。
なぜか次のページの答えを聞かれる。
なぜだろうと思うと、まさかの予習で学習していて、答え合わせをしたいみたい。
そして面白いのが、予習する人が一人ではなく数人になったことによって、予習した人同士でここはこうだ、という会話が発生しているのを、丸つけをしながら耳で捉える。
この時点で、説明しなくてもわかる2割が生まれているのに気付いたので、方針を変える。
残り半分の時間を、私が解説しなくても頑張れ、と。
すると、どんどん自分が終わったら先に進む人が増えていき。
なんなら、予習を済ませて丸つけも終わった人は教えに行っている。
進度の上限がなくなり、でも教えに回る人もいる。
気付いたときには、自由進度の学習になっていました。
いける人はどうやら今日私がやりたかったところより数ページ先まで行ったらしく。
あとで答えを見せてくれと言われました。
そんな人が結構いる状態。面白い。
正直な話をすると。もしかしたら全員が分かった状態で次にもう一度説明しなくちゃいけないかな、と思っていたのです。
それはそう。2時間の内容なので、本来1時間の内容が2つ分。
それぞれ解説を挟みたいので、授業が前半、後半のように分かれることを想定していました。
けれど、子どもたちは自分たちの力で後半の説明なしに、やり切ったわけです。
当然、説明がないので間違えて持ってくる人が多い。
でも、だからこそ、最後の5分間をもらって、そこを解説しました。
自分たちでわからなけれどもよく読んで挑戦してみた問題。
学ぶ姿勢がついている状態での解説は、おそらく相当響くと思います。
聞きたくて、聞く解説だからですね。予習の効果とも言えます。
それらが学級全体にあったことが、非常に面白かった。
明日の内容どころか、すでに来週の内容をやっている児童がいるのは、私にとっても非常に頼もしいのです。
楽しみです。
それとは別に、テストを返却しました。
明らかに、1学期よりも平均点が上がってきています。
安定して8割以上を平均で狙うことができるようになり、
良いときには9割を超えてくる。
少人数だからこそ、平均は引っ張られます。
逆に言えば、全員がわかる状態になってくると、平均点は大きく上昇するとも言えます。
私は、子どもたちの丸つけは実はとても楽しみなのです。
帰宅時間を遅らせても良いと思うほど、その日中に成果を見たいと思ってしまいます。
楽しい。子供達も、非常に頑張っている。
授業をやって、みんなで波に乗ってくると、まだ終わらなくていい、もっとやりたい!という声が、その教科が苦手だった子達から聞こえてくる。
わかることの楽しさ、自分の努力がちゃんと報われることがある、ということを。テストから実感してもらえたら嬉しいなと思うのです。
授業が楽しい。
でも、私が作り上げる授業ではなく。
自分も含めて、みんなで作っていく授業が、やっぱり面白いのだなと再確認します。