日本百観音順打ち巡礼記

旧・元【東京】江戸御府内八十八ヶ所順打ち巡礼記【遍路】

【西国第二十七番】 書寫山 圓教寺 〜書写山ロープウェイ〜

宗派 天台宗
本尊 六臂如意輪観世音菩薩
ご詠歌 はるばると のぼれば書寫の 山おろし 松のひびきも 御法なるらん
671-2201 姫路市書写2968
公式サイト http://www.shosha.or.jp/


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書写山ロープウェイ駐車場のカローラツーリング



さて、午後1時半を過ぎて、
書写山ロープウェイ駐車場に到着しました。



書写山ロープウェイ山麓駅  圓教寺境内図



西国第二十七番の圓教寺は、
このロープウェイに乗らねば行けません。



乗車券売場  乗り場



毎時00・15・30・45分の発で、
乗車時間3分50秒、
全長781m、高低差211m。
大人往復1200円。



ロープウェイ  出発


山麓駅から、
ロープウェイに乗った途端、
いきなりの大雨。



下を振り返る  更に上る



横殴りの雨が窓に当たります。



下のロープウェイとすれ違う  支柱



下りのロープウェイとすれ違い、
トラス型の高さ25メートルの、
支柱を越えます。



山上駅が見えた  山上駅に到着



山上駅に到着しました。
ロープウェイ山上駅を出ると、
雨はすっかり止んでいました。
今回も観音力を感じずにはいられません。



参拝入口


さて、圓教寺の拝観志納金は、
大人500円ですが、
特別志納金を+500円を納めると、
本堂である摩尼殿までの、
約1km徒歩で15~20分の道のりを
往復マイクロバスに乗車出来ます。
でも、これ運行管理者として見れば、
法的にかなりグレーゾーン。
でも乗ってしまいましょう。



特別志納金のバス  バス車内



物凄い急で狭い坂道を進むバス。
あっという間に摩尼殿下に到着しました。



漆喰塀  圓教寺事務所  



漆喰塀が囲うのは、
圓教寺本坊事務所。
寺務所ではないんだね。



散策絵図



散策絵図を見ると、
さすがは西の比叡山とも呼ばれています。
かなり広い境内であることが分かります。
コチラは康保三年(966)に性空により、
創建されたと伝えられています。
元々、素盞嗚命が山頂に降り立ち、
一宿したという故事により、
素盞ノ杣と呼ばれ、
性空入山以前に祠が祀られていたそうです。
山号の「書寫」は、
「素盞」からともいわれていますが、
釈迦如来によって、
一握の土で作られたという霊鷲山を、
書き写したように似ているから。
という説もあります。




三十三所堂  三十三所堂内



こちらにも西国三十三の観音様を模した、
三十三所堂がありました。



圓教寺標石と摩尼殿(如意輪堂)  摩尼殿(本堂)に上がる石段



さて、重要文化財の、
摩尼殿(旧・如意輪堂)に続く、
石段を上ります。



摩尼殿(如意輪堂)の案内



摩尼殿の号は、
承安四年(1174)に参詣した、
後白河法皇による命名だそうです。
入母屋造、本瓦葺。懸造。
大正十年(1921)に焼失し、
昭和八年(1933)と近代の再建ですが、
平成十一年(1999)、
国の登録有形文化財
平成二十七年(2015)、
姫路市指定文化財
平成二十九年(2017)、
兵庫県指定有形文化財を経て、
令和六年(2024)、
重要文化財に指定されました。




納経所  堂内



納経所は摩尼殿内。



第27番御朱印



摩尼殿(如意輪堂)の回廊  摩尼殿(如意輪堂)から下を望む  



摩尼殿の回廊から下を眺めると、
かなり足がすくみます。



摩尼殿の扁額



この扁額は令和の改元にあたり、
改めてあげられたもので、
揮毫は百四十世の、
長吏によるものなんだとか。



堂内に戻る  回廊に戻る



内陣の大厨子は五間に分かれ、
中央に石本暁海作の、
六臂如意輪観音像を安置。
分割された厨子の奥の部屋に、
秘仏の桜の一木造の、
如意輪観音坐像を祀ります。
その桜は性空上人感得の、
桜樹と同木の霊木とか。





摩尼殿(如意輪堂)裏  摩尼殿(如意輪堂)裏から境内西へ



ロープウェイ山上駅は東谷、
摩尼殿は中谷にありますが、
摩尼殿の裏手から西谷へ向かいます。



大仏(青銅毘盧遮那仏)



大仏は青銅造毘盧遮那仏



大杉(幹周約8. 4m、樹高約35m、樹齢約700年)
大杉(幹周約8. 4m、樹高約35m、樹齢約700年)
大杉(幹周約8. 4m、樹高約35m、樹齢約700年)



大杉は、幹周約8. 4m、
樹高約35m、樹齢約700年。



本多家廟所  本多家廟所



西谷にたどり着くと、
築地塀で囲まれた、
本多家廟所があります。
姫路城主三人を含む本多家の墓所で、
大講堂東側にあり、
五棟の宝形造(方形造) 、
本瓦葺、方二間の堂が建ち、
それぞれ本多忠勝、忠政、政朝、
政長、忠国の墓碑である、
五輪塔を安置しています、
忠勝の廟堂の西隣にある、
二基の五輪塔は、
千姫の婿・本多忠刻と、
その子の幸千代の墓です。
忠刻の塔の後ろには、
忠刻に殉死した宮本武蔵の養子、
宮本三木之助や岩原牛之助、
三木之助に殉死した、
宮田角兵衛の墓があります。
政朝の廟堂内には、政朝に殉死した、
大谷三兵衛政明の墓もあります。
この廟所は日曜・祝日のみ、
開門するようです、
本多家以前、この場所には、
元徳三年・元弘元年(1331)の焼失まで、
五重塔が建っていたそうです。



三之堂



西谷の中央には、
三之堂と呼ばれる、
三棟があります。
右(北)に大講堂、
正面(西)に食堂、
左(南)に常行堂と、
三棟がコの字形に並びます。
いずれも重要文化財に指定されています。



大講堂



大講堂は入母屋造本瓦葺。
下層は永享十二年(1440)、
上層は寛正三年(1462)の建造。
内陣にはいずれも重要文化財の、
釈迦如来文殊普賢菩薩の両脇侍、
四天王像を安置しています。


常行堂




常行堂常行三昧堂ともいい、
大講堂に向き合う位置に建っています。
切妻造の吹き放しの建物が接続する、
特異な形式の建物。
元弘年間(1331-1334)の建立で、
永享八年(1436)焼失し、
享徳二年(1453)の再建。
本尊・木造阿弥陀如来坐像も、
重要文化財で檜の寄木造。
性空の弟子・安鎮により、
寛弘二年(1005)頃の造立。
常行堂が再建された時に本尊となります。



食堂(宝物館)



食堂も重要文化財で長堂ともいい、
古くは三宝院と称されていました。
二階の屋根は隣の常行堂の屋根に、
接しています。
承安四年(1174)、
後白河法皇の勅願により建立され、
当初は教興坊と称しました。
暦応元年(1338)に再建、
貞和四年(1348)落慶だそうですが、
現在の建物は室町時代中期頃のものと、
推定されています。



食堂内の宝物展示  食堂内の宝物展示
食堂内の宝物展示  食堂内の宝物展示
食堂内の宝物展示  食堂内の宝物展示
食堂内の宝物展示  食堂内の宝物展示  食堂内の宝物展示
食堂内の宝物展示  食堂内の宝物展示



食堂二階は宝物館となっており、
食堂の本尊となる僧形文殊菩薩像の他、
寺内の諸堂にあった仏像や絵画等、
寺宝が多数展示されています。



食堂二階から  
食堂から常行堂を望む  食堂から大講堂を望む



食堂二階から望む、
常行堂、大講堂も美しいです。



鐘楼



鐘楼も重要文化財で入母屋造本瓦葺。
元徳三年・元弘元年(1331)に焼失。
元徳四年・元弘二年(1332)に再建 。



榊原家墓所案内
榊原家墓所  榊原家墓所



鐘楼り近くの石垣の上には、
榊原家廟所があります。
榊原氏は前後二回にわたり、
姫路藩主となりますが、
榊原政房と政祐の墓塔がここにあります。
この廟所は榊原政岑により、
建立されましたが、
政岑は越後国高田藩へ転封の為、
墓はありません。




奥之院、開山堂方面



奥之院、開山堂方面は、
残念ながら時間がなく、
その方向に一礼にするのみで離れました。
開山堂も重要文化財で、
性空が没した寛弘四年(1007)、
性空の高弟・延照の創建。
現在の堂は寛文十一年(1671)の再建。
本尊・木造性空坐像も重要文化財
弘安九年(1286)に焼失しますが、
正応元年(1288)に慶快が再製作。
旧像像内にあった瑠璃壺に納められた、
性空の遺骨が焼け残ったので、
新像にあらためて納入されたそうです。



瑞光院



帰り道は摩尼殿下の参道で、
バス停まで戻りました。



鯉に餌をあげる


バスの時刻まで時間があったもので、
放生池で30円の鯉の餌を買い与えました。



バス車内  山上駅に到着
山上駅展望台


無事、復路のバスに乗り、
山上駅に到着しました。
山上駅展望台の景色が絶景。



ロープウェイで下界に戻る  支柱



ロープウェイで下界に戻ります。


姫路の街並み  上りのロープウェイとすれ違う



ロープウェイから見える、
姫路の街並みがとても美しい。
でも姫路城に陰になって見えません。


山麓駅に着く  書写山ロープウェイ山麓駅に到着




無事、書写山ロープウェイの、
山麓駅に到着しました。





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