2025年、ついに「Nintendo Switch 2(以下、Switch2)」が発売され、ゲームの販売形
式にも大きな変化が起きています。特に話題になっているのが、従来にはなかった物理
パッケージ形式である 「キーカード」。
Switch2でパッケージ版を購入しても 中身はゲームカードではなく、ライセンス情報
だけが記録されたカードが入っているケース が増えています。
この変化に対して、ユーザーからは次のような疑問が多く挙がっています。
そもそもキーカードって何?
ダウンロード版や従来のゲームカードとの違いは?
どれを買うのが一番お得?
将来はすべてキーカードになるの?
本記事では、これらの疑問にすべて答えつつ、Switch2のゲーム販売形式の変化をわか
りやすく解説します。
さらに、今後発売予定の「実際にカートリッジ入りで販売されるタイトル」一覧も紹介
します。購入時の参考として役立つ内容になっています。
- Switch2に登場した「キーカード」とは何か?
- パッケージ版とダウンロード版、キーカードとの違い
- なぜSwitch2ではキーカードが採用され始めたのか?
- Switch2で完全な物理カートリッジ版として発売されているタイトル
- キーカードのメリット
- キーカードのデメリット
- キーカード普及による中古市場への影響
- Switch2時代のゲームはどれを買うのが最適?販売形式の選び方
- 2026年以降の販売形式はどうなる?
- まとめ
Switch2に登場した「キーカード」とは何か?

Switch2の発売後、店舗で目にする機会が一気に増えたのが キーカード という新形式の
パッケージ版です。
キーカードは、従来のゲームカードとは異なり ゲーム本体データを一切含んでいないカ
ード型メディア です。カードにはゲームの起動権(=ライセンス)が登録されており、
初回起動時に本体へデータをダウンロードする必要があります。
つまり、パッケージで買っているにもかかわらず、その中にゲームデータそのものは入
っていません。
ここが従来の「ゲームカード」と決定的に異なる点です。
キーカードの特徴をまとめると
・カード本体にゲームデータは入っていない
・初回起動時にインターネット接続が必須
・ダウンロード後はオフラインで遊べる
・カードは起動キーの役割を持つ
紐づくのはアカウントではなくカード側なので売買や貸し借りが可能
つまり、ダウンロード版の簡便さと、パッケージ版の所有感・売買可能性を両立した中
間形式ということです。
パッケージ版とダウンロード版、キーカードとの違い
ここで、3つの販売形式をわかりやすく比較してみます。
| 形式 | データ保存場所 | インストール必要? | 売買 |
|---|---|---|---|
| パッケージ版(ゲームカード) | カートリッジ内 | 不要 | 可能 |
| キーカード | 本体にDL | 必須 | 可能 |
| ダウンロード版 | 本体にDL | 必須 | 不可 |
この表を見てわかる通り、キーカードは データは本体に保存するが、権利はカードを刺
すことで保持する仕組み となっています。
ではどれを選ぶべきかというのは人によるといえます。
・中古で売りたい・貸したい場合→ キーカード or ゲームカード
ネット環境が弱い、DL必須が嫌な場合→ ゲームカード
データ管理をすべて本体で完結させたい場合→ DL版
Switch2の時代では、「パッケージ=ゲームカード」とは限らないため、購入前の確認
が特に重要です。
なぜSwitch2ではキーカードが採用され始めたのか?
一番の理由は ゲーム容量の肥大化 です。
最新タイトルでは30GB以上の容量が珍しくなく、従来のSwitch用ゲームカードに収ま
り切らないケースが増えました。巨大なデータを収めるため、キーカードという形式が
Nintendo から導入されました。
加えて、DL専用にすると「貸し借りできない」というデメリットがあり、それを避ける
ためのメーカー側の妥協点という側面があります。
つまり、キーカードは 需要と技術の折衷案 とも言えるわけです。
Switch2ではキーカードの採用が急増している
発売初期のタイトルを見ると、サードパーティ(任天堂以外)作品の多くがキーカード
化しています。
もちろん、従来通り 完全データ入りのゲームカード版 が存在するソフトもあります。こ
こがややこしいポイントで、これからSwitch2用のパッケージ版を買う人は気をつける
必要があります。
今後パッケージ版はキーカード中心になる?
可能性は非常に高いと考えられます。
キーカード化が進む理由としては
1カートリッジ制作コストが高い
2ゲーム容量が増大している
3物理所有の需要は依然として存在する
4小売販売の仕組みを維持できる
ただし、すべてのゲームがキーカードになるとも限りません。
現に、セガなど一部メーカーは今後も 従来型のゲームカード版を提供する意思を表明
しています。メーカー方針により、方式は分かれていくでしょう。
Switch2で完全な物理カートリッジ版として発売されているタイトル
Switch2ではすでに、次のようなソフトが “ゲームデータ入りのカートリッジ版” として
販売されています。
・サイバーパンク 2077: Ultimate Edition
・龍の国 ルーンファクトリー
・ポケモンレジェンド Z-A
・ゼルダの伝説
・マリオカートワールド
・ドンキーコング バナンザ
・カービィのエアライダー
これらのソフトは初回からディスク(カートリッジ)だけで遊べる形式です。
キーカードのメリット
① データ保存は本体なのでロードが速い
Switch2は内部ストレージや高速SDカードへのインストールが前提になっているため、
ゲームカードよりもロードが速く遊べます。
物理カードであっても結局内部に保存する仕組みは、今後のゲームハードの標準になる
でしょう。
② 売買や貸し借りができる
ダウンロード版では一切できなかった 中古販売が引き続き可能 という点は大きな魅力
です。
特にSwitchシリーズでは家族・友人間の貸し借り文化が長く続いてきました。
キーカードがその利便性を継承しているのは大きな利点と言えます。
③ パッケージが手元に残る所有感
パッケージ派のユーザーにとって、ゲームをコレクションしていく体験は大きな楽しみ
のひとつ。
キーカードはそれを失わず、なおかつデジタルのメリットも享受できます。
キーカードのデメリット
もちろん、良い点ばかりではありません。
① 初回インストール時にネット環境が必須
Switch2本体にデータをダウンロードする必要があるため、ネット環境がなければそも
そも遊べません。
地方や旅行先でプレイしたい時、すぐ遊べないという声もあります。
② 容量を本体が消費する
キーカードはあくまでキーであって、データ保存は本体ストレージです。
容量が不足していれば、別のゲームを消す必要がある点はダウンロード版同様です。
③ 「買ってすぐ遊べない」問題
Switchの時代は、カートリッジを差せばそのまま遊べるのが魅力でした。
キーカードではその感覚が薄れ、「パッケージなのに結局ダウンロードか…」という印
象を受ける人も多いでしょう。
キーカード普及による中古市場への影響
今後さらにキーカードが主流になると予想されますが、同時に中古市場にも変化が起き
そうです。
メリット側の変化
中古市場で流通し続けるためパッケージ文化は継続される。
DL専用の世界では起こらなかった中古価格の調整が維持できる
デメリット側の変化
カードが動作する=ライセンスが残っている必要があり、故障や認証不良時のリス
クは残る
データ版と中古市場が混在することで相場はやや複雑化すると予想されます。
中古市場の消滅を避けるために採用されたとも言われており、その意味ではユーザーに
とっては有利とも言えるかもしれません。
Switch2時代のゲームはどれを買うのが最適?販売形式の選び方
Switch2ではゲームの買い方がこれまで以上に複雑化しています。
そこで、購入形式を迷っている人のために、用途別におすすめを整理します。
1 ネット環境が安定している人→ キーカード or DL版
どちらでも快適に遊べます。
2 中古市場や資産性を重視する人→ キーカードが最適
特に任天堂のタイトルは売却価格が落ちにくいため、パッケージの価値が高まります。
3 コレクションしたい人→ ゲームカード版がおすすめ
特に人気シリーズ(ゼルダ、マリオ、ポケモンなど)は今後も物理カードでの販売が続
く可能性が高いです。
4 とにかく手軽に遊びたい人→ ダウンロード版
刺し替えの手間がないもなく、セールを狙って安く買えるというメリットがあります。
Switch2対応ソフトの発売傾向と今後のトレンド
Switch2では、タイトルによって採用形式が分かれていきます。
任天堂タイトルは従来型を維持する可能性が高い
大容量を必要としない作品では、カートリッジ型が継続される可能性が高いです。
特に、スーパーマリオシリーズ、スプラトゥーン、ポケモン本編などはコレクター
需要の高いシリーズのため、物理パッケージ版は今後も残るでしょう。
逆にサードパーティはキーカード形式へシフトしていく?
サードパーティ作品は、
・大容量
・マルチプラットフォーム
・海外市場中心
という要素が強く、キーカードへの移行スピードが早いと予想されます。
2026年以降の販売形式はどうなる?
長期視点では、Switch2で採用が始まったキーカード方式は PS5のディスクレスモデル
やPCゲームストア文化と同じ方向性 を示しています。
つまりいずれはダウンロード化へのシフトを提唱しているものではあるが、
現段階では物理ソフト販売が根強く、徐々に変換を向けていきたいための
中間的措置としてキーカードというものを挟んできたという流れです。
まとめ
Switch2で登場したキーカードは、現状では物理販売形式の一つとして広がりつつある
段階ですが、まだ完全に置き換えが行われたわけではありません。
言い換えれば、Switch2は時代とユーザーの中間地点にあり、任天堂としてもまだ物理
パッケージを手放す段階には到達していないと言えます。
Switch2では「キーカード」「DL」「従来のカートリッジ」がしばらくは共存し
続ける傾向にあると考えられます。
ですので、Switch2のパッケージ版を買うときは、必ず「これはゲームカードなの
か?」「キーカードなのか?」を確認しましょう。
同じパッケージ形式でも、中身が全く違う時代に入ったということです。
特に中古市場で購入する人は、商品説明 形式 付属物を必ず確認しておきましょう。
Switch1時代は「パッケージ版とDL版の違い」だけで済んでいました。
ところがSwitch2では、その選択肢がさらに細分化しています。
しかし逆に言えば、それは ユーザーのニーズに合わせて最適な買い方が選べる時代 にな
ったということ。
「遊び方のスタイルに合わせた選択」ができる、柔軟なゲーム文化が始まってい
ます。Switch2を購入する際には、ぜひこの3つの形式の違いを理解した上で、
ゲーム選びをしていきましょう。








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