どうする ALS  

         59歳でALSと診断された。定年退職まで、あと8ヶ月の頃だった。 ALSとともに4年目に入った。 その間に呼吸器が付き、手足が動かなくなった。 これからどうするのか…  日々の感情や考えを綴っていきたい。

68話 流行語

2025年の新語・流行語大賞「二季」がノミネートされた。

日本の四季がなくなり、夏と冬の二極化になっている現状を表す言葉だ。

二季は誰が言い出したか、で話題になっている。
この言葉の意味的には、おそらく日本中で話されていると思う。


年配者の挨拶は、天気や気温から始まることが多い。
「暑おすなぁ、もう10月どすえ」
「急に寒むうなりましたな」
って感じで「秋は?」と言わんばかりの会話だ。

先輩が聞いた話だが、天気、気温から話が始まったら、
もう、おっさん、おばはんの域なんだって。


さて、夏と冬は光熱費のかかる季節だ。
私が自宅療養していることで、どの位のお金が掛かっているのか。
頭は正常なので、家計のことは気になる。


これから寒い時期を迎える。
湯たんぽで足を温め、布団や毛布を重ね着すれば寒さはしのげる。
冬は着込めば何とかなる。


今年の夏は暑かったらしいが、外に出ない私はそうでもなかった。
むしろ、足が冷たくて湯たんぽを使っていたくらいだ。

体感がおかしい。特に体の末梢部が寒い。
元々、クーラー嫌い、あまり使いたくない。

私の部屋だからといって、冷暖房を使わないわけにはいかない。
十分ではないまでも支援環境を考慮しなくてはいけない。


四季が二季になるのであれば、春と秋がいい。
けれども、夏と冬も捨てがたい。
やっぱり、日本人、四季を感じたい。


他のノミネートは。

まったく知らない言葉ばかりだ。
なんじゃそれ、意味が分からん。

毎日、午後7時のNHKニュースを観ているが、
それだけでは、世の中から取り残されてしまっている。

私なら、断トツで「古古古米」が大賞だ。
社会問題になり、老若男女が関心を持った言葉だ。



ところで、私が言い出した「オイカン」は、今年もノミネートされなかった。

なんじゃそれ、って。
追い浣腸のことです。(1度の浣腸では終わらず、複数回液を入れる処置)
排便に苦労しているんです。
寝たきり状態になれば、分かります。


私の周りでは、当たり前に使われる医療用語?だ。

なぜ、広まらないのか。
「浣腸愛好家」が少ないためか。

メジャーになるには、地道な拡散と「うん」が必要かもしれない。
どんなことで、バズるかわからない。
「うん」に恵まれたい。