部屋の窓から我が家の紅葉が見える。少し前までは、枝だけで寒々しかった。
4月中旬から一気に葉が開いた。「ぼうぼう」と表現できる程に暑苦しい。

植木屋さんに剪定に入ってもらった。
窓から作業の様子を眺められるが、職人からも私の様子が見える。
ブラインドを下ろし、「チョキンチョキン」心地よい鋏の音に耳を傾け聞き入る。
この紅葉とは30年の近い付き合いだ。
春になると一気に葉が芽吹く。夏の暑さに耐えて、晩秋には真っ赤に色づき、僅かのあいだ人目を楽しませる。
そして、さり気なく散っていく。
枝だけになった紅葉は、冬の寒さを耐え忍び、また春には新たな枝を伸ばし復活する。
毎年、何とも思わなかったが、凄いことだ。
紅葉の如く、ALSでも、また復活できる日が来て欲しい。
進行の抑制より、元の身体に戻せる治療の開発を望んでいる。
医学の進歩を切に願う。
