ひつじの説明書。

ーヘルス・本・イギリスのいろいろを発信ー

病気がありながらも、モチベを保つ。


私はSLEという病気を患っていますが、治療する薬の中にはモチベーションを大幅に下げる薬もあります。

 

その代表格は「ステロイド」。

 

ステロイドの副作用には、落ち込みや精神症状が出ることもあり、通常ならそこまで反応しないことでも、ステロイドを飲んでいる間は一つ一つの感情が過剰に出てしまい、怒ったら100%感情がおさえられず、落ち込み始めたらとことん自分を痛み付けます。

 

そんな感じなので、なかなかモチベーションを保つのは難しく、何か始めるにしても落ち込みが邪魔して、たった一歩が前に出ず、ただただ時間がたってしまいました。

 

そんななか、出会ったのが「セルフコーチング」

私にはとても合っていたようで、自分と向き合う時間を取れるようになり、病気になる以前よりも自分のことを知れるようになりました。

 

セルフコーチングとは、自分のなかにコーチを持つこと。

自分にさまざまな問いかけして目標を設定して、そこから小さなマイルストーンを作っていく。学べば学ぶほど、今まで自分と向き合っていなかったのが浮き彫りになっていきました。

 

セルフコーチングのいいところは、頭で思っていたことを言語化することで、自分の考えに気付けること。また目標を設定して、そこまでに至るまでのリソースやエネルギー源などもくわしく分析していくので、モヤモヤしていたモノが少しずつ現実化していき、病気発症のときにもう一生不可能だろうなと思っていたことも、着実に可能と思えるようになっていきました。

 

セルフコーチングの流れとしては、WISDOMがおすすめ。

 

Will(志をたてる)

目標を立てる。

強い意志を持つには「なぜこの目標に取り組むのか」という意味付けが必要。

 

Image(成功のイメージを描く)

五感を使って、成功した時のイメージを鮮明に想像する

 

Source(エネルギー源を探す)

自分の今までの成功体験を振り返り、勝ち癖を探す

 

Drive Map(成功までの地図を描く)

現状を把握し、どのような経路で行くか検討する

 

Operation(行動に移す)

目標をいつまでに達成するか決める

そこに至るまでの小さな目標を設定し、スケジュールへ具体的に落とし込む

 

Maintainance(習慣化への努力)

サポート環境を準備する

ご褒美を用意する

 

それぞれの場面で効果的な質問をしていきます。

 

実現したいことは何ですか?

もっと具体的には?

自分の強みは何ですか?

ほかには?

などなど…

 

私の提供しているヘルスコーチングでも、クライアントさんにセルフコーチングをすすめています。難病の方は自分を責めてしまったり、前に進めなかったりする方が多いので、自分と向き合えるセルフコーチングを学んでおけば、ある程度は自分で前に進む原動力を作り出せるかなとおもって取り入れています。

 

しかし、セルフコーチングにも弱点があり、ときには客観的な視点が必要だったり、自分の範囲外の知識が必要なこともあります。そんなときは、ほかの人やコーチに頼ってほしいなとおもっています。

 

私も日々セルフコーチングしながら行動するようになり、今まで整備されていなかった道が整備されるようになり、精神的にかなり楽になった気がします。

以前は過去ばかり後悔していましたが、前を向いて次自分がすべきことが明確になり、行動のすべてに意味を感じるようになりました。

 

病気と上手く付き合っていくスキルとして、効果的だなとおもうスキルのひとつです!

 

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元看護師+IIN認定ヘルスコーチのMaiです。

持病持ちさんの無料コーチングしています!

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持病持ちさんに寄り添うヘルスコーチ


久しぶりの投稿になります。

仕事の方が少し忙しく、さぼっていました。

 

もうすぐ6月になりますが、私もヘルスコーチを始めて1年ほどになります。

ヘルスコーチを始める時は、個人事業主としてやっていけるだろうかと不安がいっぱいで、看護師以外のスキルがないまま、探り探り始めました。

 

途中初めてのSLE再燃を経験して、「もうやりたくない!」とおもって、仕事から離れていましたが、ふとした瞬間にこれはクライアントさんの役に立つかも、とか考えている自分に気付き、いつのまにかまたヘルスコーチの準備を始めていました。

 

昔から諦めるのが早い!とさんざん言われ、ひとつのことを続けるのが苦手でしたが、ヘルスコーチに関しては辛いことがあって一回凹んでも、なぜかまたそこに戻りたいとおもってしまいます。

 

やっぱり人の役に立ったり、助けたりするのが、性に合っているんだろうなとおもいます。

 

自分が入院していたときも、退院したら何しようかといろいろ考えていました。

看護師として、自分の理想的なアプローチをしたい。

病院やクリニックで決まった対応、ほんの少しの会話だけでは、なんだか物足りないと感じていました。

 

今のヘルスコーチという形で持病のある方と関わるのは、まだ未完成ではありますが、その人の人生に少し触れているような気がして、もっと深く関われているような気がして気に入っています。

 

自分が難病を持っている分、患者さんに寄り添ったサポートができると思い、「持病持ちさんに寄り添うヘルスコーチ」という肩書を付けました。

 

その肩書のとおりの人間になれるよう、一人ひとりに向き合っていけたらなとおもいます。

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5月10日。この病気をもっと知ってほしい。


今日5月10日は、「世界ループスデー」。

ループス(Lupus)とは、全身性エリテマトーデスという疾患のこと。

自分を本来守るはずの免疫が、自分の細胞や組織を攻撃する病気です。

 

症状は関節痛・筋肉痛・蝶形紅斑(頬にちょうちょのような形の紅斑ができる)・湿疹・発熱・倦怠感・脳や腎臓への障害など、全身のさまざまな箇所にでます。

 

外から見たらなんとなく見えることから、周囲から「ほんとうに病気なの~?」と思われることも多く、なかなか理解を得られない病気のひとつでもあります。

 

若い女性に発症することが多く、分かっている範囲では日本で約6万人。

受診していない方などを含めると10万人以上いるのではないかと推測されています。

 

意外と公表していないだけで、案外周りにはいるかもしれません。

私は病気になってから意識し始めたのですが、病気を公表したら「私の親戚にもいるよ~。」とか「元カノがそうだった。」とか、案外知っている方が多かったです。

 

でも、まだまだ知らない人の方が多く、伝えたときに携帯で調べてくれて、こういうことに気を付ければいいんだねとか言ってくれる方を見ると、すごく嬉しくなります。

 

以前は病気のことを伝えるのが怖かったですが、ヘルスコーチになってから発信することが社会の理解につながるということが分かってきました。

 

インスタのフォロワーさんの中では、友だちがSLEになってしまって手助けしたいんですけど、どういうことをしてあげたらいいですか?と尋ねてくる方もいらっしゃいました。知ろうとしてくれる姿勢だけでもすごく嬉しかったです。

 

ほんの少しでいいんだとおもいます。

こういう病気があるってことを知ってほしい。

そして社会の中で少し意識してもらえるだけで、病気の方たちは生きやすくなるんだと思います。

 

最近ではヘルプマークなども普及してきて、少しずつですが認知が広まってきました。

見た目からでは分からない疾患を持つ方にとっては、席を譲ってもらったり、少し声をかけてもらったりという行動がとてもありがたいです。

 

わたしも微力ではありますが、ヘルスコーチの活動を通して、少しでも記憶のどこかにこんな病気があるんだよととどめてもらえるように、発信し続けていこうと思いました。

 

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期待しすぎない方が生きやすい。

 

 


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お題「思い切ってやめてみた事」

 

 

病気になってから、病気以前よりももっと暮らしやすく、生きやすくしたいと思うようになりました。

食事や運動、ライフスタイルなど、いろいろと変化を加えて、よりよくしようと改善中です。

 

そのなかで、これよかった!とおもったことが「人に期待しすぎるのをやめたこと」。

これだけ聞くと、めっちゃ冷たい人じゃん。っておもわれるかもしれません。

でも、これをやめたことで、人間関係における悩みがすっきりなくなりました。

 

大体人間関係の悩みでトラブルになったりするとき、相手が自分の理想とは違った行動をとったときが多い気がします。

たとえば、彼氏のメールが全然来ないとか、やさしくないとか。

上司が厳しい言葉を浴びせてくるとか、店のサービスがわるいとか。

 

わたしは以前、人に期待しすぎてがっかりすることがたくさんありました。

そのたびに自分の怒りや悔しさなどの感情との葛藤があり、いつまでも負の感情を抱えることが多々あり…

 

そういった経験から、人に期待するのをやめてみようとおもうことにしました。

最初からハードルを高く設定しているから、いけないんだと。

人へのこうあるべきだという理想を持たずに、フラットに物事を見るようになったら、人間関係の悩みや心配事がめっきり減りました。

 

自分にきつく当たられたら、まぁこんな人もいるよね。

良く接してくれる人だったら、ラッキー。

 

理想を作らなければ自分の予想の範囲内なので、なにか嫌なことをされても感情を荒くすることなく、冷静に対応できるようになりました。

 

もしかしたら自分を守るための防衛策かもしれませんが、期待しすぎないことで、とても心が楽になったので、この考え方は気に入っています。

 

人を変えることは難しいですが、自分の考え方を変えることで、楽に生きることはできます。

自分がもっと生きやすくなるよう、考え方を変えていきたいですね。

 

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難病SLE・妊娠までの道のり


昨日久しぶりに婦人科へ行く機会がありました。

結婚して6年目、SLEになってからも6年目ということで、いろいろ妊娠する?しない?ということについても先生と話し合ってきました。

SLEの治療でエンドキサンやセルセプトなど、妊娠に影響のある強い薬を使ってきたので、妊娠に関しては正直できるのか分からない…

でももう35歳ということで、できることはやってみてダメだったらしょうがないよね、といった気持ちで期待しすぎない方針ですすめています。

 

そして、妊娠の前にまず考えなければいけないのが「子宮筋腫」問題。

私の家計は代々子宮筋腫をみんな持っていて、案の定わたしも。

イギリスに来てからすくすく育ってきて、いまではズボンがきつくなるほどお腹がふくれてしまいました。

こんだけ育てば手術だろうと、昨日は婦人科へ診てもらいに行きました。

 

先生と話し合った結果、やっぱり手術になりそうですね。

手術をするにしても免疫抑制剤とか飲んでるし、いろいろハードルはありそう。

それにしても、妊娠するまでの道のりが長い…

諦めた方が楽なのかもしれないけど、まだ妊娠できる年齢だしなぁ。

 

自分が苦痛に思わない程度に手元にあるできることをやっていって、それでできなかったらきっとそういう人生なんだろう。

こればかりは授かりものだから、来ないということは子供がいなくても楽しくやれる人生になるんだろう。

 

この妊娠ジャーニーもわたしの人生にまた学びをくれそうな予感です。

気負わずに流れに身を任せて、赤ちゃんが来てくれるのを待ちたいとおもいます。

スクリーンから離れたい…


ある日、起きてから眠るまでのほとんどを、スクリーンを見ていることに気が付きました。

朝起きてからスマホで天気やニュースをチェックして、仕事はパソコン、夜はテレビ、料理を作る時までスマホでレシピをチェックしている毎日。

昔はもっと周りを見ていたのではないかと、ふと思うけれど、仕事がオンライン上にある以上、どうしてもスクリーンから目を話す時間が少なくなります。

 

どうにかして、スクリーンから目を話したいとおもい、最近ペンをとってデジタルから距離を置くように心がけるようになりました。

そのきっかけとなったのが、隣の人からもらった数独ドリル。

隣のおばあちゃんが難しくてできないと2冊ほどもらったのですが、久々にやってみたら意外とハマってしまいました。

いまでは夜寝るまにそれをやらないと眠れないほど、毎日のルーティンの一部となっています。

 

そこから、今度は絵を鉛筆と色鉛筆で描くようになりました。

小さいときは絵を毎日何枚も描いていたので、久々にやってみたら案外すんなりハマってしまいました。

 

こんなことをしていると、脳がすっきりするというか、ちょっと瞑想状態になるのか、いつもとは違う脳の使い方をしている感じで、心地よい感じがしました。

いまなんでもオンライン上でできてしまうので、とっても便利。

でもオンライン上は情報が多すぎて、ときには疲れてしまうことも。

 

たまにはペンを走らせたり、手を動かして、アナログのことをしてみるのもいいかも。

手間かもしれませんが、マインドフルな時間を作れていて、心の健康にもいいなぁと感じました。

 

最近では子供の時にハマっていたことを、もう一度始めてみたいとおもっています。

ピアノ・習字・絵・キャンプ・天体観測など。

大人になってからやることはなかったですが、いまもう一度始めようとおもったらけっこうワクワクしています。

大人だと財力があるので、よりクオリティ高く楽しめそう…

 

子供のときのワクワク感、何歳になっても持っていたいとおもいます。

不思議な巡りあわせ


先月スコットランド旅行に行ったのが、本当に昔のように感じます。

時が過ぎるのは早いですね。

一緒に行ったのは、高校の時のハンドボール部で仲良くなった友人でした。

まさか20年も連絡を取り合っているとは…

でもずっと連絡を取り合っていたわけではありません。

 

大学時代、社会人になりたてのときは、お互い忙しく、もうこのまま連絡をとらないのではないかとおもっていました。

でも、わたしがSLEで入院したときに連絡をくれたのがその友人でした。

正直驚きました。

全然連絡もしてないし、会ってもいなかったのに、そのタイミングで連絡してくるなんて‥‥

 

うーん、久しぶりだし重い話をしてもなぁと思ったのですが、友人が突っ込んで聞いてきたので、「いやぁ今入院してて…」といったら、すぐに駆け付けてくれました。

久しぶりの再会がパジャマで、病院でといったシチュエーション。

理想的ではありませんでしたが、そのとき真剣に話を聞いてくれた友人には感謝しています。

 

そのときに友人がくれたプレゼントが、世界中の絶景が載っている写真集。

すごく嬉しくて、入院中何度も読み返していきたいところに付箋を貼っていました。

元気になったらここに行くんだとおもって、ふとおもいだしたときによく見ていました。

しかし、イギリスに引っ越した際にその本は奥の方にしまってしまい、しばらく見る機会はありませんでした。

 

そして、先日友人がたまたま転職の有休消化でイギリスにくることに…

ほとんどの人は行きたいと言っても実際実現することは少ないとおもっていたのに、友人は有言実行をしてきました。

ほんと彼女の行動力には、驚かされます。

 

最初は友人がわたしの家に数日滞在し、友人だけロンドン旅行に行く予定でした。

しかし、友人がエディンバラの写真を見て、エディンバラに行きたいと言い始めたため、ロンドンをやめてエディンバラへ一緒に旅行しに行くことに。

ブログでも紹介しましたが、ほんとうに楽しい女子旅となりました。

 

そして友人が帰った後、ふと彼女からもらった「世界の絶景集」を見つけました。

パラパラ~ッとみて行ったら、エディンバラの写真がそこに。

まさかのわたしたちが撮影した写真と同じアングルで写っていました。

写真集のエディンバラ



実際の写真

この写真集をもらったときは、ほんとうに人生のどん底のとき。

まさか6年後にこの写真をくれた友人と、写真集に載っている絶景の場所に行くとは。

とても感慨深いものがありました。

 

わたしたちは、宮城県の田舎の学校で出会って、海外なんて憧れでしかなかった高校時代。

一緒に行こうねなんて約束すらしていなかったのに、なにかの巡りあわせでエディンバラに行くことになったんではないか、と思わざるを得ませんでした。

 

ここまで回復して、絶景を大好きな友人と一緒に見られたこと。

幸せな瞬間って、こういうことをいうんだなと感じました。

そうおもったと同時に、生きているうちにもっときれいな景色をみておきたいとおもいました。

 

いやぁ、まだまだ死ねないなぁ。

やりたいことがたくさんあります。

 

会いたい人、行きたい場所、やりたいこと、

タイミングを逃したくないなぁとおもいました。

 

直感で浮かんできたアイデアは、言い訳を探さずに、

実行しようと考えるようになりました。

 

直感で行動してくれた友人には感謝しています。

できるときに、できることを、していきたいですね。