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〈2025 食通が惚れた店〉
前年に引き続きインバウンド需要は高まりましたが、飲食業界も物価高騰の波に押され、それでも負けずに踏ん張った大荒れの1年でした。
そんな2025年に、グルメ情報を熟知した有識者が惚れ込んだお店や料理についてアンケートを実施。「最も印象に残った店」「3,000円以下のお手軽グルメ」をうかがいました。
今回は町中華専門家の曾 茂(そう しげる)さんにお答えいただきます。
教えてくれた人

曾 茂(そう しげる)
「肉汁水餃子 餃包 六本木交差点」を経営する株式会社アールキューブ代表。幼い頃から両親が町中華を営んでおり、これまで訪れた町中華は1,000店以上。日本テレビ『行列のできる相談所』に町中華専門家として出演。30万人超えのYouTubeチャンネル『Gyoza Quest 毎日餃子TV』で全国の飲食店を紹介。
2025年のベストレストラン
Q. 2025年、最も印象に残った飲食店とイチ押しのメニューを教えてください
A. 「娘々 北浦和店」の「スタミナラーメン」です


曾 茂さん
“復活”の一杯。先代が引退し、惜しまれつつも閉店してしまった「娘々」。そのシャッターが降りたままの光景に多くのファンが打ちひしがれていました。希望の灯火をともしてくれたのは、姉妹店である「漫々亭」の店主とその娘さん。二人が跡を継ぐ形で、2025年1月に営業再開。当時の料理人も厨房に残っており、人気メニューの「炒飯」はそのままの味で帰ってきました。一方、名物の「スタミナラーメン」は漫々亭の店主の味に変化。その味わいは「新しい北浦和の名物」になる予感を秘めています。町中華はただの食事ではなく、記憶であり、人のつながりであり、地域の文化そのものです。埼玉のソウルフードが再び湯気を立てている。それだけで十分なんです。







