【カレーおじさん\(^o^)/の今月のカレーとスパイス】2025年11月を振り返る

すっかり寒くなってきました。インフルエンザの流行も早く、免疫力をしっかりとつけていきたい時期。免疫力を高めるにはバランス良くしっかりと食べてしっかりと寝ることが大事。カレーは肉も野菜も薬膳も兼ねた健康食。こんな時期にこそおすすめです。そんな11月もさまざまなカレーをご紹介しました。

  1. 神奈川関内の人気南インド料理店が激戦区神田にオープン
  2. 惜しまれつつ閉店した秋葉原の老舗が東新宿に続きゴールデン街にも
  3. カレー激戦区・下北沢で人気だったスパイス料理のお店が六本木へ移転
  4. 名古屋で僕が一番好きだったお店が名前を変えて渋谷区富ヶ谷へ移転

姉妹店が増えたり移転したりと、おいしいカレーやスパイス料理を食べられる機会が増えるのはうれしいこと。特に最終週でお知らせしたお店は僕が待ちに待ったお店であり、今年一番うれしかったカレーかもしれません。要チェックです!

【第1週のカレーとスパイス】遂にカレー厳選区にやってきた! 横浜の百名店が南インドレストランを神田エリアにオープン「BODHISENA」

2025年10月1日にオープンした「BODHISENA」

食べログ アジア・エスニック EAST 百名店」にも輝いた神奈川・関内の人気店「南インド料理店 ボーディセナ」が、都内のカレー激戦区神田エリアに2025年10月1日、姉妹店である「BODHISENA」をオープンしました。

店内はスタイリッシュな雰囲気

関内のお店はヴィンテージ感ある非常におしゃれな雰囲気なのですが、神田のお店は無機質でシンプル。ベクトルこそ違うもののやはり洗練されたおしゃれな雰囲気となっています。

「オニオンチーズドーサ」

まずは「オニオンチーズドーサ」(ハーフ)1,100円からスタート。前菜に程よいサイズ感のドーサ(南インドの甘くないクレープ)はパリッとした食感が印象的。チーズとオニオンの量も引き算のバランス感。これにサンバル(南インドの野菜カレー)をかけて食べると程よい塩梅となります。

「ボーディセナミールス」

看板メニューの「ボーディセナミールス」2,300円はサンバル、ラッサム、ポリヤル(野菜をココナッツやスパイスで炒めたもの)といったミールス定番のアイテムに日替わりのカレーがつく形。この日はチキンカレーとブリのカレー、ドライなタイプの海老カレーでした。

ラッサムはトマトの風味が強く印象的。チキンもブリもわかりやすいテイスト。特に鰤は魚のうまみがグレイビーに行き渡っていて良いです。海老は食感も良く、サンバルやラッサムと混ぜるとそれぞれのおいしさが増す設計。

ご飯はおかわり自由なのがうれしい!

ご飯はおかわり自由。小さめサイズのプーリ(南インドの揚げパン)が2つつくので食べ応えは十分。

「ビリヤニミールス」

ライスがビリヤニになった「ビリヤニミールス」2,500円という豪華なミールスもあります。ビリヤニは日替わりですがこの日のビリヤニはマトンでした。さらに食べ応えが得られます。

白米とビリヤニでの食べ比べも楽しみたい

シェフは関内本店にもいた方がこちらに移ってきた形。関内の味そのままというよりは、こちらのシェフの個性を出しているように感じました。

神田エリアは先述したようにカレー激戦区ではあるのですが南インド料理はまだまだ少数派。と言っても近年着実にその数を増やしてきており、神田エリアにも南インド料理ファンが増えていることがわかります。

最寄駅は小川町駅ですが大手町駅からも徒歩圏内。神田駅含めてどの駅からも少し離れてはいるのですが、どこからもアクセスできるとも言える場所。少し足を延ばしてその味を確かめに行ってみてください。

【第2週のカレーとスパイス】名店「ベンガル」仕込みのチキンカレーを新宿ゴールデン街で。昼営業のみの注目店がオープン
「カレー専門店 B ゴールデン街店」

秋葉原の名店として長年カレー好きに愛された「ベンガル」。昨年惜しまれつつ閉店したものの、今年「カレー専門店 B」に店名を変えて東新宿で復活を遂げことは本連載でもお知らせしました。

その際に近々ゴールデン街でもお店がスタートする予定と書いたとおり、2025年10月31日、新宿ゴールデン街に姉妹店がオープンしました。

2025年10月31日オープンを迎えた「カレー専門店 B ゴールデン街店」

場所は遊歩道からゴールデン街へ入ってすぐ。以前「東京コロンボ」があった場所と言えばカレーファンにはわかりやすいでしょうか。

営業は昼のみ

夜はバーなので昼のみの営業。間借りというわけではなく、こちらの店舗のオーナーが東新宿の本店の立ち上げにも深く関わった方で、空いている昼の時間を使ってゴールデン街でもカレー専門店Bのカレーを出そうということで営業するに至ったそうです。

メニューは「チキンカレー」一本勝負

カウンターのみの小さなお店ということもあり、メニューは「チキンカレー」1,400円のみ。

「チキンカレー」(ご飯少なめ)

程よくスパイシーでほのかにビターな通好みのテイストはまさに秋葉原ベンガルのカレー。チキンも大きめにカットしたものが存在感ある十分な量。

大きめカットのチキンがうれしい

卓上には福神漬け、玉ねぎのアチャール、ハラペーニョがあるのも東新宿の本店同様。

写真左から、ハラペーニョ、玉ねぎのアチャール、福神漬け

通常はライス220gほどの十分な量ですが今回はご飯少なめでオーダー。それでも満足度は高いです。

東新宿の本店で仕込んだカレーを毎日直送!

変わらぬおいしさでしたが、それもそのはず。東新宿の本店で仕込んだものを毎朝直送しているそうです。

ゴールデン街と言えばかつては間借りカレー店が多く集まり、間借りカレーの聖地として知られた場所ですが、コロナ禍により全店舗営業停止となったのをきっかけに間借りしていたカレー店は各地へ移転。その後コロナ禍が落ち着いた後には間借りカレー店は姿を消し、元々カレーを提供しているお店が少しあるだけとなっています。

オーナーは「ゴールデン街でカレーが盛り上がっていた頃を思い出して、またやってみようかなと思ったんです」と。

新宿ゴールデン街カレーの熱気が復活しますように

現在のゴールデン街は海外からの観光客も増え、日本のカレーのおいしさを知らしめるためにもまたカレーで盛り上がってほしいと個人的にも思っているのですが、今回カレー専門店Bが開店したのはゴールデン街カレーが再燃するきっかけともなり得ること。

東新宿のお店よりも繁華街に近く、人も多いゴールデン街で、老舗ベンガルの復活に気づいてくれる方が増えてくれたらと思います。