〈New Open News〉
毎日、たくさんの新しいお店が登録されている「食べログ」。そんな「食べログ」のデータベースの中でも、オープン早々、高い評価の口コミがあったり、多くの「保存」をされたりしている『注目のお店』を食いしん坊ライターが紹介します。早くもお店に訪問した食べログレビュアーのコメントも掲載!
CLOVE CAFE&BAKERY、CLOVE DINING ROOM(東京・表参道)

2025年1月、表参道駅から徒歩1分ほどの場所に、厳選した茶葉を使った香り高いドリンクと、こだわりのおいしいパンを楽しめる「CLOVE CAFE&BAKERY」と、カジュアルなビストロ「CLOVE DINING ROOM」がオープンしました。こちらは麻布十番で人気を呼んでいる、無添加にこだわったベーカリーカフェ「d’une rarete」の系列店です。「d’une rarete」はもともと表参道に本店がありましたが、昨年12月に閉店。また、表参道で「d’une rarete」のパンが食べられるようになるのはうれしいニュースです。店名「CLOVE」の由来が日本に初めて降り立った東インド会社の船の名前で(諸説あり)、そこからお店自体にストーリーを持たせるべく、フロアごとに雰囲気を変えようと考えたそう。現在の物件は、地下1階、1階、2階とフロアが分かれていて「CLOVE」にピッタリだと思い、出店したとのことです。

1階は船旅に出る港町の活気あふれるカフェをイメージし、地下1階は船旅中に船内での憩いの場になるような温かい雰囲気の家具を配置。仲間と集まって気軽に息抜きしたり、自分の時間に浸ったりすることもできる、居心地のいい場所を目指しています。隠れ家のようなカフェスペースには、おしゃれなソファー席やテーブル席があり、客席は全31席。購入したパンとドリンクをくつろいで味わえます。

「CLOVE CAFE&BAKERY」の看板商品「ながーいクロワッサン」600円は、「CLOVE」のために開発された商品。1階商品コンセプトとして、これから行く船旅に向けて食べておきたい特別なものです。みんなが好きなクロワッサン生地をながーくし、おいしさをたくさん味わえるようにと開発。中は和三蜜糖を使った特製カスタードクリームとフランス産チョコレートですが、1本食べてももたれないようにバターの量など調整を重ねて作っています。店内ではリベイクして、焼き立てのおいしさをそのまま楽しめます。

また、ショーケースには「d’une rarete」の人気商品でサクサク食感の四角いクロワッサン「ラルテ」300円や、上品な甘みのこし餡をふんわりとした生地で包んだ「極上あんぱん」330円なども並びます。
東インドの紅茶を惜しみなく使用しているドリンク「チャイラテ」760円もおすすめで、日本仕様にチャイスパイスを作ってもらったそう。

一方「CLOVE DINING ROOM」はカウンター席のテーブルの色をあえて落ち着いたウッドにし、照明にもこだわった落ち着きのある空間。高級感漂う店内には、カウンター席や広々としたソファー席があり、ゆったりと食事の時間を過ごせます。

ランチの時間の「パン屋さんのハンバーガー」1,400円は、パンからこだわって作った商品。ハンバーガーに使用するパンは大きさや形など、試作を重ねて味の調整をし作り上げています。一番人気で売り切れてしまう日もあるのだとか。

ディナータイムには、まるで旅先で出会うような、多彩で個性豊かな創作料理を用意。魚介のうまみが詰まった「特製アクアパッツァ」2,400円や、じっくりと煮込まれた軟らかくてコクのある「牛タンのホロホロ赤ワイン煮込み」3,300円など、見た目も美しく、おいしい料理をアラカルトで提供します。

ドリンクは東インド会社の選りすぐりの紅茶メニューが魅力。オリジナリティあふれる多彩なメニューに合わせて、こだわりのナチュラルワインなども豊富に取りそろえています。カフェ利用やデート、友人との食事など、さまざまなシーンで過ごせる「CLOVE」。知っていると重宝する、素敵な新店です。
食べログレビュアーのコメント

『麻布十番に移転した「d’une rarete」さんのパンと、
「EAST INDIA COMPANY」さんの紅茶が楽しめるお店。
1階はショップ、
2階はビストロ、
B1階はカフェスペースになっています。
ラルテ ¥300、
ながーいクロワッサン¥600、
チャイラテ ¥760をお願いしました。
ラルテは、
パリパリ、サクサクで、
スペシャリテに相応しい美味しさ♪
ながーいクロワッサンは、
周りはカリカリパリパリなクロワッサン生地で、
中に和三蜜糖を使用したカスタードクリームと、
フランス産チョコがたっぷりと。
あっさりした甘さです。
チャイラテは、
程よいスパイス感で美味しい♪』(みるみんくさん)

『お願いしたのは、クラムチャウダーのブレッドボール、
いろいろな紅茶から、粋な名前のロイヤルフラッシュを。
【メイン】
「クラムチャウダーのブレッドボール」
ミドルサイズ(お茶碗サイズ)のサワーブレッド(ブール)の中をくり抜いて、中に、浅蜊と野菜の旨味たっぷりのクラムチャウダーを入れてグリュエールチーズで蓋をして、こんがりと焼いて。
パンの中で旨味が凝縮したクラムチャウダーをパンと一緒にいただくグラタンにも似た熱々の一品
ガルニには、胡瓜、赤パプリカ、茗荷のピクルス、キャロットラペ、グリーンサラダ。ドレッシングも美味しい。
サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフの名物、懐かしくなりました。
【飲み物】
「ロイヤルフラッシュ」
スッキリとした上品な香りが魅力の紅茶です。
調べてみると、
エリザベス2世女王陛下のダイヤモンドジュビリー(在位60周年)を記念したティー。
女王陛下ゆかりのセイロンのヌワラ・エリヤ農園の茶樹からつくられています。
1階で、イギリスのナショナルフラッグのデザインの缶で販売していました』(parisjunkoさん)
※価格は税込。