+ Dream Lens !!!
以前から持っていた物を含めて、現在は12, 16, 21, 28, 35, 50mmを使っているので、順当に考えたら次は望遠系が欲しいところ。急ぐ理由もないので、 少しずつ勉強しながら次のレンズを探しています。少し前なら、適当な金額の75mmや90mmあたりを画角だけて選択して入手しているところですが...、知れば知るほど、つい欲が出て「どうせ買うなら」という気持が沸き上ってきます。(でも、無駄使いは出来ませんから慎重に事を運びます。)
そして、連夜のeBay + ヤフオク探索で妄想の世界に浸っていたある夜、とてもキレイな大口径50mmレンズに出会ってしまいました。そのレンズとは、あこがれの CANON TV LENS 50mm 1:0.95!
本来50mmは中望遠の範疇ではないですが、M8と50mmの組合せ(フィルム換算で約66.5mmの画角)がとても感覚に馴染んでいたこともあり、最も気になっていた1本です。
NOCTILUX 50mmF1はあまりにも有名なハイスピードレンズですが、それより明るい0.95!なんとスペック的には世界一です!(その差、わずか 0.05 ですけど...)そして昨今の中古ノクチルックス相場の1/5〜1/4のお値段!さらにTV!(違いが分りません...)オリジナルはライカマウントではないのでM8への装着は不可ですが、それは既にMマウントに改造済み。んー、好条件。
これはご縁かな...と、ダメもとで入札したら意外にも競らずに落札出来てしまいました!
そんなこんなでこのレンズ、40年以上(たぶん)の海外生活の末、遥々ベルギーから凱旋帰国を果たしましたー。んー、ドッシリ。

発売開始は1961年8月。生産終了は1964年。その後、現在までF0.95より明るい写真用レンズは市販されていません。光学技術が進歩した現在でもそれ以上に明るいレンズが存在しないということは、たぶんF値1:1以上の明るさは必要無いんだと思います(勝手な思い込みです)。そんな馬鹿げた(尊敬の念です)ことを大マジメに取り組んでたキャノンの姿勢もグゥ〜じゃないですか!
(僕の調査では、シネ用のアンジェニュー0.95/50mmをベースにライカマウント改造したレンズがあるようですが、めちゃレアです。)

でも、F0.95で撮影した写真はFlickrにも盛んに投稿されていて、どれも大変魅力的です。グループ名も「Canon 50mm f/0.95 "Dream Lens"」と題され、世界中に熱烈なファンが居るようです。楽しい!

正式なレンズの素性はキヤノンカメラミュージアムでご覧下さい。


