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採用担当が語る|退職理由の答え方と絶対に言ってはいけないNGワード【面接で落ちない伝え方】


「退職理由、どう答えればいいの?」

「短期離職の理由を正直に言っていいの?」

「人間関係や残業が理由だと、面接で落ちる?」

転職面接で必ず聞かれる「退職理由」。この質問で、多くの人が悩んでいます。

私は、IT企業の採用担当として年間100人以上のエンジニアと面接してきました。その中で、退職理由の答え方一つで、合否が決まるケースを数多く見てきました。

この記事では、採用担当者の本音として、退職理由の正しい答え方、絶対に言ってはいけないNGワード、短期離職やネガティブな理由の伝え方を包み隠さず語ります。

目次

  1. 採用担当が退職理由で見ているポイント
    2. 面接官が納得する退職理由の3つの法則
    3. 絶対に言ってはいけないNGワード集
    4. ネガティブな理由をポジティブに変換する方法
    5. 短期離職(1年未満)の退職理由の答え方
    6. 退職理由の模範解答【職種別・ケース別】
    7. まとめ

1. 採用担当が退職理由で見ているポイント

採用担当が知りたいのは「この人は長く働いてくれるか?」

面接で退職理由を聞く理由は、シンプルです。

採用担当が知りたいこと:

  • ✅ この人は、またすぐに辞めないか?
  • ✅ 同じ理由で、うちの会社も辞めないか?
  • ✅ 前向きに転職を考えているか?
  • ✅ 課題解決能力があるか?

→ 退職理由から、「この人の考え方・行動パターン」を見ています。

「納得できる退職理由」と「アウトな退職理由」の違い

採用担当が「納得できた」退職理由:

基本的に、以下の流れがあると納得できます。

1. やりたいことがある、なりたい自分がある
2. 現職で可能な限り状況を変えようと挑戦した
3. 良い悪いではなく、相性として確かに弊社であればそれが叶う可能性がある

→ この流れがあれば、どんな退職理由でも納得できます。

採用担当が「アウト」だと思う退職理由:

  • ⚠️ 何かを実現したいわけではなく、うまくいかないから辞めた
  • ⚠️ 現職の不平不満を言うだけ
  • ⚠️ 自分で状況を変える努力をしていない

→ こういう人は、転職後も同じことを不満に思うことが多いので、うまくいきません。



2. 面接官が納得する退職理由の3つの法則

法則①:「やりたいこと」が明確である

退職理由を答える前に、「やりたいこと」を明確にしましょう。

NG例:

今の会社が合わなくて、辞めたいと思いました。

OK例:

私は、もっと自由に動きたい、チャレンジしたいと考えています。現職では、古い文化があり、新しいことに挑戦しにくい環境です。御社であれば、◯◯という取り組みができると考え、応募しました。

→ 「やりたいこと」が明確だと、退職理由も納得できます。

法則②:現職で状況を変えようと努力した

採用担当が評価するのは、「行動力」です。

NG例:

上司と合わなくて、辞めることにしました。

OK例:

上司と業務の進め方について意見が合わず、まずは上司と何度も話し合いました。しかし、部署異動も難しく、現職では状況を変えることが困難だと判断しました。

→ 「努力したが、限界だった」という流れが重要です。

法則③:課題と対策、ゴール設定が明確

採用担当が「この人は採用したい」と思うポイント:

例えば、以下のような流れです。

1. 課題:古い文化の企業に勤めているが、もっと自由に動きたい、チャレンジしたい
2. 対策:色々試したが、現職では難しそう
3. ゴール:御社ならこういう事を実現したい

→ 課題と対策、ゴール設定が明確な方は、入社後も活躍します。



3. 絶対に言ってはいけないNGワード集

NGワード①:「給料が安い」

NG例:

給料が安いので、転職を決めました。

なぜNG?

給料だけが理由だと、「うちの会社でも、給料が上がらなければすぐ辞めるのでは?」と思われます。

OK例:

現職では、成果を出しても評価制度が不透明で、給与に反映されにくい状況です。御社の評価制度は透明性が高く、成果が正当に評価されると感じ、応募しました。

→ 「評価制度の透明性」という観点で伝えれば、前向きな理由になります。

NGワード②:「人間関係が悪い」

NG例:

上司と合わなくて、辞めることにしました。

なぜNG?

人間関係が理由だと、「この人は、どこでも人間関係で悩むのでは?」と思われます。

OK例:

上司と業務の進め方について意見が合わず、まずは上司と何度も話し合いました。しかし、部署異動も難しく、現職では状況を変えることが困難だと判断しました。御社では、チーム制で柔軟に動ける環境があると聞き、応募しました。

→ 「状況を変える努力をした」ことを伝えれば、納得できます。

NGワード③:「残業が多い」

NG例:

残業が多くて、体がもたないので辞めます。

なぜNG?

残業が理由だと、「うちの会社も、残業があれば辞めるのでは?」と思われます。

OK例:

現職では、月80時間以上の残業が常態化しており、健康面でも不安を感じています。業務効率化の提案もしましたが、改善が難しい状況です。御社では、働き方改革に力を入れていると聞き、長く働ける環境だと感じました。

→ 「業務効率化の提案をした」ことを伝えれば、前向きな理由になります。

NGワード④:「やりたい仕事ができない」

NG例:

やりたい仕事ができないので、辞めます。

なぜNG?

「やりたい仕事ができない」だけだと、「何がしたいのか分からない」と思われます。

OK例:

私は、フロントエンド開発をやりたいと考えています。現職では、バックエンドがメインで、異動も難しい状況です。御社では、フロントエンド開発のポジションがあり、Reactを使った開発ができると聞き、応募しました。

→ 「何がしたいのか」を具体的に伝えましょう。

NGワード⑤:「会社の将来性が不安」

NG例:

会社の業績が悪化しているので、辞めます。

なぜNG?

「会社の将来性が不安」だけだと、「この人は、少しでも不安があればすぐ辞めるのでは?」と思われます。

OK例:

現職の業界は、市場が縮小傾向にあり、将来性に不安を感じています。今のうちに成長業界へ転職し、新しいスキルを身につけたいと考えています。御社の◯◯事業は、今後も成長が期待でき、長く働けると感じました。

→ 「成長業界で新しいスキルを身につけたい」という前向きな理由にしましょう。



4. ネガティブな理由をポジティブに変換する方法

人間関係が理由の場合

ネガティブな理由:

上司と合わなくて、辞めることにしました。

ポジティブに変換:

上司と業務の進め方について意見が合わず、まずは上司と何度も話し合いました。しかし、部署異動も難しく、現職では状況を変えることが困難だと判断しました。御社では、チーム制で柔軟に動ける環境があると聞き、応募しました。

ポイント:

  • ✅ 理路整然と、現職では解消し難い理由を説明
  • ✅ 転職条件として、その点を調べている
  • ✅ 御社であれば改善しそうという話をする

→ これは、相性の問題です。ネガティブではありません。

残業が多い場合

ネガティブな理由:

残業が多くて、体がもたないので辞めます。

ポジティブに変換:

現職では、月80時間以上の残業が常態化しており、健康面でも不安を感じています。業務効率化の提案もしましたが、改善が難しい状況です。御社では、働き方改革に力を入れていると聞き、長く働ける環境だと感じました。

ポイント:

  • ✅ 業務効率化の提案をしたことを伝える
  • ✅ 改善が難しい状況を説明
  • ✅ 御社では改善されそうという話をする

給料が安い場合

ネガティブな理由:

給料が安いので、転職を決めました。

ポジティブに変換:

現職では、成果を出しても評価制度が不透明で、給与に反映されにくい状況です。御社の評価制度は透明性が高く、成果が正当に評価されると感じ、応募しました。

ポイント:

  • ✅ 「給料が安い」ではなく「評価制度が不透明」
  • ✅ 御社の評価制度を調べている
  • ✅ 成果が正当に評価される環境を求めている



5. 短期離職(1年未満)の退職理由の答え方

会社都合の場合は正直に伝える

採用担当が納得した短期離職の理由:

  • ✅ 会社自体の問題で大量離職
  • ✅ 実質倒産
  • ✅ 業績悪化でリストラ

例:

入社半年後、会社の業績が急速に悪化し、大量離職が発生しました。給与遅延も発生し、会社の将来性に不安を感じ、転職を決意しました。

採用担当の本音:

> 「そのころは、同じ会社から何人もエントリーがあった。それは仕方ないと判断した。」

→ 会社都合の場合は、正直に伝えましょう。

自己都合の場合は「ミスマッチ」と伝える

短期離職の場合、「ミスマッチ」という言葉を使いましょう。

例:

入社前は、◯◯の業務ができると聞いていましたが、実際は△△の業務がメインでした。入社後、上司に相談しましたが、配置転換は難しいとのことでした。御社では、◯◯の業務ができると確認しており、長く働けると考えています。

ポイント:

  • ✅ 入社前と入社後のギャップを説明
  • ✅ 上司に相談したことを伝える
  • ✅ 御社ではミスマッチがないことを確認している



6. 退職理由の模範解答【職種別・ケース別】

ケース①:キャリアアップしたい

模範解答:

現職では、◯◯の業務を担当しており、一定の成果を出してきました。今後は、△△のスキルを身につけ、キャリアアップしたいと考えています。現職では、△△の業務は少なく、異動も難しい状況です。御社では、△△のプロジェクトが多く、スキルアップできる環境だと感じました。

ポイント:

  • ✅ 現職での成果を伝える
  • ✅ 今後のキャリアビジョンを明確にする
  • ✅ 御社でそれが実現できることを伝える

ケース②:古い文化から自由な環境へ

模範解答:

現職は、古い文化があり、新しいことに挑戦しにくい環境です。私は、もっと自由に動きたい、チャレンジしたいと考えています。上司に提案もしましたが、承認が難しい状況でした。御社では、ボトムアップの文化があり、新しいことに挑戦できる環境だと聞き、応募しました。

ポイント:

  • ✅ 課題:古い文化でチャレンジしにくい
  • ✅ 対策:上司に提案したが難しい
  • ✅ ゴール:御社で新しいことに挑戦したい

ケース③:ワークライフバランスを改善したい

模範解答:

現職では、月80時間以上の残業が常態化しており、健康面でも不安を感じています。業務効率化の提案もしましたが、改善が難しい状況です。御社では、働き方改革に力を入れていると聞き、長く働ける環境だと感じました。

ポイント:

  • ✅ 残業時間を具体的に伝える
  • ✅ 業務効率化の提案をしたことを伝える
  • ✅ 御社では改善されそうという話をする

ケース④:リモートワークがしたい

模範解答:

現職では、フルタイム出社が必須で、通勤時間が往復3時間かかります。リモートワーク制度の導入を提案しましたが、会社の方針で難しいとのことでした。御社では、フルリモート勤務が可能と聞き、生産性を高めながら働けると考えています。

ポイント:

  • ✅ 通勤時間を具体的に伝える
  • ✅ リモートワーク制度の導入を提案したことを伝える
  • ✅ 御社ではリモートワークが可能であることを確認している



7. まとめ

✅ この記事のポイント

①採用担当が見ているポイント

  • この人は、またすぐに辞めないか?
  • 同じ理由で、うちの会社も辞めないか?
  • 前向きに転職を考えているか?
  • 課題解決能力があるか?

②面接官が納得する退職理由の3つの法則

  • 「やりたいこと」が明確である
  • 現職で状況を変えようと努力した
  • 課題と対策、ゴール設定が明確

③絶対に言ってはいけないNGワード

  • 給料が安い(→ 評価制度が不透明)
  • 人間関係が悪い(→ 業務の進め方が合わない)
  • 残業が多い(→ 働き方改革を提案したが難しい)
  • やりたい仕事ができない(→ ◯◯がしたい)
  • 会社の将来性が不安(→ 成長業界でスキルを身につけたい)

④ネガティブな理由をポジティブに変換

  • 理路整然と、現職では解消し難い理由を説明
  • 転職条件として、その点を調べている
  • 御社であれば改善しそうという話をする

⑤短期離職の場合

  • 会社都合の場合は正直に伝える
  • 自己都合の場合は「ミスマッチ」と伝える

最後に:退職理由は「ゴール」を明確にすることが最重要

採用担当が「この人は採用したい」と思うのは、以下のような人です。

  • ✅ 課題と対策、ゴール設定が明確
  • ✅ 現職で状況を変えようと努力した
  • ✅ 御社でそれが実現できると確信している

また、一度不採用になったにも関わらず、自己分析と不足点の補強をした上で改めてエントリーをしてきた方は、かなり活躍している印象です。

この方法なら、先にゴール地点の確認をした上で不足点の補強ができるので、最速でやりたいことができます。そういうマインド自体が重要です。

→ 退職理由は、「ゴール」を明確にすることが最重要です。



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