揺れる心 第1話
徹はこと女となると見境がなくなる。世間でいうところの好き者で、男女のこととなるとじっとしていられなくなるほど良い意味においても悪い意味においても下半身が猛り狂う。
だから女を相手にその道を突き進むとなると仕事と違い極めて精勤で彼女らの間では艶福家で通っていた。 が、悲しいかな安サラリーマン(官憲)。 うわさを聞きつけ梨沙目的に借金しまくってキャバレーに通い詰めてはいたが、いかんせん店内では明らかに負けが込み、とてもデリ譲や裏風譲相手のようにはいかなかった。
前者の方の転がし方はそれなりに詳しいのだが、遊びに値が張る高級風俗で目的の女を誘いだそうと思っても上には上がおり下半身の反応とは裏腹に門外漢だった。
最初のころこそ上司をおだて上げ連れて行ってもらったが、プライベートとなると数えるほどしか行ったことがない。 もちろん店外デートに誘うなど、一度も試みたことがない。
「うふふ、あなたが考えてたこと 言い当てましょうか。 多分お店にそれ相当のお金を積んでも、店外デートではこんなに気持ちよくなれないと思うわよ」
梨沙は意味ありげな微笑みを浮かべた。
あ・て・つ・け 第3話
今梨沙の脳裏を支配しているのは並木裕子の存在だった。 (あの子の行き先はきっと……)
裕子のもとに相違ないだろう。 そこで何が行われようとしてるのか、そのことが気がかりだった。
気が付くと、徹だけではなく恋焦がれた梨沙までも全裸になってくれていた。 細身ではあるが、つくべきところはしっかり肉のついた見事なプロポーション。 もう三十路も半ばすぎているであろうに、肌にも張りがあり、乳房はしっかりと上を向いている。
梨沙は徹の上に跨るように乗り、対面座位でつながった。 夢にまで見た梨沙の、熱くぬかるんだその部分の感触をペニスで直に味わう。 粘膜が亀頭を、肉同を包み込むよう絡みついてくる。
「あああん……気持ちいい……」
梨沙は乳房を徹の胸板に押し付けるようにしながらしがみつき、キスを求めてきた。 徹は負けじまいとこれに応じ、濃厚なキスが繰り返されたが、快感に翻弄されヘロヘロになってしまう。
こうしている間にも梨沙の頭はせわしなく動いていた。 甥っ子が階段を駆け下り玄関に向かうべくキッチンに姿を見せたとき、梨沙はすがる素振りを見せかけたが、浮かしかけた腰を再び椅子に戻した。
あ・て・つ・け 第2話
徹は物陰に隠れ、しばらくアパートの様子をうかがった。 頃合いを見計らい、階段を上り郵便受けをのぞいた。 空だった。 どうやら梨沙は室内にいるようだ。恐る恐るインターホンを鳴らした。 古いとはいえカメラ付きのようだったので、顔が映らないようインターホンに背を向けて立った。 ややあって応答があった。
「どちら様でしょうか? 訪問販売ならお断りよ」
「ご家族のことで、ちょいとお話しをうかがいたくて……」
徹は小声でつげた。 ドア越しに狼狽の気配が伝わってきた。
「お手間は取らせません。 ご協力をお願いします」
「……わかりました」
インターホンが沈黙し、しばらく待つと玄関ドアが外に向かっておずおずと開いた。 徹はすかさず右足をドアの隙間に差し入れた。
すっぴん。 顔立ちは整ってはいるが、店で見た時と違いどこかしら生活の疲れが滲み出ていた。
「入って! 早く入ってください! アパートの人たちにこんなところを見られたくないの」
「わかりました。 それでは失礼します」
徹は三和土に入り、後ろ手にドアを閉めた。
梨沙が不安そうな表情で玄関マットに正座し、徹のために来客用と思えるスリッパをそろえ差出した。
あ・て・つ・け 第1話

恥ずかしい性癖 夫婦の時間を楽しめない妻 image
登場人物
桐谷栞:敏則の母 金融業。 仕事では戦士だが子育ては大の苦手。 カッとなると醜態を晒すこともいとわない性格。
秋乃:桐谷家の後妻
桐谷梨沙:栞とは腹違いの妹。 後妻に入った秋乃の子。 実家を離れキャバレーに努めている。 源氏名 ノア
敏則:主人公 桐谷家の長男 叔母の梨沙や小島栞など、恥ずかしい性癖を持つ女どもの性を満たす役割を担う。
小島栞:桐谷栞と同名だが、こちらは年若く画家をやっていて、母の栞が都会的で民主党なら小島栞は肉体労働を好む、つまり共和党。 敏則の童貞をSMの果てに奪い、敏則のチンポに執着してしまうエロ師匠。
日置徹:梨沙が務めるキャバレーの常連客 梨沙目当てに通い詰めている。
横嶋 たくみ:N喫茶マスター 元遊郭の経営者 二階にステージを作り、ストリップのまな板ショーのようなことをやる。
加納多津彦:免鳥学園高校教師 敏則の保護者 梨沙を呼び出し**。 女教頭の腰巾着
高山真菜: 免鳥学園高校教頭 厳格な教育方針 エロ教師
大嶽葵:敏則の先輩 真菜の指示で敏則をたぶらかす
保曽山憂子: 葵の級友 SM愛好会メンバー
宮崎絵里子:叔母梨沙のキャバレーライバル 空手有段者 敏則をN喫茶で誘惑 躰の関係に持ち込む
中園千秋: 隣人 息子とただならぬ関係に
中園正樹:母の誘惑に負け深い関係に
並木裕子:良家のお内儀 アトリエで栞に「ポモナとウェルトゥムヌス」風な絵を描かせるために立ち寄り、敏則を見初め迫り、強引に関係を持つ
加納秋子:並木家のお手伝いさん 農婦 敏則と背徳行為
加納高雄:妻秋子を寝取られた旦那
㝡川(もがわ):ラーメン屋 おばちゃんは敏則に欲情 N喫茶で絵のモデルになる条件で敏則に抱いてもらい夢を果たす。
日置徹は有頂天になっていた。 何度も通いつめ、この日やっと憧れのキャバレー穣 梨沙を口説き落とし、ラブホに連れ込めたからだ。梨沙の噂は聞き及んでいた。 美人なのになぜか独り身、しこたま儲けいてるはずなのにアパート暮らし。 普段の生活はそれこそ、そこいらの人妻と何ら変わらない楚々としたものだった。
その梨沙が時々遊び歩いているところを見たというものがいる。 しかも猟奇じみたアレが始まると豹変してしまうようなのだ。
徹の脳裏に不快な情景が浮かんだ。 それは梨沙が辱められてるシーンだった。
両手首を紐状のもので縛られた梨沙は全裸で床に這わされ、ふたりの漢に嬲られていた。 彼女の前に立った漢はフェラチオを要求している。
後ろに回った漢は梨沙を背後から貫き、荒々しく腰を躍らせていた。
単なる妄想に過ぎないが、楚々とした独り身の女を手に入れでもすれば、日ごろたまったうっぷんを晴らしたくなるのも無理はない。
妄想しすぎて下腹部に鈍痛さえ覚え始めた徹が、分身をだましだまし徘徊し、並木梨沙が住むというアパートを探し当てたのは、もうそろそろ出勤準備を始めているであろう時刻だった。
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アップデート 2026/01/09 06:45
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