官能小説『嘘の縺れ』第9話 (最終話) 百楽天 作
仁美は唐沢の性器に貪りつく。唾液の溢れた口に含み、性器がいっそう大きくなるように愛撫する。仁美は性欲を抑えきれなくなっていた。
初めて信二とセックスしてから、セックスの気持ちよさに目覚めて、毎日のように求めた。
でも、信二とのセックスは淡白だった。もちろん満足してなかった分けじゃない。
でも、唐沢とのセックスは仁美の隠していた性欲が表に出てくる。
「からさわ…くん」
「わかったよ。仁美ちゃん。いれてほしいんだろ。ちゃんとお願いしなきゃ」
仁美は唐沢の性器をしゃぶりながら奇妙な性的な好奇心も覚えていた。
信二以外の性器を入れてみたい。
「…おねがい。おちんちん入れて」
唐沢は仁美の上になり、陰部をまた弄る。
それだけで、もう仁美の身体はびくびくと過敏に反応する。
唐沢は仁美の陰部に性器をあてがうと、ゆっくりと入れていく。
仁美の陰部は火照った体温と滑りで唐沢のそそり立った性器を包む。
「あーん、気持ちイイよ」
仁美は信二とは違う男の性器が自分の中にあるという興奮が包む。
仁美は唐沢にキスを求めると、自ら腰を振り出す。
「仁美ちゃん。淫乱だな」
そう言われても、仁美は自然と腰を振る。
唐沢はそこで一気に腰を振り性器を膣の深部まで突き上げる。
官能小説『嘘の縺れ』第8話 百楽天 作
「ねぇ、信二君、ホントに仁美のこと気付かなかったの?」ユミは信二の腰に手をまわし、甘えながら信二に聞く。
「…何が」
「信二君以外の男と遊んでいたこと」
「…俺は仁美を信じるよ」
「ほんとに、ほんとうに信じてるの」
「…ああ」
信二は確信をもって答えた。仁美はそんな女じゃない。
「仁美がうらやましいな。信二君みたいな人と出会えて」
「…ユミちゃん」
「お願いもう少しこうしていさせて。…お願い」
「うん」
信二は目を瞑ったユミの髪を撫で、ユミが気がすむまでこうしていようと思った。
信二はユミの髪を撫でながら、
仁美に今日起ったことも、不幸なことに巻き込まれただけだ、
だから忘れようと心に言い聞かしていた。
唐沢は部屋につくと直ぐに貪りつくように仁美の口に吸い付いた。
信二も鈍感だから気付かないだろうし、今日のことは私の心の中に留めておこう。
そう仁美は割り切ると、仁美も唐沢に激しいキスをする。
舌と舌がからみ合いお互いの口が唾液で溢れる。
「仁美、水橋のことはもういいのか?」
「…」
仁美は返事をしない。今は信二のことを考えたくない。
黙って欲しくて代わりに唐沢の口に激しく吸い付く。
「ひどいやつだな」
唐沢は吐き捨てるように言うと、仁美の胸を鷲掴みし激しく揉みはじめる。
官能小説『嘘の縺れ』第7話 百楽天 作
「いやっ!」仁美は身体を捩るが唐沢は離さない。激しく何度も身体を捩った瞬間、下着がずれて、乳首が露になった。
「いやぁああ!!」
仁美は身体を丸める。
乳首が見えたことで男達は歓喜の奇声をあげる。
「見えたぞ!!ピンクだ!!」
信二が立ち上がろうとするがユミが腕を掴んで離さない。
唐沢の性器は勢いよくそそり立つ。
「仁美ちゃんこれ以上恥ずかしいことになりたくなかったら、フェラチオしなよ」
仁美は露出した乳首を慌てて下着にしまおうとするが、震えて上手く出来ない。
「さあ」
唐沢は再度、仁美の前に性器を持ってくる。
仁美は羞恥心から頬を染めながら、もうこれ以上逆らえないと感じていた。
仁美は唐沢の性器を握ると目を瞑り口に銜えた。
仁美は信二にやってあげている要領で、唐沢の性器を動かした。
「気持ちいいぜ。水橋にもこうやってしてやってるのか。なぁ水橋見てるか」
仁美は首を振り答えない。
信二は俯いて見ないようにする。ただ、耳にはピチャピチャと卑猥な音は遮ることが出来ず入ってくる。
その音が仁美の行っている行為の事実を信二に突き付ける。
「水橋、お前の彼女最高だよ」
「唐沢君お願い、いきそうになったら言って…」
中には出されてたくない。
官能小説『嘘の縺れ』第6話 百楽天 作
しかし、その手を押さえられると、ユミは仁美を押し倒しジーンズを脱がしにかかる。仁美の抵抗も多勢に無勢で強引に脱がされる。
仁美の艶かしい身体のラインが露になり、男達の興奮が最高潮になる。
信二はその様子を黙って見ている。飛び込んで助けたかったが、身体が動かない。
男達の仁美を見るいやらしい目が信二を苦しめる。
仁美の身体を男達は嘗めるように見つめる。
「仁美、清純な振りして白なんか着けちゃって」
ユミの言葉が仁美を追い詰める。
仁美は身体を丸め男達のいやらしい目から逃れようとする。
「仁美ちゃん、やらしいー」
男達は仁美の恥ずかしがる姿に興奮している。
「早く次やろうよ!」
ユミは楽し気に言った。
「王様だーれだ」
「俺だ」
唐沢は満面の笑みで手を挙げた。
信二と仁美はゾッとする。次はどんな命令をだしてくるんだ。
男達はハイタッチをしている。
「そうだなぁ、次は、フェラチオしてもらおうか」
信二はその言葉が信じられず唐沢を見る。
唐沢は不敵に笑う。
「二番にやってもらおう」
信二は仁美をすぐに伺う。身体を丸めている仁美は信二に対して首を横に振る。
信二はホッとして途端に肩から力が抜ける。
とにかくよかった。口からは溜め息がもれる。
「えー、あたしだ」
ユミが奇声をあげる。
官能小説『嘘の縺れ』第5話 百楽天 作
「…違う」「何が違うのよ!!」
「ふっ、もういいよ」
唐沢は気が抜けたように椅子に深く座り込んだ。
「水橋お前もう帰れ」
信二はその言葉を受けて立ち上がる。
仁美も立ち上がろうとすると唐沢が仁美の腕を掴んだ。
「おい、なんだよ」
「お前は帰っていいけど、仁美ちゃんはダメだ」
「なんでだよ、ふざけんな!!」
「ゲームが終わってないだろ。俺らだって、このままバカにされたままじゃ、納得いかないよ」
信二が周りを見回すとみんな冷たい目で見ている。
「今日のことは悪かったよ」
「悪かった。ふざけんな!!」
唐沢の言葉に信二はたじろぐ。
「信二君、知ってる」
突然ユミが信二を見上げ涙を拭いながら話しだす。
「仁美、信二君の知らないところで、いろいろあそんでるんだよ」
ユミの突然の言葉に仁美は驚き唖然とする。
「嘘よ!!」
「仁美、信二君の前だからって、可愛子ぶるのやめなよ。何度も一緒に合コン行ったじゃない」
「…仁美」
信二は驚き仁美を見遣る。
「信二、嘘だから、合コン来たのだってユミに無理に頼まれた今日が初めてだから」
仁美の目から涙が溢れる。
「いいかげんにしなさいよ。先週の土曜なんて、気が合った人とそのままお泊まりしたじゃない」
官能小説『嘘の縺れ』第4話 百楽天 作
「よし、じゃあ、また引いてくれ」みんな、唐沢の手に束ねられたクジを引く。
「おっ、俺が王様だ!」
唐沢は勝ち誇ったように、クジをみんなに見せる。
信二は唐沢の笑顔を見て不安になる。
「じゃあ、女の子は右隣に座っている男の頬にキス」
信二と仁美はえっと唐沢を見る。男達は喚声を挙げ、女の子は「えぇーやだー」と口々に言う。
「頬にキスぐらいなんてことないだろ」
唐沢は仁美を見ずに笑顔で言う。
仁美はユミに助けを求めるように見る。
その瞬間、ユミは信二の頬にキスをした。
信二は驚いてユミを見る。
ユミは少し照れくさそうに信二を見る。
その姿に触発されて、女の子達がキスをしだす。そして、キスをしていないのは仁美だけになった。
「仁美、早くやりなよ」
仁美は言葉を発したユミを怪訝な様子で見て、続けざまに信二を睨んだ。
信二は仁美からすっと目を逸らす。
仁美はその様子にかっとして、唐沢に身体を寄せると頬に軽いキスをしようとした。
すると唐沢がその瞬間顔を仁美のほうに向けたせいでお互いの唇が重なってしまう。
「うわぁ、仁美大胆だね、王様の命令は頬にキスだよ」
ユミがいやらしとでも言いたげに仁美を見る。
「いいなぁ!」「俺にもしてよ!」
男達は一斉に喚声を挙げる。
信二は呆然とその様子を見ていた。
官能小説『嘘の縺れ』第3話 百楽天 作
同じとき、仁美もユミと化粧直しに手洗いに来ていた。「ねぇ、信二君ってかっこいいと思わない?」
「そうかなぁ」
「もう、仁美は見る目ないね。まっ、仁美のタイプじゃないか」
「…うん…」
「仁美は唐沢にしときなよ」
「もう、私はその気ないから」
「まだ言ってんの。まぁいいけど。私は信二君にアタックする」
「…そう」
仁美はユミの言葉に不安と共になぜか嫉妬する。
ユミは女から見ても可愛いし、信二は私が合コン来た事に怒ってるしもしかしたら。
仁美は不安な気持ち募る。
唐沢はユミ達が戻ってくると席換えを提案した。唐沢はすぐに仁美の隣を確保する。
信二の隣にはユミが座る。ユミは少し酔っているのか信二をうっとりと見つめる。
その様子を仁美は嫉妬と不安から逃さず見ている。
「仁美ちゃん、今度何処かに一緒に遊びに行こうよ」
「うん、そうだね」
仁美は唐沢を見つめ信二に聞こえるようにそう返答する。
信二は仁美の行動に何考えているんだといら立ちが募る。
信二と仁美はもうお互いの気持ちが推し量れ無くなっていた。
男女は段々互いの話が尽きて来る。そのタイミングを見計らって唐沢が皆に提案する。
「王様ゲームでもやらないか」
その言葉に信二と仁美はドキッとする。
仁美は唐沢を見遣るが唐沢は笑顔を返す。
官能小説『嘘の縺れ』第2話 百楽天 作
信二達は約束より早く女の子との待ち合わせ場所に着いていた。「で、どんな子達がくるんだ?」
「それがよ、M女子短大の子がうちのカラオケに来て、そのときお近づきになったんだよ」
「唐沢、バイトで何やってんだよ」
信二は溜め息をつく。
「何やってんのって、お客を楽しませるのも仕事だろ」
まぁ、揉めたくないので、一理あるとこの場は思っておく。
「おい、来たぞ」
唐沢の言葉に信二は急に緊張しだす。
女の子達はこちらの様子を伺うように互いに耳打ちをしている。
信二達からは逆光になって女の子の顔がよく見えないが、
その中の一人の女の子が小走りで近付いてくる。
「唐沢君、待った?」
「いや、俺らも今来たとこ。それより可愛い子誘ってくれたんだろうな」
「任せといてよ。あたしの友達の中でも選りすぐりの子ばかりだから」
「ほんとかよ」
唐沢は疑うように女の子達を物色する。女の子達はまだ耳打ちしあっている。
信二は一見興味無さそうに振る舞っているが、それとなく女の子達を伺っていた。
その時、唐沢と喋っている女の子と目があう。女の子は信二を物色するように見て微笑んだ。
女の子は信二から目を逸らすと、後ろを振り向いて様子を伺っている女の子達に手招きした。
官能小説『嘘の縺れ』第1話 百楽天 作
「じゃあね」「おぅ」
手を繋いでいた二人は名残惜しそうに手を離すと、喧噪の溢れる駅で別れた。
彼等の姿を見れば皆一様に、お似合いの仲の良いカップルに見えるだろう。
しかし、二人はお互いに嘘をついていた。それは軽い気持ちだった。
相手に対する罪悪感は確かにあったが、これが堅固な愛情の崩壊のはじまりなんて考えもしなかった。
その日、信二は始めて合コンに行くことになった。カラオケのバイト仲間に誘われたからだ。
最初信二は合コンに行く気などなかった。
仁美という彼女がいることもその一つの理由だが、
そもそも唐沢を筆頭とするバイト仲間と以前から反りがあわなかった。
唐沢達はいわゆる不良で、高校を中退した後、様々な悪事を繰り返しているという悪い噂しか聞かない。
バイトに対する姿勢など信二とは相容れないものがあった。
その信二が彼等と合コンに行くことになったのは、普段にはない言葉使いでどうしてもと頼まれたからだった。
「頼むよ水橋。俺だってよっぽどの事がなきゃお前に頼むわけないだろ」
「でもなあ…」
「なっ頼むよ。あのM短大の子達が合コンしてくれるんだからさ。
どうしても人数合わさなきゃならないし、お前の他にその日都合のつく奴がいないんだよ」
「…わかったよ」
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アップデート 2026/01/09 06:45
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