Left After the Credit: 思惟のフィルムノート

アート系・インディペンデント系の海外映画を中心に、新旧問わず感想や考察を綴っています。

サスペンス・スリラー

【ネタバレなし】ソダーバーグ×コープの手堅い得意料理をどうぞ―映画『ブラックバッグ』感想

スティーヴン・ソダーバーグ監督×デヴィッド・コープ脚本による映画『ブラックバッグ』をネタバレ無でレビュー。大人向けの地味なスパイ映画の魅力と物足りなさについて綴る。

【ネタバレなし】家族という最も身近な他人—映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』感想

真利子哲也監督の映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』をネタバレ無しでレビュー。夫婦の母語の違いと移民の疎外感、誘拐が暴く家族の臨界を読み解く。

【ネタバレあり】姉妹の共依存と不穏な儀式—映画『九月と七月の姉妹』感想

アリアン・ラベド監督の映画『九月と七月の姉妹』をネタバレ有でレビュー。姉と妹の共依存関係に漂う死の気配、女性だけの世界を美化せずに描いた視点、そして鮮烈なラストについて綴る。

【ネタバレあり】「甘い言葉」の先にあるもの―映画『スムース・トーク』感想

ローラ・ダーン主演の映画『スムース・トーク』をネタバレ有でレビュー。少女が日常的に浴びる視線の気味悪さと、悪魔のような誘惑者との対峙、そして家族と向き合う姿を描く。

【ネタバレなし】偽りが生む暴力から、本物の自分を取り戻すまで―映画『FEMME フェム』感想

イギリスのクィア・サスペンス映画『FEMME フェム』をネタバレ有でレビュー。復讐と愛が交錯する物語の中で、偽ることがもたらす暴力性と、和解なきラストの余韻を綴る。

【ネタバレなし】審査という制度が揺さぶるもの―映画『入国審査』感想

77分の密室心理サスペンス『入国審査』をネタバレ無しでレビュー。事実婚カップルが空港の尋問室で受ける“審査”の正体と衝撃の事実とは。

【ネタバレなし】ランティモスの原点—映画『キネッタ』感想+考察

ヨルゴス・ランティモスの単独初監督長編作『キネッタ』をネタバレ無でレビュー。原点に刻み込まれた作家性を考察。

【ネタバレあり】愛はプログラム可能か―映画『コンパニオン』感想

ソフィー・サッチャー主演の映画『コンパニオン』をネタバレ有でレビュー。恋愛用AIロボットの支配からの解放を描くスリラーの魅力を解説しています。

【ネタバレあり】オフビートなノワールが問う遅すぎた正義—映画『おんどりの鳴く前に』感想+考察

ルーマニア映画『おんどりの鳴く前に』をネタバレ有でレビュー。聖書の引用に由来する邦題を考察し、“遅すぎた正義”をめぐるオフビートなノワールを読み解く。

【ネタバレあり】それでも隣人とCreepを愛しなさい―映画『異端者の家』感想+考察

ヒュー・グラントが異様な存在感で挑む密室サイコスリラー『異端者の家』をネタバレ有で徹底考察。宗教の反復構造、祈りの意味からCreepの盗作騒動まで、知的でスリリングな一作を深掘る。

【ネタバレあり】私の身体は誰のもの?—映画『Swallow/スワロウ』感想+考察

異食症を通して描かれる、女性の身体と心の所有をめぐる物語。映画『Swallow/スワロウ』をネタバレ有で考察。抑圧・出自・孤独と向き合い、自らの身体を取り戻す過程について読み解く。