Left After the Credit: 思惟のフィルムノート

アート系・インディペンデント系の海外映画を中心に、新旧問わず感想や考察を綴っています。

2025-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【ネタバレあり】没落貴族が最後にすがった芸術と虚栄—映画『音楽サロン』感想

サタジット・レイ監督のインド映画『音楽サロン』をネタバレ有でレビュー。没落貴族が誇りをかけた最後の音楽会と崩壊していく貴族像をを当時の社会情勢も踏まえ綴る。

【ネタバレあり】今こそ観たいサタジット・レイが描く女性の社会進出—映画『ビッグ・シティ』感想

サタジット・レイ監督・脚本の『ビッグ・シティ』をネタバレ有でレビュー。訪問販売として働き始めた主婦が、家族との摩擦や雇用主の理不尽にどう向き合うのかを描く。

【ネタバレあり】看板に石を投げるだけでない未来へ―映画『私たちが光と想うすべて』感想

パヤル・カパーリヤー監督のインド映画『私たちが光と想うすべて』をネタバレ有でレビュー。ムンバイの孤独と女性の生き方について探りながら、連帯のその先にある希望について綴る。

【ネタバレあり】台湾発の輪廻転生系ラブロマンス―映画『赤い糸 輪廻のひみつ』感想

台湾発のピリチュアル・ファンタジー『赤い糸 輪廻のひみつ』をネタバレ有でレビュー。ネタバレ前に注意書きを記載しています。

【ネタバレなし】審査という制度が揺さぶるもの―映画『入国審査』感想

77分の密室心理サスペンス『入国審査』をネタバレ無しでレビュー。事実婚カップルが空港の尋問室で受ける“審査”の正体と衝撃の事実とは。

【ネタバレあり】戻れない過去と叶わない恋が一番美しい―映画『2046』感想

ウォン・カーウァイ監督『2046』をネタバレ有でレビュー。壮大なスケールの中にある、私的で切ない愛の物語について綴る。

【ネタバレなし】これも神の意志なのですか?—映画『IMMACULATE 聖なる胎動』感想

シドニー・スウィーニー主演の主教ホラー『IMMACULATE 聖なる胎動』をネタバレ無でレビュー。処女懐胎の謎とジャンルを横断するスリリングな89分について綴る。

【ネタバレあり】言葉の要らないレジスタンス―映画『ゴンドラ』感想

ファイト・ヘルマー監督の映画『ゴンドラ』をネタバレ有でレビュー。言葉が無くても伝わる、繰り返しの日常に溢れる愛とユーモアとレジスタンスについて綴る。

【ネタバレあり】渡る者と残る者―映画『蝶の渡り』感想

ジョージア映画『蝶の渡り』をネタバレ有でレビュー。芸術家たちのユーモラスな移住を通して描かれるジョージアのディアスポラの悲劇を読み解く。

【ネタバレあり】美に喰われず、芸に生きるということ―映画『国宝』感想

映画『国宝』をネタバレ有でレビュー。吉沢亮・横浜流星の渾身の演技と、「芸」と「血」にまつわるテーマを深掘る。

【ネタバレあり】社会/他者との接続実験―映画『アッテンバーグ』感想

ギリシャ映画『アッテンバーグ』をネタバレ有でレビュー。「普通」に馴染めない女性の不器用な姿を綴る。

【ネタバレなし】ランティモスの原点—映画『キネッタ』感想+考察

ヨルゴス・ランティモスの単独初監督長編作『キネッタ』をネタバレ無でレビュー。原点に刻み込まれた作家性を考察。

【ネタバレなし】たった一人の親友と音楽で、世界は変えられる―映画『タイムズ・スクエア 4Kレストア』感想

『タイムズ・スクエア 4Kレストア』をネタバレ無でレビュー。1980年代のニューヨークを舞台に、ラジオとロックで世界に声を響かせた少女たちの物語について綴る。

【ネタバレなし】ルノワールが描かない子ども―映画『ルノワール』感想

早川千絵脚本・監督の映画『ルノワール』をネタバレ無でレビュー。良い意味とは言えないが、今年最も忘れられない一本となった理由を綴る。

【ネタバレあり】本当の弱点は社会にある―映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』感想

韓国映画『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』をネタバレ有でレビュー。理想的な友情像の裏にある社会的な問題を考察。

【ネタバレあり】役割を演じるとき、「私」はどこへ消えるのか-映画『アルプス』感想+考察

ヨルゴス・ランティモス監督の映画『アルプス』をネタバレ有でレビュー。「人は代替可能なのか?」を問う不穏な寓話を『籠の中の乙女』とも比較して考察。