Left After the Credit: 思惟のフィルムノート

アート系・インディペンデント系の海外映画を中心に、新旧問わず感想や考察を綴っています。

【ネタバレなし】ソダーバーグ×コープの手堅い得意料理をどうぞ―映画『ブラックバッグ』感想

スティーヴン・ソダーバーグ監督×デヴィッド・コープ脚本による映画『ブラックバッグ』をネタバレ無でレビュー。大人向けの地味なスパイ映画の魅力と物足りなさについて綴る。

【ネタバレなし】映画『ボーイ・キルズ・ワールド 爆拳壊界流転掌列伝』感想+ジャパンプレミア参加レポ

ビル・スカルスガルド主演のアクションコメディ映画『ボーイ・キルズ・ワールド 爆拳壊界流転掌列伝』をネタバレ無でデビュー。ジャパンプレミアの参加レポも。

【ネタバレなし】家族という最も身近な他人—映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』感想

真利子哲也監督の映画『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』をネタバレ無しでレビュー。夫婦の母語の違いと移民の疎外感、誘拐が暴く家族の臨界を読み解く。

【ネタバレなし】特別じゃない私の旅と初めての夢—映画『アメリカン・ハニー』感想

アンドレア・アーノルド監督『アメリカン・ハニー』をネタバレ無しでレビュー。不思議な魅力を放つ164分の青春ロードムービーについて綴る。

【ネタバレなし】とてつもなくリアルで、とてつもなくファンタジック―映画『バード ここから羽ばたく』感想

アンドレア・アーノルド監督『バード ここから羽ばたく』をネタバレ無でレビュー。16mmフィルムの粒子と環境音が描き出すリアルや役者陣の演技について綴る。

【ネタバレあり】姉妹の共依存と不穏な儀式—映画『九月と七月の姉妹』感想

アリアン・ラベド監督の映画『九月と七月の姉妹』をネタバレ有でレビュー。姉と妹の共依存関係に漂う死の気配、女性だけの世界を美化せずに描いた視点、そして鮮烈なラストについて綴る。

【ネタバレなし】Oops! また入れ替わっちゃった!—映画『シャッフル・フライデー』感想

映画『シャッフル・フライデー』をネタバレ無でレビュー。入れ替わり拡張の妙、吹き替えの印象、前作との違いと課題について綴る。

【ミニシアター系洋画中心】2025年9月公開の気になる映画一覧

2025年9月公開の新作映画や特集上映の中で気になるものをリストアップしています。

【ネタバレあり】恋は血まみれ―映画『愛はステロイド』感想

ローズ・グラス監督の映画『愛はステロイド』をネタバレ有でレビュー。

【ネタバレあり】夢の中の「甘い生活」—映画『サヴァイヴィング ライフ −夢は第二の人生−』感想

ヤン・シュヴァンクマイエル監督の映画『サヴァイヴィング ライフ −夢は第二の人生−』をネタバレ有でレビュー。夢と現実が交錯する精神分析コメディの魅力を綴る。

【ネタバレあり】常にそこに居る孤独と隣人―映画『マルティネス』感想

メキシコ映画『マルティネス』をネタバレ有でレビュー。プレゼントを贈る/受け取る行為と同僚との連帯、セルフケアの視点から綴る。

【ネタバレあり】“掟”を撃ち抜け―映画『バレリーナ:The World of John Wick』感想

レン・ワイズマン監督、アナ・デ・アルマス主演の映画『バレリーナ:The World of John Wick』をネタバレ有でレビュー。

【ネタバレあり】貧困と規範が奪う女性の主体—映画『WANDA/ワンダ』感想

バーバラ・ローデン監督・脚本・主演の映画『Wanda/ワンダ』をネタバレ有でレビュー。音楽を排したドキュメンタリー風の映像と貧困とジェンダー規範に閉じ込められる女性について綴る。

【ネタバレあり】シュヴァンクマイエルが見せる稽古場の混沌と未来—映画『蟲』感想

ヤン・シュヴァンクマイエル監督『蟲』をネタバレ有でレビュー。稽古場の混沌とメイキング映像を交えたメタ構造、そしてポジティブなラストまでを綴る。

恋人への詩的な手紙から見えるインド社会の現実—映画『何も知らない夜』感想

パヤル・カパーリヤー監督のドキュメンタリー『何も知らない夜』をレビュー。恋人への手紙から浮かび上がるインドのヒンドゥー至上主義による差別や女性の抑圧、詩的なモノクロ映像の意図を綴る。

【ネタバレあり】「甘い言葉」の先にあるもの―映画『スムース・トーク』感想

ローラ・ダーン主演の映画『スムース・トーク』をネタバレ有でレビュー。少女が日常的に浴びる視線の気味悪さと、悪魔のような誘惑者との対峙、そして家族と向き合う姿を描く。

【ネタバレあり】写真が刻む存在の証明—映画『アイム・スティル・ヒア』感想

ウォルター・サレス監督『アイム・スティル・ヒア』をネタバレ有でレビュー。1970年代の軍事独裁下ブラジルで突然夫を奪われた家族の存在証明を、写真と音楽が刻む。現代にも響く恐怖と抵抗の物語。

【参加レポ】『バレリーナ:The World of John Wick』ジャパンプレミア レッドカーペットイベントでアナ・デ・アルマスのサインを貰った話

映画『バレリーナ:The World of John Wick』ジャパンプレミアのレッドカーペットイベントの体験レポ。当日の流れや持ち物とあわせて詳しく記録しました。

サタニック・パニックの「責任の所在」を探る―映画『サタンがおまえを待っている』感想+黒ミサ上映レポ

サタニック・パニックのきっかけとなった書籍『ミシェル・リメンバーズ』の真相を描くドキュメンタリー映画『サタンがおまえを待っている』をレビュー。黒ミサ上映試写会のレポ有。

【ネタバレなし】「運命」と名付けられた搾取に抗う―映画『盲山』感想

リー・ヤン監督の中国映画『盲山』をネタバレ無でレビュー。花嫁売買や女性搾取をテーマに、家父長制と男性中心社会の支配構造を描く社会派フィクション。

【ネタバレなし】偽りが生む暴力から、本物の自分を取り戻すまで―映画『FEMME フェム』感想

イギリスのクィア・サスペンス映画『FEMME フェム』をネタバレ有でレビュー。復讐と愛が交錯する物語の中で、偽ることがもたらす暴力性と、和解なきラストの余韻を綴る。

【ネタバレあり】没落貴族が最後にすがった芸術と虚栄—映画『音楽サロン』感想

サタジット・レイ監督のインド映画『音楽サロン』をネタバレ有でレビュー。没落貴族が誇りをかけた最後の音楽会と崩壊していく貴族像をを当時の社会情勢も踏まえ綴る。

【ネタバレあり】今こそ観たいサタジット・レイが描く女性の社会進出—映画『ビッグ・シティ』感想

サタジット・レイ監督・脚本の『ビッグ・シティ』をネタバレ有でレビュー。訪問販売として働き始めた主婦が、家族との摩擦や雇用主の理不尽にどう向き合うのかを描く。

【ネタバレあり】看板に石を投げるだけでない未来へ―映画『私たちが光と想うすべて』感想

パヤル・カパーリヤー監督のインド映画『私たちが光と想うすべて』をネタバレ有でレビュー。ムンバイの孤独と女性の生き方について探りながら、連帯のその先にある希望について綴る。

【ネタバレあり】台湾発の輪廻転生系ラブロマンス―映画『赤い糸 輪廻のひみつ』感想

台湾発のピリチュアル・ファンタジー『赤い糸 輪廻のひみつ』をネタバレ有でレビュー。ネタバレ前に注意書きを記載しています。

【ネタバレなし】審査という制度が揺さぶるもの―映画『入国審査』感想

77分の密室心理サスペンス『入国審査』をネタバレ無しでレビュー。事実婚カップルが空港の尋問室で受ける“審査”の正体と衝撃の事実とは。

【ネタバレあり】戻れない過去と叶わない恋が一番美しい―映画『2046』感想

ウォン・カーウァイ監督『2046』をネタバレ有でレビュー。壮大なスケールの中にある、私的で切ない愛の物語について綴る。

【ネタバレなし】これも神の意志なのですか?—映画『IMMACULATE 聖なる胎動』感想

シドニー・スウィーニー主演の主教ホラー『IMMACULATE 聖なる胎動』をネタバレ無でレビュー。処女懐胎の謎とジャンルを横断するスリリングな89分について綴る。

【ネタバレあり】言葉の要らないレジスタンス―映画『ゴンドラ』感想

ファイト・ヘルマー監督の映画『ゴンドラ』をネタバレ有でレビュー。言葉が無くても伝わる、繰り返しの日常に溢れる愛とユーモアとレジスタンスについて綴る。

【ネタバレあり】渡る者と残る者―映画『蝶の渡り』感想

ジョージア映画『蝶の渡り』をネタバレ有でレビュー。芸術家たちのユーモラスな移住を通して描かれるジョージアのディアスポラの悲劇を読み解く。