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🎤教職系私大教採対策講師|元校長 🗂️教職教養攻略 🖊️論文・面接の必勝ポイント 📘教育現場と採用試験を熟知した立場から、信頼できる情報をn発信中

教員採用試験「共同実施」は、どんな問題が出る?

「共同実施」って結局、何を勉強すればいいの?

教員採用試験の**「共同実施」**。
ニュースや資料を見て、

  • 結局、どんな問題が出るの?

  • 今までの勉強、このままで大丈夫?

そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

実際のところ、
「共同実施」という言葉だけが先行し、出題内容や学習の軸が見えにくい
――これが今の正直な状況です。

そこで本稿では、

  • これまでの教員採用試験改革の流れ

  • 文部科学省が示してきたモデル問題

  • すでに動き始めている自治体(特に東京都)の事例

を手がかりにしながら、

  • 共同試験では、どの分野が問われやすいのか

  • 今、学習の軸として押さえるべきことは何か

を、受験生目線で整理していきます。


この記事で扱う「出題予想」の前提

ここで示す出題傾向の整理は、
令和9年度(2027年度実施)以降に予定されている
**教員採用試験「共同実施」**を想定したものです。

ポイントは、次の3点。

  • 選考改革の方向性

  • 共同実施の目的(質の確保と効率化)

  • 文科省モデル問題・先行事例の分析

この3つの視点から、
**「共通問題として出されやすい範囲」と「求められる理解の深さ」**を整理しています。

先にお伝えしておくと、
共同試験は決して“怖いもの”ではありません。

仕組みを理解すれば、
やるべき勉強の軸は、むしろはっきり見えてきます。


この先で解説すること

この記事では、次の流れで整理します。

  • 共同試験は「何を測ろうとしているのか」

  • 出題の中心になると考えられる**「3つの核心」**

  • 合格に近づくため、今すぐ始めたい学習の進め方


① まず押さえたい

「共同実施」の目的と出題形式の原則

出題予想を考える前に、
共同試験が目指す方向性を押さえておく必要があります。

共同実施の目的は、大きく言えば、

  • 全国で一定水準の教員の質を確保すること

  • 採用試験の効率化・公平性の向上

です。

このことから、共同試験の共通問題は、

「全国の教員が最低限知っておくべき知識」を
公平かつ効率的に測るための客観テスト

になると考えられます。


📌 東京都と文科省モデル問題から見えてくること

近年の教員採用試験では、

「一般教養をどれだけ知っているか」よりも
「教員として必要な基礎的な専門知識を、きちんと理解しているか」

を重視する流れが強まっています。

その象徴が、東京都の一般教養廃止です。

東京都では、

  • 時事・理数・文章理解といった従来型の一般教養
    ではなく、

  • 教育法規・教育制度・教育理解など
    「教師になるうえで欠かせない知識」

を重視する選考へと舵を切りました。


ただし、注意点があります

文部科学省が示してきたモデル問題を見ると、
出題割合は次の通りです。

  • 英語:約29%

  • 数学:約29%

  • 社会:約29%

  • 理科:約14%

つまり、
文科省提供の共通問題では、一般教養が明確に出題されている
ということです。

これは、

全国レベルでは、
「教員として最低限の基礎学力は必須」

と考えられていることを示しています。

そのため、

「東京都が一般教養をやめたから、もう不要」

と判断するのは、
共同試験時代では非常に危険です。

理科・社会は、中学〜高校レベルの基礎が中心と考えられます。
特に配点の高い英語・数学については、

  • 出ないかもしれない
    と油断せず、

  • 基礎学力の確認は必須

と考えておきましょう。


② 【出題予想】

教職教養で問われる「3つの核心」

共同実施の教職教養は、
出題範囲が際限なく広がるわけではありません。

焦点は、

「教員として全国共通で備えておくべき基礎力」

その中核となるのが、次の3つの領域です。
これは単なる予想ではなく、
一次試験の合否を左右する必須理解事項と考えてください。


【核心①】法令・制度を正確に理解しているか

最も重視されるのが、
教育に関わる法令・制度の正確な理解です。

これらは、
国が「どのような教員を求めているか」を示す根幹です。

共同試験では、

  • 正誤問題

  • 多肢選択問題

として出題される可能性が高く、
出題頻度は最も高いと考えられます。

学習のポイント
用語暗記で終わらせず、

  • 「〜しなければならない」

  • 「〜努めるものとする」

といった文言の違いまで含めて、
条文の意味を理解することが重要です。


【核心②】国の教育政策・現代的課題を理解しているか

次に問われるのが、
文部科学省が示している教育政策の方向性です。

ここで問われるのは、
単なる「教育時事」ではありません。

  • なぜその施策が示されたのか

  • 学校現場に何が求められているのか

を理解しているかが問われます。

想定されるテーマ例

  • 個別最適な学びと協働的な学び

  • GIGAスクール構想・ICT活用

  • 主体的・対話的で深い学び

学習のポイント
ニュースを追うだけでなく、

  • 通知

  • 審議会答申

  • 解説資料

をもとに、
用語の定義・位置づけ・関係性まで整理しましょう。


【核心③】教員養成課程で学ぶ基礎的な教育理論

三つ目は、
教員養成課程で学ぶ教育の基礎理論です。

ここは、

差をつける領域ではなく、
「落ちないため」の確認領域

と考えるのが適切です。

  • 発達理論(ピアジェエリクソンなど)

  • 教育評価(観点別評価、ルーブリック)

  • 教育思想(デューイ、ルソーなど)

学習のポイント
丸暗記ではなく、

  • どんな考え方か

  • 何と結び付く理論か

を説明できるレベルを目指しましょう。


【整理】3つの核心と学習戦略

  • 核心① 法令・制度
     → 最優先で完璧に固める

  • 核心② 教育政策・現代的課題
     → 現代教員としての必須理解

  • 核心③ 教育理論
     → 深追いせず、基礎確認

この切り分けが、
共同試験時代の最も合理的な学習戦略です。


ステップ① 一次試験まで

共通問題対策【最終調整】

広く浅く手を出すのではなく、

  • 共通問題で確実に得点すべき知識

を、正確に理解することを意識しましょう。

  • 教職教養:
     「なぜ誤りか」を条文・資料で説明できるか

  • 一般教養:
     基礎レベルの問題を確実に落とさないか

間違えた問題は、
理由まで説明できる状態を目指してください。


ステップ② 一次通過後〜二次試験へ

共通問題を突破したら、
次は自治体独自の人物評価・教育観の段階です。

  • 志望自治体の教育計画を読む

  • 地域の課題を理解する

その上で、

  • なぜこの自治体なのか

  • 教員としてどう関わりたいのか

を、自分の言葉で語れるようにしていきましょう。


まとめ

共同試験は、

  • 一次:知識を効率よく確認

  • 二次:人物・教育観を丁寧に評価

という二段構えです。

この構造を理解し、
学習内容と学習時期を意識的に切り分けること
それが、合格への最短ルートになります。

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文科省、2027年度から一次試験を「共同実施」へ

教員採用試験をめぐる制度が、大きく動こうとしています。
今回は、少し先の話ではありますが、教採を考えるうえで見逃せないニュースを整理しておきます。

※本記事は、2025年8月時点で公表されている文部科学省資料・報道をもとにまとめています。
今後、制度の詳細や実施方法が変更される可能性があります。


1.今回のニュースの概要

文部科学省は、公立学校の**教員採用選考試験(一次試験・筆記中心)**について、
2027年度試験から「共同実施」を導入する方針を示しました。

  • 導入予定:2027年度試験(2028年4月採用分)から

  • 対象世代:現大学1年生(2025年入学)以降

  • 適用場面:大学3年次に受験する「3年前倒し試験」

つまり、これから教員を目指す世代にとっては、
採用試験の「当たり前」が変わる可能性がある、ということです。


2.なぜ「共同実施」なのか

これまで、教員採用試験の一次試験は、自治体ごとに作問・実施されてきました。
その一方で、次のような課題が指摘されてきました。

  • 作問・採点にかかる自治体の負担が大きい

  • 自治体ごとに試験の質や難易度に差が出やすい

  • 受験生が複数自治体を併願しにくい

こうした背景から、
👉 共通の問題を作成し、自治体で共有する仕組みが検討されるようになりました。


3.検討されている2つの方式

現在、次の2案が議論されています。

① 統一方式

全国で同一の試験を実施する方式。
大学入学共通テストに近いイメージです。

  • 公平性・効率性は高い

  • ただし、自治体独自の特色を出しにくいという課題も

② 共通問題配布方式(当面はこちら)

文科省が作成した共通問題を配布し、
自治体が実施・採点を行う方式です。

  • 自治体は独自問題の追加が可能

  • 導入のハードルが低く、2027年度からの実施を目指している

現時点では、この「共通問題配布方式」から始まる見通しです。


4.協議会の発足と今後の動き

2025年7月時点で、51自治体が参加する協議会が発足しています。

  • 試験日程

  • 出題科目

  • 費用負担
    などについて、現在も検討が進められています。

今後、参加自治体はさらに増えると見込まれています。


5.受験生への影響は?

整理すると、影響は世代によって異なります。

  • 現大学3・4年生(2023・2024入学)
     → 現行方式で受験。直接の影響はなし。

  • 現大学1年生(2025入学)
     → 最初の対象世代。
      2027年度の「3年前倒し試験」から共同実施を経験。

  • 今後の受験生(2026入学以降)
     → 共同実施が基本となる世代。
      将来的には「統一方式」導入の可能性も。


6.教採対策として押さえておきたい視点

この動きは、単なる制度変更にとどまりません。

  • 教育時事問題
     → 「教員採用試験の制度改革」は要チェックテーマ

  • 論文・面接
     → 教員確保の課題/採用の在り方/働き方改革とも関連

  • 直接の対象外世代でも
     → 知っているだけで論述の視野が広がる

「自分の試験には関係ない」と切り捨てないことが大切です。


まとめ|教採の“少し先”を知るということ

  • 文科省は、教員採用試験の一次選考を2027年度から共同実施へ

  • 最初の対象は、現大学1年生(3年前倒し試験世代)

  • 当面は「共通問題方式」、将来的には「統一方式」も視野

  • 受験世代以外にも、教育時事として注目すべき動き

教採は、静かに、しかし確実に変わっていきます。
その変化を少し俯瞰して見ることも、
**合格への「余白」**なのかもしれません。

 

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🏫 知っておきたい!「退学」「停学」「出席停止」ってどう違うの?


教員採用試験合格セミナーPlus(教育の本質を捉えた情報発信で、あなたの合格を後押し)
です。

学校でトラブルが起こったとき、耳にすることが多い「停学」や「退学」。
一見どれも “学校に行けなくなる” というイメージですが、実は意味も背景もまったく別物です。

特に、小学校・中学校のような “義務教育” では、憲法に基づく 「教育を受ける権利」 があるため、取れる措置にも違いがあります。


1. 「退学」「停学」は“罰”としての懲戒処分

まず押さえておきたいのは、
退学・停学はどちらも生徒に対する懲戒(=罰)であり、決めるのは校長先生 であること。

● 退学

最も重い処分で、学校との関係を終了する措置。

● 停学

一定期間、学校に来ないよう命じる処分。

ただし――
この2つは公立の小・中学校では行えません。
義務教育段階の子どもから「教育を受ける機会」を奪うことは認められていないためです。

一方で、私立の小・中学校や高校では、学則にもとづき停学・退学を科すことが可能
仮に退学になっても、公立校などへ転学して教育機会を確保できると考えられているためです。


2. 公立小・中で使える「出席停止」は“罰ではなく支援つき”

では、公立小・中学校で重大な問題行動が続く場合はどうするのか?

そこで登場するのが、「出席停止」 です。

暴力行為やいじめなどで、学校の教育環境を維持できない場合にとられる措置ですが、ここが大事👇

  • 出席停止は“懲戒”ではありません(罰ではない)

  • 命じるのは校長ではなく、市町村の教育委員会

  • 期間中、教育委員会には学習支援などを行う義務がある

つまり、

「学校には来られない期間を設ける必要はあるが、学ぶ権利は保障する」
という考え方で運用される特別な措置なのです。

また、インフルエンザなどの感染症で出席停止となる場合もありますが、
このケースは 欠席扱いにならない 点も覚えておきたいところです。


✔ まとめ:名前は似ていても“目的がまったく違う”

  • 退学・停学 … 懲戒(罰)。私立校や高校で用いられる。

  • 出席停止 … 教育権を守りながら調整するための措置(支援つき)。公立小・中で使用。

同じ「学校に行けない」でも、背景にある考え方は大きく異なります。

もし自分やお子さんがこうした措置を受けることになった場合も、
「これは何のための措置なのか」「どんな権利が守られているのか」
を知っておくことで、少し安心して向き合えるはずです。

 

教員採用試験に役立つ情報をnoteで多数掲載しています!

試験対策や面接のコツなど、実際に役立つ内容をたくさんシェアしていますので、ぜひチェックしてみてください。

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🎓テーマ:教員採用試験は独学で合格できるのか?


結論から言うと――
独学でも合格は可能です。

これまで多くの受験生を支援してきましたが、
予備校や講座に頼らず、完全に独学で合格をつかんだ人も実際にいます。

もちろん、私の講座や大手予備校で学びながら合格した人も多数います。
どちらも立派な努力の結果ですが、確かに「独学合格組」は存在します。

では、誰でも独学で受かるのか?
――ここが重要なポイントです。


🧭 独学には「3つの壁」がある

教員採用試験の対策は、単なる暗記ではなく、
「理解・表現・実践力」を総合的に問われる試験です。
独学で挑むには、次の3つの壁を乗り越える必要があります。

① 情報収集の壁

出題範囲が広く、自治体によって傾向も制度も異なります。
「どこを重点的に学ぶか」「何を割り切って捨てるか」を、
自分ひとりで判断しなければなりません。

② 論文・面接の壁

独学最大の弱点は、客観的な評価が得にくいこと
自分の論文が試験レベルに達しているのか、
面接の受け答えが教育委員会に伝わる内容なのか――
一人では判断が難しい部分です。

③ モチベーション維持の壁

教採は長期戦です。
周りが予備校に通い始めると、
「このままで大丈夫かな…」と不安になったり、
孤独を感じたりすることもあります。
強い意志と自己管理力が求められます。


🧠 独学で合格できる人の特徴

独学で合格できる人には、次の3つの力があります。

  • 必要な情報を効率よく集め、整理できる力

  • 自分を冷静に分析し、計画を立てられる力

  • 高い自己管理力と持続力

これらがあれば、独学でも十分に戦えます。
経済的負担も少なく、自分のペースで進められるのが大きな利点です。


🏫 予備校や講座を選ぶべき人とは?

  • どこから手をつけていいかわからない

  • 計画がすぐ崩れてしまう

  • 一人だと不安になってしまう

こうした人は、予備校や講座を活用した方が、
結果的に早く合格に近づくケースが多いです。

情報・添削・仲間の存在――
それらが、試験対策の「支え」になることもあります。


🌸 まとめ:大切なのは「自分を理解すること」

合否を決めるのは、
独学か、予備校かではありません。

重要なのは、

「自分を理解し、自分に合った方法で努力を続けられるか」

ということです。

私たち講師の役割は、地図とコンパスを渡すこと。
実際に歩くのは、あなた自身です。

独学でも講座でも、
あなたにとって最善の道を選んでください。


✨ 教員採用試験を目指す方へ

noteにて、**教員採用試験(教職教養・面接・論文・特別支援・養護教諭対策)**に関する記事を発信しています。
実際の出題傾向や具体的な対策法を、元校長の視点から整理した内容です。

ご関心のある方は、こちらもぜひご覧ください。

👇

➡️ 教採対策記事はこちら(note)

 

東京都教員採用試験 面接攻略【教育観(面接票)編】

東京都の教員採用面接では、3人の面接官がそれぞれ担当を分けて質問を行います。

  • 教育観(面接票)

  • 教科指導

  • 場面指導

この記事では、教育観(面接票)パートの攻略法を中心に解説します。

1. 面接票の役割

東京都の面接は、「面接票」に書いた内容を出発点に進みます。
つまり、面接票=質問の台本です。立派なことを書いても、深掘り質問で答えに詰まれば逆効果。

面接票は「必ず聞かれる質問リスト」と考え、しっかり準備しましょう。

東京都の教員採用試験では、一次試験合格者のみが専用サイトから受験票をダウンロードできます。その中に「面接票」が含まれ、氏名・志望理由・自己PR・教育観などを記入して提出します。


2. 面接票から想定される質問と答え方のポイント

(1) 志望理由

想定質問例

  • なぜ東京都の教員を目指すのですか?

  • 東京都の教育の魅力は?

  • 研修制度や若手支援についてどう考えますか?

答え方のコツ

  • キーワード:「多様性」「規模」「研修制度」「若手支援」

  • 自分の経験と東京都の教育を結びつける

  • 力量形成は「教材研究・授業改善・研修活用」で具体的に語る


(2) 教育実習での学び

想定質問例

  • 実習で学んだ一番大きなことは?

  • 叱ることと褒めることの両方が必要なのはなぜ?

  • 他の子への配慮をしながら注意するには?

答え方のコツ

  • 主体的な学びには教師の熱意と工夫が不可欠

  • 褒める=意欲を高める、叱る=行動を正す、と役割を整理

  • 公の場ではなく個別対応+フォローで信頼を守る


(3) 学生時代の経験

想定質問例

  • 学生時代に一番努力したことは?

  • その経験を教師としてどう生かせますか?

答え方のコツ

  • 「困難 → 工夫 → 協力 → 成果」の流れで語る

  • 教育現場では「学級会」「話し合い活動」「特別活動」での応用を示す


(4) 教育公務員としての自覚

想定質問例

  • 都民の信頼に応えるとはどういうこと?

  • 信頼失墜行為を防ぐには?

  • 子どもにとって最善の教育とは?

答え方のコツ

  • 法令遵守服務規律・子どもの安全を強調

  • SNSや不祥事防止のための工夫を述べる

  • 「一人ひとりの可能性を伸ばす教育」と端的に答える


(5) 得意教科・教育相談

想定質問例

  • 得意教科は?どの分野?

  • 苦手な子への配慮は?

  • 教科でのICT活用は?

  • 不登校・いじめへの対応は?

答え方のコツ

  • 教科:具体物→図→抽象化のプロセスを意識

  • ICT:図形の動き・データの可視化など具体例を出す

  • 教育相談:傾聴・受容・共感を基本に

  • 不登校・いじめは「早期発見・信頼関係・チーム対応」で


(6) 児童生徒観

想定質問例

  • どんな児童生徒を育てたいですか?

  • 多様性をどう学級で育みますか?

答え方のコツ

  • 「前向きに挑戦する力」「違いを認める姿勢」を明言

  • 方法は「学級会」「協同的学び」「教師自身の姿勢」で示す


3. 実際に出た質問例(抜粋)

  • なぜ東京都なの?どんな研修がある?

  • 子どもと接するときに大切にしていることは?

  • LINE交換を求められたらどうする?

  • 実習で一番苦労したことは?

  • 相談場面でなぜ密室を避けるべき?

ポイント

  • 倫理観・服務規律を即答できるかが試される

  • 実習経験の深掘りが多い

  • 自己理解と成長の見通しを明確に語れることが重要


4. 攻略まとめ

  • 面接票=質問台本。必ず深掘りされる

  • 答え方は「経験 → 学び → 教師としての活かし方」の流れで

  • 倫理・服務規律は即答できるように準備

  • 「多様性」「チーム学校」「研修制度」を絡めて説得力アップ

受験生へのアドバイス

面接票を書くときに、「想定質問リスト」と「答えメモ」を同時に用意しましょう。本番で新しい答えを生み出す必要はありません。練習で作ったストックを、自分の言葉で自然に話すことが、安心して答えられる合格への近道です。

 

✨ 教員採用試験を目指す方へ

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東京都教員採用面接「教科指導」攻略法

東京都の教員採用面接では、面接官が3人に分かれて質問を行います。
主な担当は以下の通りです。

  • 教育観(面接票)

  • 教科指導

  • 場面指導

今回は「教科指導」のパートで、面接官が何を見ているのか、どのように回答すればよいのかを解説します。


東京都の教科指導面接で重視されるポイント

面接官が特に注目しているのは次の3つです。

  1. 授業観が明確か
    → 学習指導要領の理念に沿った考え方か

  2. 授業設計力があるか
    → 児童の実態や学力差に応じた工夫があるか

  3. 困難場面に対応できるか
    → 意欲低下や学習差への具体的な支援が語れるか

ポイントは、理想だけを語るのではなく、実際の授業をイメージした具体的な回答をすることです。


代表的な質問と回答例

Q1. 「担当する教科で大切にしたいことは?」

回答例

児童が「わかった!できた!」と実感できる授業を大切にしています。
学習課題を明確にし、ペアやグループで考えを交流する場を設け、主体的に学ぶ姿を育てます。
多様な考えに触れることで理解を深め、学ぶ喜びを実感できる授業を目指します。

深掘り例

  • 交流活動が盛り上がらない場合 → 小さな成功体験を設定して発言しやすい環境を作る

  • 授業後の振り返り → 「今日できるようになったこと」「次に挑戦したいこと」を簡単に書かせ、共有して次の意欲につなげる


Q2. 「間違ったことを笑った児童がいたらどうしますか?」

回答例

まず、その行為が相手を傷つける可能性をやさしく伝えます。
間違いは学びの一部であることを全体に示し、失敗を恐れず発言できる雰囲気を作ります。

深掘り例

  • 繰り返す場合 → 個別に話し、行動の問題点を理解させる

  • 学習意欲への影響が心配 → クラス全体でルールを共有。成功体験や互いを認め合う場を設ける


Q3. 「学力差が大きいクラスではどのように授業を展開しますか?」

回答例

基礎内容は小さなステップに分けて確認し、誰もが理解できるようにします。
応用課題も用意し、高学力児も挑戦できるようにします。
個別支援が必要な児童には、板書・プリント・ICTを工夫して理解を助け、全員の学びを保障します。

深掘り例

  • 基礎課題でつまずく児童 → 理解できた部分を確認し、小さな達成感を積ませる

  • 応用課題ばかりに目が行く児童 → 基礎課題に戻り、段階的に応用課題に挑戦


Q4. 「個別最適な学びと協同的な学び、どちらが大切ですか?」

回答例

どちらも大切です。
個別学習では理解度や興味に応じて課題を調整し、自信や基礎力を育てます。
協同学習では互いの考えを交流し、多様な視点や社会性を育みます。

深掘り例

  • 個別学習を重視 → 基礎力を確実にした後、協同学習に活かす

  • 協同学習で意見がまとまらない → 各自の考えを整理・発表させ、教員がファシリテート


Q5. 「ICTをどのように活用しますか?」

回答例

児童の考えを可視化・共有する場面で活用します。
例:タブレットやオンラインツールで意見を入力・比較し、議論や学び合いを活性化。
板書やノート活動と組み合わせ、学習目標達成に役立てます。

深掘り例

  • ICTが使えない場合 → 板書・ワークシート・口頭発表で多様な意見を共有可能


Q6. 「授業評価をどのように行いますか?」

回答例

発言やノート記述など学習過程を重視します。
ルーブリックを活用し、児童が振り返りを行えるようにして、『次にどう学ぶか』を考えさせます。

深掘り例

  • 評価結果の授業改善 → 振り返り・ルーブリックの記録を分析し、課題提示や交流方法を工夫

  • 意欲低下児 → 良い点を伝え、小さな成功体験を積ませる


Q7. 「授業についていけない児童がいたら?」

回答例

理解に困っている部分を観察・確認問題で把握。
個別支援・ペア学習・ワークシートで補助し、授業についていける環境を整えます。

深掘り例

  • 個別支援しても理解が追いつかない場合 → 内容を小ステップ化、視覚教材やICT活用、家庭連携や放課後サポートも検討

  • 周囲の児童に気後れ → グループで得意分野を担当させ、成功体験を積ませる


Q8. 「学級経営で大切にしたいことは?」

回答例

安心して学び、互いを尊重できるクラスづくりを大切にしています。
学級目標・ルールを明確に示し、日常活動で小さな成功体験を積ませ、主体的・協働的な学びを育みます。

深掘り例

  • トラブルや意見対立 → 冷静に状況把握、話し合いやグループ活動で理解促進

  • 日常的取り組み → 朝の短い振り返り・感想共有、授業中の成功体験の声かけで安心して発言できる雰囲気作り


攻略のポイント

  • 学習指導要領のキーワードを自然に活用
    → 「主体的・対話的で深い学び」「学習課題の明確化」

  • 抽象的ではなく、授業の具体的なイメージを語る

  • 困難場面を想定して深掘り質問に備える

  • 模範回答を暗記せず、自分の授業観・実習経験・具体対応策を組み合わせて語る

 

✨ 教員採用試験を目指す方へ

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ブラック情報だけじゃない!先生の安心できる給与・退職金のリアル

こんにちは。教員採用試験対策講座を担当している元小学校教員です。
ニュースでは「教員=ブラック」というイメージが先行しがちですが、実は教員には生活面での安心や将来の安定といった魅力もあるんです。

私が40年現場で働いてきた経験を交えて、教採講座では受講生にリアルな話をしています。
成功談も失敗談も交えるので、学生たちはいつも興味津々で聞いてくれます😄


学生が聞きたくても聞けない話

講座の中でよく出る質問が「給与」や「退職金」の話。
学生の中には勇気を出してこう聞く人もいます。

「先生、退職金ってどれくらいもらえるんですか?」

こうした話は、学生にとって安心感につながる大切な情報です。
もちろん地域や勤続年数で差はありますが、一般的な公立教員のモデルは以下の通りです。


教員のお金のリアル(一般モデル)

  • 月収:30歳代で手取り約30万円、40歳前後で約40万円

  • ボーナス:年2回、合計100万〜120万円程度

  • 退職金:勤続40年で約2,200万円前後

この程度あれば、生活は十分に成り立ちます。


二馬力の先生夫婦はさらに安心

現場ならではの話ですが、教員同士で結婚して二馬力で働く夫婦も少なくありません。

  • 一人分の給与で生活が成り立つ

  • もう一人分は貯蓄や投資に回せる

  • 退職金も2人分で約4,400万〜4,500万円

コツコツ貯めれば、最終的には**資産5,000万〜1億円の“準富裕層”**になる教員夫婦も珍しくありません。


ブラック情報だけじゃない

確かにマスコミでは「残業は過労死ライン」といったネガティブ情報が目立ちます。
でも、長く現場で働くとわかるのは、

  • 給与・退職金という経済的な安心感

  • 子どもや保護者との出会いという人生の財産

など、プラス面もたくさんあることです。

だから私は受講生に胸を張って伝えます。

不安情報に振り回されず、
「先生になろう」と決めたなら、安心してこの道を目指してください。
先生ってお仕事には、プラス面もいっぱいあるんです!


💡教採受験生の皆さんへ:
現場のリアルを知ることで、不安は少なくなります。給与や退職金など、安心できる情報も含めて、ぜひ前向きに教員を目指してほしいと思います。

 

✨ 教員採用試験を目指す方へ

noteにて、**教員採用試験(教職教養・面接・論文・特別支援・養護教諭対策)**に関する記事を発信しています。
実際の出題傾向や具体的な対策法を、元校長の視点から整理した内容です。

ご関心のある方は、こちらもぜひご覧ください。

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➡️ 教採対策記事はこちら(note)