夢でささやくピアノ

ジャズピアノとクラシックピアノの両立を目指す、ねむいゆめこの迷走記録

アラン・ドロンの「地下室のメロディー」はフレンチ・ジャズの金字塔

1963年のフランス映画「地下室のメロディー」(Mélodie en sous-sol)

今のうちに書いておきたい「地下室のメロディー

こういっちゃあアラン・ドロン様に申し訳ないが、ご逝去がきっかけとなって、当ブログのアクセスランキングの半分がドロン関係になってしまった。
もし私が映画関係の仕事についているのだったら、ドロンさまさま、と言いたいところだが、あいにく私にはなんの利益ももたらさない。

いや、アクセス数が多少なりとも増えるのだから、グーグルさんからのお振込みがちょっとは増えるのかな?

そうでなくとも、見てくださるひとがいるというのは、やはりブロガーにとっては嬉しいものだ。

反面、ネットに関するものはあっというまに流れが変わるものだから、あと1週間後にドロンの映画に関する記事を書いても誰にも見向きもされないかもしれない。

だから今のうちに書いておこうと思ったのだ。

私の大好きな映画音楽「地下室のメロディー」について。

フレンチ・ジャズの金字塔「地下室のメロディー

地下室のメロディー」、映画そのものも大好きだが、何よりテーマ曲が大好きなのだ。

一度聴いたら忘れられないパンチにあふれた管楽器のリフ。

あいだにはいるパーカッションのリズムがアクセント。

これは間違いなくフレンチ・ジャズの金字塔だと思う。

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ホンダプレリュードのCMにも使われていた

月並みなカッコいいということばしか出てこなくて残念ではあるが、カッコいいと思ったのは何も私だけではないらしい。

その証拠に1987年にはホンダプレリュードのCMにも使われていた。

もしカッコよくなければ誰もクルマのCMには使わないだろうから、やっぱりカッコいいんじゃないの?

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忘れられないラストシーン

この映画、オチがすばらしすぎる。

こんなにオチ、つまりラストシーンが印象的な映画はそうそうないと思う。

プールサイドに横たわって、札束がプールから浮き上がってくるのを眉間に皺を寄せながら見守るドロン。

最後のほうでは観念したかのように、睫毛を伏せるが。

それを対岸で見つめているジャン・ギャバンはいったい何を思うのか?

そして音楽は、冒頭ででてきたテーマ曲なのだが、みごとにこの場面にふさわしいアレンジが施されている。

テンポは遅く、しかし壮大さを失わず、それでいてギャングのたくらみをあざ笑うかのような・・・

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ジャン・ギャバンを忘れてはいけない

私がこの映画を最初にみたのは淀川長治さんが解説する日曜洋画劇場だったと思う。

その際、淀川さんは「ジャン・ギャバンアラン・ドロンというフランスの2大スターの新旧対決!」という言い方をされていたと思う。

言うまでもないが、昨日亡くなったアラン・ドロンが新星スターで、それまでフランス映画界を牽引していたのはジャン・ギャバン(1904-1976)だったのだ。

そうだ、ジャン・ギャバンを忘れちゃいけないな。

彼の魅力を私はまだ完全に理解していないのかもしれないし。

その証拠にいっしょに「地下室のメロディー」を見ているあいだ、わが夫ちゃんは

「カッコいい! ジャン・ギャバン!」

を連発し、私は不思議そうに彼の横顔をみているだけだったのだから。