戦国日本の津々浦々 ライト版

港町から廻る戦国時代。そこに生きた人々、取引された商品も紹介します。

2025-11-01から1ヶ月間の記事一覧

紙本著色 小早川隆景像 しほんちゃくしょく こばやかわたかかげぞう

小早川隆景の肖像画。寸法は88.1cm×44.0cm。16世紀末から17世紀初頭の制作とみられる。もとは毛利家に伝来し、明治十三年(1880)八月に毛利元徳から小早川三郎へ譲られた。明治十三年(1880)八月に毛利家当主毛利元徳から小早川三郎に譲…

一乗 妙性 いちじょう みょうせい

鎌倉末期に備後国で活動した刀鍛冶。のちに水呑(福山市)・草戸周辺を拠点に広がった“法華派刀鍛冶”の祖とされる。日蓮の弟子・日像に帰依し、開基として妙顕寺建立に尽力した。

吉平(福岡一文字) よしひら

鎌倉中期の備前・福岡一文字派を代表する刀工。父は吉家で、弟に吉友、また婿には吉房がいたとされる。紀州徳川家に伝来し、現在は国宝に指定されている太刀を作った刀工として知られる。

吉岡瓦(万富東大寺瓦窯) よしおか かわら

備前国吉岡郷(岡山市東区瀬戸町万富)に所在した「万富東大寺瓦窯跡」で焼かれた瓦。東大寺の再建に使用された。建仁三年(1203)の「備前麦進未進納所惣散用帳」には、備前国から東大寺へ納められた「吉岡御瓦」が記録されており、同窯跡が南都(奈良…

弧帯文石(楯築神社) こたいもんせき

楯築神社(岡山県倉敷市矢部)に御神体として祀られていた神体石。重要文化財指定名称は「旋帯文石」。成立年代不明の『楯築神社縁起』では「白頂馬龍神石」と呼ばれている。現在は楯築遺跡の墳丘脇の収蔵庫に納められている。

虎蹲砲 こそんほう

明朝で16世紀に開発された火砲。歩兵による運搬が可能かつ拠点防御に適した。虎の蹲踞した姿勢に似ていることからこの名がついた。日本軍の侵攻を受けた朝鮮に援軍としておもむいた明軍も装備しており、のちに朝鮮は国産化をはかっている。

会統 Hoi Thong

ベトナム北部のラム川河口にあった港町。外国商船が来航するようになっており、17世紀初頭には日本の朱印船も寄港したとみられる。会統からラム川を通じてラオスの都ヴィエンチャンへと陶磁器などが輸送されるルートがあった可能性も指摘されている。

ヌナレク Nunalleq

アメリカ、アラスカ州西部のユーコン・クスコクウィム・デルタにあった先住民ユピックの古代集落。西暦1350年から1650年頃にかけて人が住んでいたとみられている。なお「ヌナレク」はユピック語で「古い村」を意味する。

プエブロ・ボニート Pueblo Bonito

アメリカ、ニューメキシコ州チャコ・キャニオンの遺跡群にある集落跡。古代チャコ文化の中心地であったとされ、9世紀後半から12世紀後半(日本の平安後期~鎌倉初期)にかけて建設された。最大4階建ての石造りの建物群で構成され、メソアメリカとの交易…

宋刊本『中庸説』(東福寺所蔵) ちゅうようせつ

中国南宋の張九成によって著された儒書。宋代の刊行本が唯一、京都東福寺に現存している。端麗な宋版の実例としての書誌学的価値から、国の重要文化財に指定されている。