一般的に女性の方が長生きすると
言われるのですが
うちのご近所、私の身近、
病院の待合室などで聞くと
妻の方が先に亡くなるケースが
多いなと感じます。
また、亡くなっていなくても
女性の方が骨折しやすいのか
介護になってしまうことも。
一般的に女性の方が元気で
強いというイメージありますが
そうでもないということ。

さて
身近で一緒に生活し
4人の家族を見送ってきましたが
それぞれ亡くなる前って
違うものですね。
祖父
床にふしながら手に現れた紫斑を
ずーっと眺めて見ていた。
祖母
床ずれがひどく、骨が見えていた。
寝たきりになりながら
近くにいた父の顔をずーっと
見ていたと聞く。
母
それまで具合悪そうだったのに
噓のように
回復したかのように見えたけど
私には顔色が悪いように見えた。
後で知ったけど
黄疸が出ていたのだと思う。
この翌日に入院。
真夏の夜だったのに
病院へ駆けつける時
家族全員とても寒かった。
気候の寒さでないことは確か。
あの寒さは
今まで体験したことがない。
最期、目をパッと開けたと思ったら
すぐ閉じてしまった。
これは
意識が戻ったわけではないと言われ
術後
意識戻ることなかったけど
最期は涙が見えた。
父
自分の死期が近いと予言していた。
幻聴、歯が抜けたり、
不吉なことが次々とあった。
亡くなる直前は
足が悪いのにスムーズに歩き、
物音がしない。
今思えば異様な静けさだった。
亡くなっていた時も
この世とは違う静けさがあって
あれは不思議な感覚だった。
こっちは慌てているのに
気持ちよさそうに
穏やかな仏顔で眠ってる。
父が亡くなった時
初めて本当の意味で
母も亡くなったと感じた。
それまで
父のそばにいたのだと思う。
そんな気がしてきた。
親の死は不思議なもので
まだ実感がない。
遠くにいったようで近くにいる感じ。
近くにいるようで遠くにいった感じ。
後悔のないように頑張ってきたのに
つもりでしかなかった。
後悔だらけで責任も感じてる。
残された者は
悲しんで寂しがってるけど
きっと本人たちはつとめを終えて
安らいでいると思う。