感慨
終身雇用の
ただのっぺりした人生を送るつもりだった。
福利厚生も世間並み、
社会の荒波を渡っていけないようなお前でも
そこでならやっていけるのじゃないか。といわれて、
ひっそり働いてやりたいことやれたらいい、と
そこでじっとしてるつもりだったら、
どんどん居場所がなくなってきて、
もう無理だと思った。
登山するとき、
自分のレベルが低ければ
かならず引き返せ、という。
仕事だっておなじ。
自分のレベルでは続けられないと思って辞めた。
給料が安くても楽な仕事があるかと思ったら
給料が下がったうえ、辛い仕事のほうが多かった。
いま、生活のレベルも下げて、
自分のレベルにあった場所に
流れ着いた感があるも
それは微妙なバランスの上に立っている。
ただのっぺりした人生を送るつもりだった。
福利厚生も世間並み、
社会の荒波を渡っていけないようなお前でも
そこでならやっていけるのじゃないか。といわれて、
ひっそり働いてやりたいことやれたらいい、と
そこでじっとしてるつもりだったら、
どんどん居場所がなくなってきて、
もう無理だと思った。
登山するとき、
自分のレベルが低ければ
かならず引き返せ、という。
仕事だっておなじ。
自分のレベルでは続けられないと思って辞めた。
給料が安くても楽な仕事があるかと思ったら
給料が下がったうえ、辛い仕事のほうが多かった。
いま、生活のレベルも下げて、
自分のレベルにあった場所に
流れ着いた感があるも
それは微妙なバランスの上に立っている。
なりゆき
一身上の都合により辞めたのは自分の意志だったが、
その後ずっと、自分の思ったとおりにならなくて
以前と同様、なりゆきに任せるしかなかった。
最後の赴任地から旅して
車中泊にもホテルぐらしにも疲れて
宿泊費のかからない春野の持ち家に落ち着いたが、
他の選択肢も考えないではなかった。
その後ながされるまま、そのなかで
最善と思われる選択をした結果、
職場まで2kmの場所に落ち着いた。
不本意ではあるが、こんどの場所が
なにをするにも起点になってくる。
並行世界にスリップしてしまった自分に戸惑いつつ、
もとの時間軸に戻るつもりでも
いまはどうなるかわからない。
その後ずっと、自分の思ったとおりにならなくて
以前と同様、なりゆきに任せるしかなかった。
最後の赴任地から旅して
車中泊にもホテルぐらしにも疲れて
宿泊費のかからない春野の持ち家に落ち着いたが、
他の選択肢も考えないではなかった。
その後ながされるまま、そのなかで
最善と思われる選択をした結果、
職場まで2kmの場所に落ち着いた。
不本意ではあるが、こんどの場所が
なにをするにも起点になってくる。
並行世界にスリップしてしまった自分に戸惑いつつ、
もとの時間軸に戻るつもりでも
いまはどうなるかわからない。
ちいさいおうち
バージニア・バートンの絵本「ちいさいおうち」
出会いは幼稚園の時だが、
気がついたのはこの本が自分の行動原理になっていること。
ちいさいおうちが建てられたのは
四季折々の変化に富む田園だった。
ある日、都会から自動車がやってきて
あっというまに都市化が進み
おうちの周りは高層ビルに囲まれる。
頭上をモノレールが走り
ネオンで夜は月も星も見えなくなる。
ある日、
おうちを建てた人の子孫が現れ
いたたまれなくなったその家を
もとあった田園に似た田舎に移転させる。
自分は何度か田舎に移り住み
都会に引き戻されるたび
できるだけ都会と距離をおいた場所に住処を選び
それが叶わないときには休日を田舎で暮らした。
町に引き戻されるたびに
日本の何処かにまだ田舎があると信じて
新しい住処を探した。
住処を換えることは自分のパーツ交換でもある。
出会いは幼稚園の時だが、
気がついたのはこの本が自分の行動原理になっていること。
ちいさいおうちが建てられたのは
四季折々の変化に富む田園だった。
ある日、都会から自動車がやってきて
あっというまに都市化が進み
おうちの周りは高層ビルに囲まれる。
頭上をモノレールが走り
ネオンで夜は月も星も見えなくなる。
ある日、
おうちを建てた人の子孫が現れ
いたたまれなくなったその家を
もとあった田園に似た田舎に移転させる。
自分は何度か田舎に移り住み
都会に引き戻されるたび
できるだけ都会と距離をおいた場所に住処を選び
それが叶わないときには休日を田舎で暮らした。
町に引き戻されるたびに
日本の何処かにまだ田舎があると信じて
新しい住処を探した。
住処を換えることは自分のパーツ交換でもある。
敗北
もし、会社を辞めずに働き続けていたとしたら
いまの自分でいられたろうか?
山の暮らしは、敗北したと言わざるを得ない。
ソーローは2年間「森の生活」をしたのち
マンネリになるからと森の暮らしを卒業した。
自分は10年たっても思い描く形にならず、
住む場所を失った。
このまま沈没しちゃっていいのか。
立ち直ることはできるのか。
ひきこもるように山に移り住んだ。
山でだけ暮らすことでたくさんのことに
目を塞いでいた。
毎日出稼ぎするように通勤で町を往復し、
町におりてきた格好になった。
転職は成功だったのかわからないが
職場にお世話になり、依存し、
山の暮らしで生計を立てるのではなく
町の職場で生計を立てている。
別の自分になりたいと思ったのが
のぞんだかたちとちがう自分になりつつある。
いまの自分でいられたろうか?
山の暮らしは、敗北したと言わざるを得ない。
ソーローは2年間「森の生活」をしたのち
マンネリになるからと森の暮らしを卒業した。
自分は10年たっても思い描く形にならず、
住む場所を失った。
このまま沈没しちゃっていいのか。
立ち直ることはできるのか。
ひきこもるように山に移り住んだ。
山でだけ暮らすことでたくさんのことに
目を塞いでいた。
毎日出稼ぎするように通勤で町を往復し、
町におりてきた格好になった。
転職は成功だったのかわからないが
職場にお世話になり、依存し、
山の暮らしで生計を立てるのではなく
町の職場で生計を立てている。
別の自分になりたいと思ったのが
のぞんだかたちとちがう自分になりつつある。
最後のあがき
昨日休んだ担当者は出てきて
今日は通常のシフトに戻った。
原材料も変わってすこし楽かと思ったが
午後後半からペースが上がった。
それが前工程のオペレーターにとって、
ここでの最後の仕事になるのだろうけど、
彼がなんのためにそんなにがむしゃらになるのか意味不明。
いくらペースを上げられても
取り乱したりせず淡々とこなしていく覚悟はできているが、
この期に及んで相手のペースに引きずり込まれるのは
馬鹿らしく思えた。
事情を知った人がこのブログを見ることもあるので
具体的なことを書くのはよしとく。
そのオペレーターは自己都合で退職することになり
明日から有給消化に入る。
前の会社をやめるときの自分を思い出そうとしていたが、
前工程でのオペレーションになんの感動も感慨も湧いてこない。
別れを惜しむ気持ちも、同情も起きない。
バカみたいに流れてくる前工程からの攻撃を見ながら
ふと昔やったくだらないRPGを思い出した。
単調なシナリオの最後に出てきたラスボスが、
やたら強くてしぶとくてもう、ただの消化試合みたいなものなのに
いつまで経っても終わらせてくれない、やってる方は飽き飽きしている。
15:30・・・
15:50・・・
16:10・・・
それでも17時のサイレンは鳴った。
あくまでも個人的感想だが、
彼はペースを上げても周りがついてこれなければ、
生産性は上がらないことに気づいていなかったとみえる。
そして、思いとどまるように言ってくれる同僚は、おそらくなかった。
あーあ、今日はもうクタクタで22時にようやく晩ゴハンの支度ができた。
今日は通常のシフトに戻った。
原材料も変わってすこし楽かと思ったが
午後後半からペースが上がった。
それが前工程のオペレーターにとって、
ここでの最後の仕事になるのだろうけど、
彼がなんのためにそんなにがむしゃらになるのか意味不明。
いくらペースを上げられても
取り乱したりせず淡々とこなしていく覚悟はできているが、
この期に及んで相手のペースに引きずり込まれるのは
馬鹿らしく思えた。
事情を知った人がこのブログを見ることもあるので
具体的なことを書くのはよしとく。
そのオペレーターは自己都合で退職することになり
明日から有給消化に入る。
前の会社をやめるときの自分を思い出そうとしていたが、
前工程でのオペレーションになんの感動も感慨も湧いてこない。
別れを惜しむ気持ちも、同情も起きない。
バカみたいに流れてくる前工程からの攻撃を見ながら
ふと昔やったくだらないRPGを思い出した。
単調なシナリオの最後に出てきたラスボスが、
やたら強くてしぶとくてもう、ただの消化試合みたいなものなのに
いつまで経っても終わらせてくれない、やってる方は飽き飽きしている。
15:30・・・
15:50・・・
16:10・・・
それでも17時のサイレンは鳴った。
あくまでも個人的感想だが、
彼はペースを上げても周りがついてこれなければ、
生産性は上がらないことに気づいていなかったとみえる。
そして、思いとどまるように言ってくれる同僚は、おそらくなかった。
あーあ、今日はもうクタクタで22時にようやく晩ゴハンの支度ができた。
5月15日

先週の週明け
思ったより早くうちを出たので
道の駅で時間がありました。
前夜からの雨が上がって天気が回復してきました。


年明けに実家から持ってきた父のアルバム。
処分に困って一通り中を見ようと思ったが、
闇落ちした父の過去を見る気にならず車に積んだままだった。
自分と同じようなところがある。
少年時代の父は自分と同じような顔。
同じ心を持っていたのかもしれない。
ヤミオチシタノハオヤジダケジャナカッタ
ソウ・・・シゴトヲヤメテココニクルマエノジブンモ
ココロハムシバマレテイテ
ナンデアンナヒドイコトヲハハオヤニデキタノカ?
チチハジブンカラサケニオボレタ
ジブンハマエノショクバニイルカギリサケノセキカラ
ニゲラレナカッタ・・・
まだまだこんなものがいろいろある。
捨てなきゃいつまでも片付かないが
踏ん切りがつかない。
心の闇
夢を見た。
もう、昔の職場では働いていない。
風俗店のベットメーキングの研修を受けいている。
初日から室内を水浸しにして布団を交換してもらうが
ホストみたいな店長がよくできている人のようで
怒られもせず、布団の交換を助けてもらう
別の場所に行くとかで新人数名連れ出され駅に向かうが
おまえこんなもの忘れてたよと
渡されたものが、前の会社の何年分かの全職員の源泉徴収票の控え
すでに退職された上司の年収がちらりと見える。
駅に向かう途中金縛りにあったように足が進まなくて追いつけない
改札口のシステムが変わっていてカードが使えない
券売機できっぷを買うときっぷが大きすぎて改札機を通らない
3番線から先に行った人たちの乗っている電車が待っているようで
「お急ぎください」とアナウンスしている。
改札で行き先を聞かれて言えない、八王子の植物園のようなところのはずだが
名前が出ない、「舞岡公園みたいなところ」と言ってもそれは横浜。
道がわからない
電車で行き先がわからない
搭乗口で乗り物に乗れない、
は今までと同じパターン。
でも今回の夢で昔の職場とは縁が切れた。
でもまだ何かがひっかかっている。
もう、昔の職場では働いていない。
風俗店のベットメーキングの研修を受けいている。
初日から室内を水浸しにして布団を交換してもらうが
ホストみたいな店長がよくできている人のようで
怒られもせず、布団の交換を助けてもらう
別の場所に行くとかで新人数名連れ出され駅に向かうが
おまえこんなもの忘れてたよと
渡されたものが、前の会社の何年分かの全職員の源泉徴収票の控え
すでに退職された上司の年収がちらりと見える。
駅に向かう途中金縛りにあったように足が進まなくて追いつけない
改札口のシステムが変わっていてカードが使えない
券売機できっぷを買うときっぷが大きすぎて改札機を通らない
3番線から先に行った人たちの乗っている電車が待っているようで
「お急ぎください」とアナウンスしている。
改札で行き先を聞かれて言えない、八王子の植物園のようなところのはずだが
名前が出ない、「舞岡公園みたいなところ」と言ってもそれは横浜。
道がわからない
電車で行き先がわからない
搭乗口で乗り物に乗れない、
は今までと同じパターン。
でも今回の夢で昔の職場とは縁が切れた。
でもまだ何かがひっかかっている。
理由
最初からわが道を行けばよかったのかもしれない。
両親は息子に就かせたい職業があった。
先生はその適正がないと看破していた。
結局、先生に言われるままの職場を選んだ。
ずっと反抗できなくて定められた選択肢しかなかった。
じゃあ自分にはいったい何の適正があったのか
若いうちに試す勇気がなかった。
管理職にも向いていないと自分でわかった。
その仕事もポジションも自分のキャリアもみんな間違っている。
親の過剰な期待が遠因だと思うが、親のせいにする歳でもない。
忠告に従うという選択をしてきたのだから。
すべてリセットしたい。収入は減っても良い、
もっと楽な仕事はないか。
もっと本当に好きな仕事はないか。
本音はそんなところではなかったか。
そんなに甘い話はない。
でもなんとか製造業に潜り込んで
一労働者としてその日の苦労はその日だけで終わる仕事を
させてもらえている。
なんの不満があろうか。
両親は息子に就かせたい職業があった。
先生はその適正がないと看破していた。
結局、先生に言われるままの職場を選んだ。
ずっと反抗できなくて定められた選択肢しかなかった。
じゃあ自分にはいったい何の適正があったのか
若いうちに試す勇気がなかった。
管理職にも向いていないと自分でわかった。
その仕事もポジションも自分のキャリアもみんな間違っている。
親の過剰な期待が遠因だと思うが、親のせいにする歳でもない。
忠告に従うという選択をしてきたのだから。
すべてリセットしたい。収入は減っても良い、
もっと楽な仕事はないか。
もっと本当に好きな仕事はないか。
本音はそんなところではなかったか。
そんなに甘い話はない。
でもなんとか製造業に潜り込んで
一労働者としてその日の苦労はその日だけで終わる仕事を
させてもらえている。
なんの不満があろうか。
銀河鉄道の夜
いそがしい仕事の合間に
母親と妹に会える機会があった。
松江に二人して自分に会いに来てくれて
自分もそこで落ち合った。
駅からの道順がわからず妹は何度も探しに来てくれた。
楽しい時間を過ごしたけれど
母は時折、自分のことを見ていなくて
周りで遊んでいる小さな子どもに目が行って、
本当に可愛らしそうに声をかけていた。
店の二階で鍋をとって話をしているうちに
母と自分の心がはなれていっていると思えてきて
次に会える機会はもうないかも、
これで最後かもと思えて
日本酒の入った盃を母に向けて(今生の別れかもしれんな)
と乾杯しようとして嗚咽してしまった。
店を出て駅へ向かう段になって、もうわかると思ったのか
二人は先に行ってしまってあとから店を出た自分を
もう妹は探しに来てはくれなかった。
そこでまた嗚咽してしまった。
曲がり角で駅への矢印案内が出ていたので、
駅に急いだがもう二人の姿はなかった。
(そうだ、なにか松江のお菓子でもあとで母に贈ろう)
そう思って駅の売店を見ると「赤福餅」しか売っていない。
赤福では意味ないなあ、
そこで夢から醒めた。
神様を信じれば自分の罪は許されるかもしれないが
母との溝は永遠に埋まることはないのだろう。
母親と妹に会える機会があった。
松江に二人して自分に会いに来てくれて
自分もそこで落ち合った。
駅からの道順がわからず妹は何度も探しに来てくれた。
楽しい時間を過ごしたけれど
母は時折、自分のことを見ていなくて
周りで遊んでいる小さな子どもに目が行って、
本当に可愛らしそうに声をかけていた。
店の二階で鍋をとって話をしているうちに
母と自分の心がはなれていっていると思えてきて
次に会える機会はもうないかも、
これで最後かもと思えて
日本酒の入った盃を母に向けて(今生の別れかもしれんな)
と乾杯しようとして嗚咽してしまった。
店を出て駅へ向かう段になって、もうわかると思ったのか
二人は先に行ってしまってあとから店を出た自分を
もう妹は探しに来てはくれなかった。
そこでまた嗚咽してしまった。
曲がり角で駅への矢印案内が出ていたので、
駅に急いだがもう二人の姿はなかった。
(そうだ、なにか松江のお菓子でもあとで母に贈ろう)
そう思って駅の売店を見ると「赤福餅」しか売っていない。
赤福では意味ないなあ、
そこで夢から醒めた。
神様を信じれば自分の罪は許されるかもしれないが
母との溝は永遠に埋まることはないのだろう。
