
最近、イングランド・プレミアリーグを映像で見るためにU-NEXTを契約したので、そのついでで3年前のテレビ東京のドラマ「鉄オタ道子、2万キロ」を見ています。鉄オタ女子、大兼久道子の役に玉城ティナが主演しています。元モデルという玉城ティナは、一般的な「オタク像」からはギャップがあるということで選ばれた主演でした。
ドラマの最後の字幕で「鉄オタ道子、制作委員会」という表示があり、横見浩彦氏など実在の鉄オタを参考にして、鉄オタがどういうところに注目するかというドラマの描き方をしていますが、もちろんドラマなので実在の人物とは関係がありません。同じように鉄旅をする鉄オタ仲間で栗原類が出演しています。
最初、このドラマを見たときは秘境駅(誰もいない、何もない駅のことです)で運命的な出会いでもする旅なのかと思いましたが、このドラマは単に旅をするだけです。それでも、宿や売店、駅弁などは実在のものを使用しており、真似はしようと思えばできます。もちろん、秘境駅には自販機もトイレもないので、それなりに覚悟は要る旅になりますが。
秘境駅がドラマの舞台ということで、もともと誰もいない駅なので規制線などを張る必要はないです。そのため、JRや私鉄に撮影許可は得ているでしょうが、ドラマの撮影は比較的簡単にできたでしょう。鉄オタ的には、なかなか乗ることができない地方にどんな列車が走っているか、このドラマで得た情報もあります。
その中ではキハ40がこのドラマから得た情報で、北海道のキハ40がドアの中にさらにドアがある寒冷地仕様ということや、近々廃止予定だったことなどを知りました。その結果、一昨年に小湊鉄道までキハ40に乗りに行けたので、鉄オタ的には行動させてもらえる一つのきっかけを得ることができました。
もちろん、一人でもこれだけアクティブにいろいろやれる道子みたいな女性はそうはいないでしょう。それでも、このドラマは鉄道の風景を見られることで、鉄旅の面白さを伝えてくれました。製作費はそれほどかかっていないでしょうが、なかなか良くできたドラマだったと振り返ります。