
プロ野球交流戦、西武ライオンズ対横浜DeNAベイスターズを見に、メットライフドームまで出かけていました。注目は、映像でも見たことがなかった先発佐野の投球でした。佐野は今季、5月に一軍に昇格して3勝1敗と数字的には結果を残していますが、防御率を見ると4点台で勝ち運があるとも言えます。
フォームを見る限りでは、かなり下半身を大きく使って投げていました。その動作を使うことができれば、ストレートは最速147kmが投げられ、1回表の投球では球威でつまらせる投球もできていました。しかし、気になったのは、ランナーを出した時のセットポジションでも同じ球威があるかどうかでした。その悪い予感は当たり、セットポジションからのストレートが140kmちょうど程度と落ちるので、そこを横浜打線に狙われていました。
もちろん、先発が佐野ということは首脳陣も継投の勝負になることは織り込み済みです。佐野が4回途中で7安打を打たれ2失点の内容を見て、辻監督は素早くガルセスに投手を交代しました。この時点ではまだ3点リードしていたとはいえ、アウトになった打球でもいい当たりが多かった内容を見ればこの交代は理解できます。
それがこの試合を大きく左右しました。ガルセスがチェンジアップやスライダーを投げて、相手打線に内野ゴロを打たせる投球ができていたからです。ガルセスはメジャー経験もある3Aのセットアッパーで、ストレートは150km出るもののほとんど投げないという変則左腕です。このガルセスの好投で、6回までガルセスを引っ張ることができたのが大きな勝利の要因になりました。
打線は、相手先発平良が低めのストレートがボールになる配球をうまく狙い、変化球を狙い打って秋山翔吾が初回に2ランを放つと、2回に一気に平良を攻略し、相手二塁手田中のタイムリーエラーも効いて一気に3点を挙げて試合を優位に運びました。今の西武打線は、2番源田の足が使えているのが大きく、3番秋山、4番浅村にチャンスで回ってくる回数を多くできています。
最後は西武の今季の継投、7回牧田、8回シュリッターのパターンで横浜打線を抑え、6-2で西武の勝利に終わりました。前日、逆転本塁打で負け投手になっているクローザーの増田を使わないで済んだのも大きく、打線が横浜の国吉、平田の中継ぎ陣に抑えられた課題はあるにせよ、西武にとってはいい内容だったと思います。



















