Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズについて、いろいろ書いた記事です。

関塚監督退任

今日は、穴埋めネタで今日日本協会から退任が発表になった五輪代表監督の関塚隆氏の思い出です。関塚監督はザッケローニ監督率いるA代表のコーチも兼任していたので、コーチで残る可能性もありましたが、関塚氏がクラブチームの監督に意欲を示しているので退任になりました。

関塚監督といえば川崎FをJ2から育て上げ、J1でも屈指の強豪にした手腕は確かです。名監督には育成型と用兵型の二通りがありますが、関塚監督の場合両方ともできる監督だと思います。中村憲剛を代表レベルに育て上げたり、ジュニーニョをJ2とJ1の両方で得点王にしたのも関塚監督の手腕だと思います。

五輪代表監督としては、J1の選手が呼べずJ2と大学生の混成チームだった広州アジア大会で優勝したのも光っています。適材適所という意味では課題があった反町監督時代とは違って、関塚監督はスピード型ながらウイングに不向きな永井を1トップで起用して結果を出したのは評価しています。

また、東も関塚監督が育てた選手の一人だと思います。広州アジア大会当時はJ2大分所属の選手でしたが、トップ下の位置でボールが持てるセカンドストライカー的な長所を見抜いた関塚監督が起用して、本大会までトップ下のポジションを守る活躍ぶりでした。

また、五輪本大会の初戦で当たるスペインに対し、本気で勝つつもりで準備していたことも評価しています。今回は欧州選手権の優勝メンバーをオーバーエージで3人入れていたスペインは優勝候補でしたが、以前アテネ五輪でCロナウドを入れて優勝を狙ったポルトガルが1次リーグで敗退したように、欧州選手権と五輪の両立は難しいものです。

相手が日本を甘く見ていて、永井のスピードを知らなかったのがスペインのマルティネスの退場につながった事情はあるにせよ、オーバーエージで吉田と徳永を入れて最終ラインを固めていたのは見事成功しました。

五輪のような、既にプロという同世代の選手たちと、6試合も実戦をこなせたのはメダルこそ取れなかったとはいえ大きな成果で、再度Jの監督になるなら高額のオファーが届くでしょう。川崎時代に健康面で一度監督を辞任しているのはネックになるかもしれませんが、攻守の切り替えの速さでいいチームを作った関塚采配はまたどこかのチームで見てみたいです。