今週末は、都心部で東京マラソンが開催されます。今までの東京国際マラソンとは違って、幅広い市民ランナーが参加できるのが売り物で、抽選に当たりさえすれば、男女、年齢に関係なく挑戦できます。私がマラソンを走っていたのは、23歳から28歳までの短い間でしたが、普通に走るトレーニングとは違って、マラソンの大会は格別でした。
理由は、普段はランナーは車に追いやられて、道路の端を小さくなって走らざるを得ません。ところが、マラソンの大会となれば交通は規制が掛かりますから、道路の中央を堂々と走ることができます。初めてマラソンに出たとき、一番嬉しかったのはそれでした。
ただ、なにせあまりにも長い(一般ランナーで約4時間)ですから、何か刺激を見つけないと、市民ランナーにとっては単調でしょう。私は、初めて走った埼玉マラソンで、中山道の宿場町らしい古い建物をチェックしたり、1km毎のラップタイムをチェックしたりして、時間を過ごしました。
当時の目標タイムは3時間10分でしたから、これならいけそうだと思うと足を前に進ませてくれます。しかし、私は38km過ぎで大失速して、歩き始める失態で、結局3時間45分というタイムに終わりましたが、こういうときは、次の電柱までは走ろうとか、無理やりいろいろな刺激を与えさせて走っていました。
そういう意味では、東京マラソンはそういう刺激がたくさんあるマラソンです。芝の増上寺や浅草の雷門も通りますし、最後は臨海副都心ですから、どこまでなら頑張ろうといった気持ちを与えやすいマラソンです。自分が現役のときにやって欲しかったマラソンだなと、今は当時より10kgくらい増えた体重を見て思います。
ただ、マラソンの激しさは、自宅に帰って体重を量るとわかります。マラソンのように低い負荷を長時間掛け続けると、脂肪が燃えるため、体重が一日で3kgは減ります。サッカー選手も一試合で3kg体重が減るといいますが、一般人がそういう体験をできる唯一の機会がマラソンです。