あいまに

生活と仮説のまにまに。晴れてゆるキャリになったアラサー。

2026-01-01から1年間の記事一覧

蚤の市

赤坂蚤の市に行ってきた。友人が誘ってくれたのだ。久しぶりのお買い物で意気揚々と向かった。大物を買うかもしれないと、トートバッグを持って家を出た。 蚤の市というだけあって、フランスのヴィンテージのテーブルウェアや紙ものが並ぶ。見ているだけで楽…

本と映画にまみれて

私が社会人然としたのは最近のことだと思う。 まだまだ社会人歴は浅いし、大人として未熟なまま、守ってくれる存在もない環境に身を投じた。それらしく取り繕う中で、他者の存在の恐ろしさを目の当たりにし、いわゆる本音と建前を身に着けたのはこの数年のこ…

凡日

チェックのジャケットを購入した。袖を通すのが楽しみで、早く寒さが落ち着いてほしいと思う。けれどその一方で、親の年齢を考えると、あまりに早く時間が過ぎ去ってほしくもないな、とも思う。季節の進みを待ちわびる気持ちと、引き止めたい気持ち。そんな…

入籍前夜、燃え尽き。

入籍を1カ月後に控え、マリッジブルーが再来している。 ​プロポーズさえまともにできず、自己保身に努め、まるで行き詰まったディベートのような結婚。そんな不器用な男と歩む未来に、光はあるのだろうか。ふとした拍子に、私の方が容易に浮気をして、あっけ…

七草アドベンチャー

今日は七草粥の日。 ​一昨日からずっと鍋を食べているので、今さら胃をいたわる必要などあるだろうかと思いつつも、季節の行事には抗いがたい憧れがある。今日こそは七草粥を、と意気込んでいた。しかし、いざスーパーへ足を運ぶと、つい先日まで山積みだっ…

異質さを味わう食卓

明日の晩ごはんは鯖の味噌煮にしようかな、などと考えている。私も彼も、ひと通りの料理はこなせる人間だ。だからこそ、相手に作ってもらう料理には、自分一人の調理では決して出会えない新鮮さが宿る。 ​たとえば、こないだの朝ごはん。食卓に並んだのは、…

浮遊性のめまいは、眠気だった

たっぷり眠ったら、あんなに苦しんだ目眩も動悸も、どこかへ消えてしまった。 ​冬休みに入る前、私の体は毎日風邪を引いているような重さで、夜になるとふわふわと地面が浮くような「浮遊性の目眩」に襲われていた。冷え性や水毒(水分過多)のせいかもしれ…

お正月、糊とハサミとファッション誌

久しぶりに『Vogue』を読みたくなって書店に足を運び、ページをパラパラと捲ってみて、そこに躍るアーティストたちの若さに言葉を失った。聞けば、現在の読者層の約半数はZ世代が占めているという。私が熱心に読み耽っていた10代、20代の頃と、ターゲットの…

カオナシ人生

都内某大手企業で中途社員として働いていたとき、私は自分のことを「バリバリ働ける人間」だと信じて疑わなかった。 ​初配属の上司に恵まれ、数字という名の砂の城を高く積み上げ、とある賞を手にした。けれど、その絶頂のタイミングで、私はひどい燃え尽き…

白ダウンコートへの憧憬

謹賀新年。 ​年末の紅白は半分くらい観て、23時前には布団に入った。 今回一番の収穫は、今まで存在は知りつつも、どこか遠い存在だと思っていた「Hana」をじっくり観られたこと。グループ名のイントネーションすら分からず食わず嫌いしていたが、パフォーマ…