チェックのジャケットを購入した。袖を通すのが楽しみで、早く寒さが落ち着いてほしいと思う。けれどその一方で、親の年齢を考えると、あまりに早く時間が過ぎ去ってほしくもないな、とも思う。季節の進みを待ちわびる気持ちと、引き止めたい気持ち。そんな矛盾が、最近の私の中に同居している。ふと、「若ければ最近流行りのミニスカとか短パンも履いてみたかったな」なんて考えがよぎるけれど、大学時代に一応履き倒しておいたので、そこは良しとしよう。


三連休は、ゆっくりとしたスタート。気になっていた「パペットスンスン」の一番くじを求めて近所のコンビニを回ったけれど、どこも既に売り切れていた。スンスン、恐るべし。
最近、街を歩いていると無意識にベビーカーを目で追っている自分に気づく。子どもの可愛さに素直に心が打たれるのだ。別に子煩悩でも何でもないはずなのに、ふとした瞬間に子育てに関心が向く。理屈じゃない「本能」の存在を突きつけられているようで、なんだか不思議な気分だ。もし仮に妊娠することがあったら、その時は髪をワンブリーチして赤に染めてやりたい。
夜は『愛のあとにくるもの』を見直している。坂口健太郎演じるユノの、あの絶妙な「キモ男」ぶりに、思わず悲鳴を上げながら画面を眺めてしまう。あれはもう、令和の冬彦さんと言っても過言じゃない。けれど、そんな男が少しずつ変化し、成長していく姿に、結局は目が離せなくなってしまうのだ。
欲しい服があって、会いたい人がいて、見届けたい物語がある。そうやって目の前の「好き」を拾い集めているうちに、過ぎ去る時間への恐怖も、いつの間にか未来への小さな期待に変わっていくのかもしれない。
赤く染まった髪で笑っているかもしれない数年後の自分を、どこか楽しみにしながら、残りの連休を穏やかに過ごそうと思う。

