東御苑からの帰りは、平川門を出て、地下鉄利用で帰りました。その平川門ですが、これ
まで何回も通っていますが、今回初めて気づいたことがあります。橋の擬宝珠をよく見て気
づいたことです。文字が刻印されていました。「寛永元年 子甲 8月吉日 長谷川越後
守」と読めます。寛永元年って、西暦なら1624年です。調べてみると江戸城の完成は、
1636年です。ということは、江戸城の完成前からこの擬宝珠があったことになります。平川
門は、大奥に一番近い出入り口であるから「お局門」と呼ばれていたと同時に、城内で死者
が出た場合、この門から外へ出されたので「不浄門」とも呼ばれていたのだそうです。そし
て、この擬宝珠は、元々二重橋で使われていた擬宝珠なのだそうです。そんなことから、俄
然、江戸城の歴史にも興味が湧いてきました。
今度来るときは、花の撮影と同時に、歴史遺産としての江戸城という視点も加えて歩い
てみたいと思います。
東御苑へ行った一番の目的は、椿の花です。椿の最盛期は、2月から4月初めで、今は時期
的にちょっと早いと思いますが、サザンカからナツツバキまでを椿の花の時期と考えると十
分その花の時期に入ってはいるのです。サザンカやカンツバキ、侘助などが咲いていると東
御苑のホームページには出ていました。沢山の種類の椿が植えられている東御苑です。種類
はまだ少ないかもしれないませんが、今の時期の椿の花を楽しみたい。そんな思いがありま
した。椿は、日本を含む東アジア原産の植物で、万葉の昔から親しまれてきました。個人的
には、根津美術館の「百椿図」の図録に触発されて、好んで撮るようになりました。因みに
牧野富太郎先生は、「百椿図」は、「ヒャクチンズ」ではなく「ヒャクシュンズ」と読むのが
正しいとおっしゃっています。いずれにしても椿の花は、花だけを見ていると今は冬ですが
、その字の通り「春」を感じます。
椿は、品種改良で、沢山の種類があります。そしてとても優雅な名前が付けられています。
今の知識では、その見分けはつきません。1枚目=サザンカ、2枚目=カンツバキ、3枚目
=侘助?、4と7枚目=サザンカ、5枚目=覆輪侘助、6枚目=秋一番、8枚目=白侘助の
落花です。ネームプレートをメモしました。来月また椿を見る為に来たいと思います。
病院のあと行った場所は、東御苑です。東御苑は、旧江戸城本丸と二の丸、三の丸があっ
た場所で、現在は、皇居付属庭園として一般公開されている場所です。東御苑には沢山の植
物が植えられていて、植物好きには年間を通して楽しめる場所でもあるのです。今の時期
は、やはり椿の花でしょうか。本丸エリアには椿園(作年、気づきました)もあります。植
物の開花状況をホームページで調べると椿園は咲き始めですが、書陵部付近には、侘助やカ
ンツバキがあって咲き始めているようでした。東御苑への出入り口は3箇所あるのですが、
今回は、北桔橋(きたはねばし)門から入って、書陵部周辺~天守台跡~椿園~二の丸庭園
~平川門というルートで歩いて見ることにしました。
東御苑は、宮内庁が管理していて、撮影にはいくつかの注意点があります。個人的な撮影
(風景や記念写真)は普通に出来ますが、収益を伴う写真撮影は許可が必要です。機材も三
脚や脚立の使用は出来ません。
約40日間隔で、通院しています。1月7日が通院日でした。ちょっとだけ早めに家を出て、
いつもように戸山公園を抜けて行こうとしましたが、今回は公園の入り口で満開のサザンカ
が目にとまり、どうにもそこから進めませんでした。ちょっと撮影に熱中してしまいまし
た。気がつけば時計の針が思った以上に進んでいます。撮影をやめて慌てて病院へ向かいま
した。
診察は予定通り終わって、時計を見ると10時です。天気があまり良くありませんが、その
まま帰るのはもったいない。という訳で、サザンカで頭に浮かんだ場所があって、行ってみ
ることにしたのでした。
ここ半年ほど、ついでの野鳥写真が増えています。今回は、私が普段やっているそのデー
タ処理、ワークフローを紹介します。個人的なデータ処理方法ですので、興味ない方はス
ルーしてください。撮影は、基本RAWで行っていることは、他の写真と同じです。変わる
のは野鳥の場合、撮影が高ISOになることです。シャッタースピード1/1000秒を基本にして
いるため、どうしてもISO感度を上げざるを得ません。今回の写真も、レンズが、望遠ズー
ムレンズに1.4倍テレコンを付けていますので、解放でも絞りがF9になってしまいます。IS
Oはオートですが、1250まで上がってしまいました。そのため、RAWデータにノイズ除去
とデモザイク処理をする必要があります。そこでPURERAWというソフトを使って、データ
をクレンジングし、新たなRAWデータ(DNG形式)を作成して、それをPhotoshopで現像
しています。撮影後の処理はそんな感じですが、一番大事なのは撮影です。構図や光の当た
り方など、後処理ではどうにもなりません。せいぜいトリミングで整える程度のことしか出
来ません。このツグミの写真は、午後の光が横から入って、キャッチライトも入り、非常に
うまくいきました。35ミリ換算、1120ミリの超望遠手持ちで撮影です。自分は、撮影技術が
ありませんので、ほとんど偶然に頼って撮影しています。
























