邦画と銭湯

映画を観て風呂に入った記録、ほかにも寺社仏閣巡りとか諸々。

『Love Letter』(1995・フジテレビ)

婚約者を亡くした渡辺博子は、忘れられない彼への思いから、彼が昔住んでいた小樽へと手紙を出した。すると、来るはずのない返事が返って来る。それをきっかけにして、彼と同姓同名で中学時代、彼と同級生だった女性と知り合うことになり…。

(Prime Videoより引用)

 

監督:岩井俊二

出演:中山美穂/豊川悦司/酒井美紀/柏原崇

昨日、Xのトレンドに中山美穂とあった。コンサートでもするのかな、ドラマか映画にでも出るのかな、と何の気なしにひらいたら、訃報だった。

亡くなったから観る、なんてのはひどいもんだなと思いながら、観た。

十代の頃にいいなと思った作品を見返すのには勇気がいるものだ。

しかし、こんなときでなかったら見返さないかもしれない、と思い観た。

そして、改めて、よかった。

にしても映画ってのは不思議なもんで、あの頃が刻まれていて、残る。

2024年に観ているのに、1995年の気分が蘇ってくる。

恋人が死んだ中山美穂は、かつて恋人が暮らした小樽の住所に恋人宛に手紙を書く。受け取ったのは、恋人と同姓同名の中山美穂(二役)だった。

十代の頃に観たときよりも、「なるほどうまいな」とはっとするところがあった。とにかくよくできた話だった。

この物語をいい悪いではなく、好き嫌いでしか評価できないだろうな、というくらいに細かい気配りがあった。

もう会わない友達、高校時代の友人の大島くんのことを思いだした。これ、すごく好きで、中山美穂の終盤の「お元気ですか〜」ってとこ真似てたな。

 

ご冥福をお祈りします。