
高さのある花器を初めて使ってみました。


「小手毬」は柔らかい曲線を描く枝に手毬状の小さなお花をたくさんつけ、春の訪れを知らせてくれます。
4月中旬には枝や葉が見えなくなるほど白い多数の花を咲かせ、枝垂れる姿が見事な春を代表する花木。
まだ季節が早いのですが、枝の先には可愛らしい花がついています。
枝の曲線を利用して斜線構成で生けます。
真ん中から右に大きな枝、左側には短い枝を入れます。

春らしい明るい黄色のチューリップを中央に。
高さを変えて前後に入れます。

赤い実の色が鮮やかなヒペリカムを入れます。

最後にドラセナを後ろと手前に入れて完了。
先生に修正していだだきます。
左側の小手毬がこんもりしているので、余分な枝をカット。
それを隙間に入れました。
右の枝の下側の葉を取りました。
こうすると、枝の曲線がはっきりします。


随分すっきりしました。
チューリップ、ヒペリカム、ドラセナを離して対象的に入れたのを褒められました。
先輩の作品です。

小手毬の曲線がいいですね。
真ん中の優しいラインも素敵です。
春を感じさせる生花です。

斜め上から見ると、より華やかですね。
家に帰って、細長い花器に入れてみました。

剣山をできるだけ左に寄せて、小手毬の柔らかい線を強調しました。
器で印象が大きく変わるものですね。
