哲学日記

 いつくたばってもおかしくない爺です。存在の意味について、日々思いついたことを書き綴ったものです。 このテーマに興味のある方だけ見てください。 (とはいえ、途中から懐かしいロック、日々雑感等の増量剤をまぜてふやけた味になってます)

名作『魂萌え!』

 

Wikipedia『魂萌え!』あらすじ(映画)より引用させていただきます。

還暦を目前に控える主婦・関口敏子は会社勤めの夫・隆之と長女・美保と自宅で暮らし、長男・彰之は家族と共にアメリカで暮らしていた。美保が家を出て恋人と同棲生活を始め、隆之は定年退職を機に趣味でそば打ちを習い始め、敏子は夫婦2人だけの生活をのんびりと過ごしていた。それから3年後の2月9日、隆之は毎週木曜日に通うそば打ちから帰宅した後風呂場で心臓発作を起こし急逝してしまう。

葬儀を終えた敏子は夫を亡くした悲しみが癒えない中、もっと夫の体を気遣うべきだったと自分を責める日々を過ごす。そんな中隆之のケータイに昭子と名乗る女から一本の電話が入り、彼女と夫が何年も前から不倫していた事が発覚。情緒不安定になる敏子だったが、心配した長年の友人3人(美奈子・和世・栄子)からの誘いで皆で集まり学生時代の古い映像を見て一時の安らぎを得る。

しかしその後彰之から同居話と遺産相続の話を持ちかけられ、話を聞いた美保からは反対され身勝手な対応を受ける敏子。彰之からぞんざいに扱われた敏子は激怒して家を飛び出し、街のカプセルホテルに泊まり利用者の老婆との会話から人生教訓を得る。帰宅した敏子は、以前の弱気な自分を捨てて彰之と美保にこれまで抑えていた気持ちを吐き出しケジメをつける。

ある日、夫のそば打ち仲間の誘いで夫を偲ぶ会に参加した敏子は、指定されたそば屋でそばの会のメンバー・塚本と出会い皆でそばを食して夫を偲ぶ。しかしその店は昭子が娘夫婦と経営する店で、店を出た敏子は昭子の娘から隆之が店の開業資金に500万円も出資していたことを聞かされめまいを起こす。近くにいた塚本の提案で敏子の気分を落ち着かせるため、場所を変えて話をしに2人はタクシーで繁華街へ向かう。

ホテルのラウンジバーで会話した敏子は落ち着きを取り戻すが、紳士的な彼に惹かれてその夜妻子ある塚本に体を許してしまう。その日を境に敏子は日を追うごとに身も心も明るくなり、自宅の壁紙や台所用品も変えるなど長年の友人たちもその変化に驚く。しかし塚本との恋も長くは続かず、破局した敏子は深酒をして千鳥足で街の成人映画館に入る。実は以前から映写の仕事に興味を持つも躊躇していた敏子は、酔った勢いでそこにいた映写技師に技術を教えて欲しいと直談判する。

平凡な主婦だった敏子は夫の死から数ヶ月間で積極的に世の中と深く関わり、様々な問題に翻弄されながらも前向きに生きるようになる。数日後、敏子は夫名義のゴルフ場会員権証書の存在を知るが家中を探すが見つからず、昭子が持っていると疑う。後日敏子は昭子の店を訪れ、妻と愛人の関係に終止符を打つため臨時休業の張り紙がされた店の中で2人きりで決着をつける。

(引用終)

 

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 平凡な主婦の魂の芽生え、再生の物語みたいなことなのかな、多数者の反応としては。

 

 おれは全く違う感想を持つ。

 

きっと大多数に共感されないし、この映画の直接の批評でさえないが、あえて以下に書く。
 

 人間は動揺が大好きである。映画の広告の看板を見ても、動揺した顔ばかりがかいてある。
(澤木興道老師)
 

大多数の人々は動揺が大好きなので、動揺の供給源である物語から離れたいと全く望んでない。
自分が主役の映画に没頭して見入ってる人のように、スクリーンの自分とそれを見てる自分を区別したがらない。
夢の中で永遠に泣いたり笑ったりしてたいだけなのだ。

永遠に生きられるならそれもいい、永遠に生きられるのなら……
そこで…大部分の人間はいったいどうしたとおもう?


その永遠に泣いたり笑ったりして生き続けたい強欲の力で、自分は死んでも生きているという無法千万な妄想を、鵜呑みにしたのだ。同調圧力の空気を敏感に察し、自分から喜んでそうした。彼らは物心がつく前にその盲信を完了したので、自分が不死を信じてる事実に気づくことさえほとんどできない。
 

あの世の天国も地獄も、さらに言えば夢から覚める悟りも、すべてが夢物語の中で完結してしまってる。彼らの「現実」はそういうシロモノだ。
 

大多数の人々は共同幻想の中で、グループ惚けしてることをもって無常の幸福と感じ夢中になってる。
この根本原因がある限り、この映画で描かれている魂の動揺物語がくだらん変奏などを加え切りなく反復されるのは間違いない。

さらに、日々いじめもくりかえされ、未来永劫戦争はなくならず、それでも悲惨な世界に夢中であり続ける他ないのは、自業自得の結果だとおもう。

 

 以上、名作邦画にかこつけ、なべて共感も理解さえも皆無の赤裸事実を書きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (My Favorite Songs)

忌野清志郎 サン・トワ・マミー

 
(過去記事編集再録)