キューピーのたらたら日記

日々、老後を楽しんで過ごしています。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『砂の女』 安部公房

若い頃、安部公房の小説・戯曲を何作か読んでいて、 面白かった記憶があったので手に取ってみた。 本作を読んだのは初めてである。 主人公は教師、昆虫採集が趣味である。 ある日、砂丘に生息するハンミョウの新種を求めて 海岸辺りの村を訪れ、宿を求める。…

『やがて哀しき外国語』 村上春樹

1991年はじめから2年半のあいだ、 村上春樹が米国プリンストンに滞在していた頃のエッセイ集。 内容は、日米貿易摩擦問題、アメリカの大学事情、 走ることについて、車、ジャズ、 フェミニズムについて等、多岐にわたる。 村上朝日堂シリーズや村上ラヂオシ…

『変身』 カフカ

若い頃に読んでいたのだが、 ただ面白い小説だったということ以外 何も覚えてなかった。 朝起きると自分が巨大な虫に変身していた、 という突飛な出来事に続く事態の進展が、 さもありなんと妙を得ていて 読者を物語に引きつけて離さない。 名作として世に残…