
江別まではるばる行ったので、ついでに映画でも見るかと思い、特に見たい映画もなかったけど、時間的にこれならちょうどいいかなというそれだけのチョイス。
いや、正確にいうと、出かける前テレビで、全国の映画館で上映したいという希望が続出している、というようなことをちらっと聞いたので、きっと面白いのかなって。
上映時間も75分と短く(広告含むので正味1時間程度)、隙間時間に見るのにもいい。
イオンシネマ江別では「55才以上1100円」というサービスが曜日関係なくあるのがうれしいのに、チケット販売機で何度やっても1700円と表示される。
スタッフにわざわざ聞きに行きましたよ。そしたら、
「この映画はいっさいの割引がありません。すべて1700円です」
なるほど、ますます期待が沸いた。
始まるやいなや、まず思ったのが、「うわあ、だれだ!!この声!!」「しまったー声優キャスト検索してくるんだった!!」
主人公の声があまりに良くて、声優をどうしても今すぐ知りたくなって、席を外して、廊下に出て一回検索しようかと思ったほどだ。
でも、席を外す時間はもったいない。
エンディングまで分からないまま見たのだけど、結論から言うと、今ぐいぐい来ている若手女優の河合優実さんだった。
なるほどねー!!そう来たか!!いいね、彼女。すごくいい、ウンウン。
いわゆるアニメのキラキラ声とは全く一線を画す演出で、リアルさを追求している感じ。
主人公とともに漫画家を目指すもう一人の引きこもりの女の子の声もよかった。
オタクっぽさとか、引きこもりの感じとか、なまってる感じとか、実にリアルだった。
クラスにこんな子いるって感じ。
漫画家を目指す女の子二人の小学4年生から大学生までの成長を描いた作品で、友情ものであり、青春ものであり、成長物語である。
私は中高生の成長物語は大好きなのです。(スラムダンクとかヒカルの碁とかテニプリとかちはやふるとかハイキューとか、数え上げたらきりがない)
ハッピーエンドではなく結末は悲しい。
1時間なのでテンポよく過ぎていくのだが、そんな中にも、思春期特有のもやもやや葛藤などがちゃんと描かれる。
自分の思春期時代は遠すぎるけど、子育てしてる頃の(私は娘が二人いるので)、子供らのもやもやを(寄り添えてもいないけど、もやもやのとばっちりを受けて痛かったりおろおろしていたころの気持ちを)思い返した。
子供が大人になる、ということ。
時は過ぎるし、同じ時間は二度と訪れないし物事は必ず変化する、ということ。
過ぎ去った過去は後悔しても取り戻せない、ということ。
「ルックバック」とは、後ろを振り返る、過去を思い返すという意味。
短い時間の映画だったけど、いろんな感情が沸いた。
そして、アニメ映像の美しさは、ジブリなどを見慣れた今、全く種類が違ってとても新鮮だった。
この夏おすすめの映画です。