メインコンテンツにスキップ

目的も起源も謎につつまれた、中世の教会や修道院の建物に刻み込まれた股を広げた女性の彫刻「シーラ・ナ・ギグ」

記事の本文にスキップ

137件のコメントを見る

(著) (編集)

公開:

この画像を大きなサイズで見る
Advertisement

 イギリス、ヘレフォードシア州キルペックにある聖母マリアと聖デイヴィッド教区教会(別名キルペック教会)は、のたうつヘビや謎めいた獣などの北欧風彫刻で有名だ。だがその中でももっとも異様なものはシーラ・ナ・ギグだろう。

 シーラ・ナ・ギグは、女性が足を広げて娘フラワーを露出している中世の石像である。彼女は両手を使って足を広げ、自分の娘フラワーを誇らしげに見せびらかしている。

 戸惑いを隠せないのは、厳粛な場にはそぐわないように思えるこうした像が、おもに教会や修道院など、中世の宗教関係の建物に刻み込まれている点だ。

 大部分は城、聖なる井戸、橋、暗渠、柱などに見られる。その背景とは、なんの結びつきも見つからない。その起源や意味は謎のままだ。

あまりにも奇妙すぎて、なかなか研究の対象にならなかった

 この奇妙な彫刻が初めて科学的に注目されたのは、2世紀ほど前のこと。だが、真面目な研究するにはあまりにも悪趣味で、嫌悪感をもよおす造形をしており、当惑した聖職者たちは、教会の壁から無理やり取り除こうとした。

 考古学者は素通りし、博物館は大衆に見せないよう隠そうとした。学者たちがこの奇妙な彫刻に本腰を入れて関心を向け始めたのは、この数十年のことだ。

キルペックの聖母マリアと聖デイヴィッド教区教会にあるシーラ・ナ・ギグ

この画像を大きなサイズで見る
image credit:Poliphilo/Wikimedia

いったい何のために?豊穣か?肉欲の戒めか?魔除けか?

 シーラ・ナ・ギグはいったい何のために作られたのか?豊穣、あるいは肉欲への戒めを表わす異教徒のシンボルという可能性もあるという。

 また、建物の出入り口の上にあることが多いため、厄除けの意味もあったのかもしれない。古い時代、ケルト人は、戸口を守る役割の呪術として「女陰」に似た形の物を戸口や門の所に打ち付けておく風習があったと言われている。

 巡礼地ルートにある教会の建物には、女性だけでなく男性の露出像もあり、信者たちに肉欲の罪を犯す危険を警告していたのかもしれない。

 中世のロマネスク芸術時代では、肉欲はよくヘビやヒキガエルが裸の女性の胸や性器を食べているシーンとして描かれた。

 たいてい性器が不自然なほど大きく強調されている。こうしたロマネスクの女性露出像が、シーラ・ナ・ギグを生み出したのかもしれない。

イングランド、ロムジーのロムジー修道院のシーラ・ナ・ギグ

この画像を大きなサイズで見る
image credit: Jim Champion/Flickr

その名の由来も謎

 シーラ・ナ・ギグの名前の由来も謎だ。シーラ・ナ・ギグを初めてまじめにとりあげた、『The Witch on the Wall』(1977年)の著者ヨルゲン・アンダーセンによると、シーラ・ナ・ギグという名前はアイルランド語で老婆の胸を意味する Sighle NAgCiochからきているというが、胸を見せているシーラ・ナ・ギグはほとんどないため、これに結びつけるのは疑問だと言う学者もいる。

 学者のバーバラ・フライタークは、ギグは女性器を意味する北イングランドのスラングであることを発見した。

イングランド、ロイストンの洞窟にあるシーラ・ナ・ギグ

この画像を大きなサイズで見る
image credit:picturetalk321/Flickr

アイルランドに多く残るシーラ・ナ・ギグ

 シーラ・ナ・ギグは、西ヨーロッパや中央ヨーロッパのいたるところで見つかるが、アイルランドでは101体、イギリスでは45体ほど発見されている。

(左)アイルランド、ティペレアリー郡フェサードの町中にあるシーラ・ナ・ギグ、(右)博物館のシーラ・ナ・ギグ

この画像を大きなサイズで見る
image credit: Mairead/FlickrBart Maguire/Flickr

スコットランド、ロデルにあるシーラ・ナ・ギグ

この画像を大きなサイズで見る
image credit:theilr/Flickr

via:wikipedia / britannicaなど/ written by konohazuku / edited by parumo

📌 広告の下にスタッフ厳選「あわせて読みたい」を掲載中

この記事へのコメント 137件

コメントを書く

  1. うっかり助平さんがいたんじゃないかな
    戒律の厳しい時代に辛抱たまらん的な

    • 評価
  2. まぁ、宗教って本来こう言うもんだからね。

    • +51
  3. 娘フラワーというパワーワードがまたここに

    • +144
    1. ※3
      牧野富太郎の『植物知識』という本に掲げられていた、問答無用の感がある力強い冒頭文も連想しました…

      「花は植物の生殖器である。」

      • +8
  4. 娘フラワーに全てを持っていかれて記事の内容があまり頭に入ってこなかったww
    しかし最初の写真以外は娘フラワっているようには見えないんだが…

    • +65
  5. こういうのはアトリビュート(持物)でキャラクターが分かる
    のだが、何も持ってないね。レダやワイズウーマンらしき
    表現はあるようだが。日本で言うとウズメですかね。

    • +14
  6. 娘フラワーって何のことかと思った
    こういう記事だったら普通に女性器って書けばいいのに
    スラング使う方が逆に変な感じがする

    • -8
    1. ※9
      娘フラワーは息子スティックと同じく、カラパイアの標準語だから…

      • +25
  7. 息子スティックとか娘フラワーとかネーミングセンスありすぎて笑うw
    でも何なんでしょうねコレ。

    • +57
  8. 彫刻するにしたって、もっと、こう丁寧にというか、なんというか
    もうちょっと、頑張れよ、もう!
    ああ、もう!!

    • +72
  9. 教会に奇妙な石像を彫ったのではなく、
    奇妙な石像がある場所をキリスト教的に清めるために教会を建てたのでは?

    • +26
    1. ※14
      そうだったら、まず先に石像は取り払われてしまうんじゃないかな?

      • +2
  10. 性交-妊娠-出産のメカニズムが判明していない頃
    完全に神秘的な出来事として扱われていた時代の
    大地母神信仰の名残なんじゃないでしょうかね

    南米やアジアにもあったような気がしますが
    元々は豊穣を祈るものであったのが
    →(めでたいことだから)魔除け
    →(異教のものだからキリスト教的に解釈して)肉欲の戒め
    として残ったものじゃないかと愚考します

    • +76
    1. ※15
      同意します。
      太った女性とか娘フラワーは世界中で豊穣の女神の象徴だよね。
      ケルト人、もしくはそれ以前にアイルランドにいた民族は女神信仰をしていた痕跡が多々あるし…

      日本人なら子宝の神が息子スティックな御神体ってのは目にしたことがあると思う。
      これと思想的には同じようなもんだ。

      • +37
      1. ※47
        実家の近所に娘フラワーがご神体な神社がございます
        安産や婦人病にご利益があるとされてます
        息子スティック神社と対になった存在で
        年に一度ご神体スティックが遠征してくるお祭りがあったはず

        • +32
        1. ※95
          フラワー&スティックで信仰というと、ヒンドゥー教のシヴァ派が有名
          もしかしたらインドにルーツのある神様なのかも
          男神が女神の所に会いに行くっていうと、諏訪の御神渡りが有名だよね

          • +7
          1. ※136
            仏教で煩悩や災難を払うのに使われる錫杖や金剛杵が棒状なのも
            ヒンズー教で生命力=正義でその象徴の息子スティックが形を変えたもの、
            という説を俺は支持してる
            息子スティックも煩悩を払う神聖な武器扱いされたり煩悩の象徴にされたり大変。
            個人的にはヒンズー教もインド各地のアニミズムが融合統制されたもので
            息子信仰は元々それ以前からインド各地にあったか
            アフリカ中東から人類の移動と共に伝わってたんだと思う

            キリスト教もイスラム教もいきなり新しい概念として発生したんじゃなく
            思想の大部分は発祥地域の習慣を取捨選択したとも言えるし
            更に広まった先々で土着宗教と融合したり人の都合で教義が変化してるのと同じ
            イエスもムハンマドもブッダもその一点だけ意識すると
            それら個人のオリジナリティにばかりとらわれるけど
            世界各地に無数にいる文化の中継・融合者の1人であり
            時間軸上の目立った通過点でしかないと思った方がしっくりくる

            ただ日本の息子信仰は日本の自然発生かもしれないし
            ヒンズー教のものが仏教の形で中国経由で伝わったかもしれないし
            アフリカからインドを通りオーストロネシア文化として伝わったかもしれない。
            いずれにしろ世界各地で崇められる息子スティックと娘フラワーは偉大。

            • 評価
    2. ※15
      >性交-妊娠-出産のメカニズムが判明していない頃

      そんな時代はないだろ
      あちこちの神話や遺跡を見るかぎり、ヤればできるのはどこのアホでも知っている

      • -17
      1. ※116
        ヤればできるのはそりゃみんな知ってたさ
        問題は何故ヤるとできるのか
        妊娠の仕組みがよくわかってない時代に
        自分が人間の腹から出てきたって凄い不思議な事だったんじゃないかな

        • +17
      2. ※116
        現代の日本人なら、男性側、女性側、妊娠し易い時期等の事由を理解しているだろうど、昔(先進国以外は今だに)は、性行為で妊娠しないのは女性が悪いと信じられていた
        妊娠しない女性=女として認められなかった
        ※10にも書いたけど、当時の女性達の子宝(妊娠)祈願だと思う

        • +5
        1. ※147
          でも「種なし」という言葉もあり、男性不妊という認識もあったよ
          離婚した女性が再婚して子をもうける例は昔からあったし

          • +2
  11. ホールじゃなくてフラワーなのねw
    「お花摘みに行って参ります。オホホ。」

    • +6
  12. 単なる土着の豊穣や繁栄の女神がこっそりそのまま残されてただけなのでは……

    • +58
  13. 息子スティック並にインパクトのある新語がw
    デザインとかモチーフを考えるとキリスト教以前のもしかするとさらに古いデザインが
    元になっているように見えるなあ。

    • +30
  14. 教会の入り口の意匠と女性器との関係についてはダ・ヴィンチ・コードにも出てたな

    • +9
  15. 土木建築技術の慣例として受け継がれたんじゃないかと

    代々続く石工職人か棟梁(みたいな人)が土着宗教の頃からの慣例として、
    施主(教会)に黙って目立たないところに勝手につけたんじゃない?w

    • +18
  16. 当時の出産って今のすっぽんとは程遠く、穴の開いた椅子に
    妊婦を縛り付け、腹を棒を持った集団で叩くという恐怖の
    行為あったので半端でなく妊婦の死産多かった
    それを踏まえると出産に関して恐怖の意味もあったかも
    と思うのだが野郎のぽんぽこりんは説明できないな

    • -18
    1. ※30 勘違いしているようだけど、今もスッポンとは産まれませんよ。出産は昔も今も命がけ。
      でもだからこそ、神秘的であり信仰の対象になるので、上でも言及している方がいるけれど、古い信仰の痕跡ではないかと。

      • +30
    2. ※30
      「ブルンガ1世」の、ブルンゴの出産みたいやね。手塚治虫はそういう知識があって描いたのかな。
      悪魔「叩かれ ど突かれ 絶望の中で子を産んだ。せやから思いっきり凶暴で憎ったらしい子が生まれてくるはずやで」

      • +1
  17. でも、こういうのが呪術や民俗の始まりなんだという気がする

    • +23
  18. 豊穣の地母神なんだろうな。フランスにおける黒マリアとか。ユダヤ教自体も古代エジプトや古代バビロニアの土着宗教の影響を受けているわけだし
    キリスト教においては聖母マリアが地母神信仰の代用になっているわけだしな
    女陰が創生のシンボルなのはよくある話だし

    • +35
  19. 娘フラワー・・・俺の魂に刻まれたワードがまた一つ

    • +9
  20. キリスト教化された時“ここにはこういうもの絶対置かなきゃならないから”とか言う理由で教会にできたとかそういうのじゃないかな

    • 評価
  21. 普通に女性崇拝だよね。
    これを「謎」と呼ぶのは、西洋人は無意識化にキリスト教の概念が刻み込まれすぎてて、自分たちの思考がキリスト教的であることすら気が付かないからなんだよ。

    ケルトにしろ古代ギリシャにしろ、古代神話の原型は普遍的に母系で女陰は死と再生をを表す重要なシンボルであるとともに、神話そのもの根幹をなす。
    しかしユダヤ=キリスト教は当時の異端とも言える父系神話で、女性を介在させずに人間が生まれるという革新的な発想で神話が構築された。
    これはユダヤ人の過酷な歴史が背景にある極めて作為的な創作だったが、ローマ帝国の強権によってそれがあまりにも定着しすぎて、土着神話の原型が失われ、本来人類が普遍的に持っている女性崇拝の概念が聖母マリア信仰という歪な形で表出してしまった。

    要するに、これはマリア信仰の元ネタです。
    でも、それを彼らは認めたくないんで、「謎」ということにしておきたいだけ。

    • +96
    1. ※36
      いまどき古層の地母神信仰を隠そうとする西洋人なんかいませんよ、普通に研究の対象になっている
      地母神信仰だとして、それがどういう経緯でこのような意匠となって教会の戸口に現れるに至ったのかという、
      物証を伴った歴史が具体的に明らかになってない限りは「謎」なのです
      なんとなく地母神っぽいから地母神信仰の名残りに違いない、なんて印象論でしかないものは学問ではない
      素人考えで「西洋人は~」なんてステロタイプ丸出しなこと言うもんじゃない

      • +5
    2. ※36
      あと、ユダヤ教/キリスト教が「当時の異端とも言える父系神話」というのもかなり不正確な理解
      同時代~前時代のセム系や、ギリシャ=ローマ神話なんかも普通に父系です ゲルマン系の大半もそう
      単性出産という異常出生も、キリスト教独自のものではなく多くの神話宗教でありふれたもの

      母系神話から父系神話への移行が本当にあったとしても(実際にそんな単純な図式であったのかは議論がある)
      それはかな~り古い時代のことであって、文字が現れる頃にはすでにほとんどの文化が父系になった後

      キリスト教普及の障害に、母系/父系の区分はあまり関係ない

      • +12
  22. 性器に呪力を認めるのは洋の東西に共通の習俗。悪魔を模したガーゴイルが建物の魔除けになっているぐらいだし、性器を強調した魔除けがキリスト教建築に取り入れられてもおかしくはない。これらの教会が建てられた当時は日本の鬼瓦みたいに付けて当然の装飾だったのかもしれない。

    • +23
  23. 女性器が広がる行為って考えたら出産ってなるので、その中は魂が作られる場所になる。もしかしたら教えによる生まれなおすってことかもね。

    • +23
  24. 古代日本では女陰(ほと)は生命を生み出す穴なのだからすごいパワーの元とらえられていたとかなんとか。だからアマノウズメが天岩戸の前でストリップショーやったとか。そういうのと同じような発想じゃないのかなぁ。

    • +26
    1. ※40
      少なくとも有名どころの縄文土偶は全て女性。
      鎌倉時代途中までは婿入婚が通例だったように母権的社会だっただろうね。
      豊穣という意味では他の神が役目を継いだけれど天照大神は生産を指導する立場にもあったし何より太陽神、名残は残っている。

      • +21
    2. ※40
      沖縄のウニムーチー(鬼餅)とかもそれ系でおもしろいですよ

      • +15
  25. 胸が無いばかりか、あばらが浮いてるようなのもある意味はなんだろう?

    • +16
  26. 日本にも道祖神とか性にまつわる石像は多いね。
    あるいは布袋、観音の像とか、それを模してるものも。

    やはり子供が生まれるってことは神秘なんだよ、そこにエネルギーを感じるのはわかる気がする。
    僕自身は目のやり場に困るが、当時はもう少し大らかだったのだろう。

    • +27
  27. キリスト教も大昔は寛容的だったみたいな話も聞くし
    キリスト教と女性崇拝の土着信仰みたいなのが共存してた可能性とかもあるのかな

    • +25
  28. 女神の身体である大地をしっかり『耕し』豊作を促す呪術じゃないの?

    • +1
  29. PJハーヴェイの曲にあったよね! コレのことを歌ってたのか…。

    • +1
    1. ※52
      そうだ!ソレだ!と思い出させてくれてありがとう
      ジャケが唇のヤツだ(探したが誰かに貸しっぱかも…)

      • +2
  30. クライブ・バーカーの髑髏王読みたくなっちゃった

    • 評価
  31. 現代の西洋では眉をひそめそうな像ですね。それ考えると、男性シンボルに見立てた石とか岩とか祭りとかが未だに堂々と残ってる日本の地方って、ある意味すごい。

    • +6
    1. ※54
      お寺の入り口に、娘フラワーを開いて見せている女性像が飾られていたらびっくりするw

      • +9
  32. 面白いと思う。キリスト教の価値観からいえば、ふつう壊されるよね。

    • +16
  33. アマノウズメが猿田彦を屈服させた話と同じような話しがケルトにもあったよね。
    女陰による火伏せは沖縄の巫女だった気がするし、FSSのイマラが使った、かーちゃんキックも同じ系統の技。

    • +11
  34. 今年の流行語大賞は娘フラワーで良いんじゃないだろうか!

    • +3
  35. 足を開いていたり、手で広げていたりするのは
    出産あるいは性交(生命の創造)を嘉しているんじゃないかな

    というかキリスト教だって途中からなんかこじらせただけで
    本来「結婚してから」沢山子供つくれよっていう趣旨だったはず

    • +22
  36. 日本には胎内めぐりなんてものもあるしねえ

    ところで、娘フラワーは息子スティックほど頻繁じゃないけど初出ではないよね

    • +30
    1. 他の方も書いてるけど豊穣とか子宝の象徴のような気がする
      アジアはその辺大らかでインドの曼荼羅とか日本でもお祭りとして各地でこの手のもの残ってるけど
      西洋では確かに珍しいね

      ※62
      娘フラワーは実はかなり前からカラパイヤでは言ってるけど息子スティックより露出が少ないので見かけないだけなのよね・・・

      • +3
  37. ヨーロッパ中世の美術品って技術が洗練されてなかったり題材に対する知識ががばがばなこともあって意外とフリーダムで楽しいんだよね

    • +13
  38. たとえばアイルランドのキリスト教伝来の歴史を見ると
    ありがちな血みどろの殉教とかも縁がなく
    わりとホイホイと大した抵抗もなく受け入れちゃった感がある。
    聖パトリクスには実に優秀なセールスマンの才能があったに違いない。
    逆に言うと族長やドルイド僧がそのまま教会に衣替えしただけなので
    中世に至るまでそういう要素が大幅に混ざりこんでいるのはここら辺の特徴なんだよね。
    あと生首に霊力が宿ると考えていたから人頭の彫刻で飾られた教会とかもあるよ。

    • +25
  39. 原始宗教の始まりは生殖関係が多いだろうし、モチーフとしてはよくありそうだけどね。
    日本の道祖神しかり。
    それにしても娘フラワーwwwくそっwww

    • +13
  40. 性器を見せるってのは
    あかんべーや舌をみせるのと一緒で
    人体の赤い部分を‥ってのを何かの本で読んだな‥

    • +12
  41. 娘フラワーに対抗して息子・・・と考えてたら
    息子だけで良い事に気づいた

    • -8
  42. 戒めったってこの女性像がなんか酷い目にあってるならわかるけど
    あっけらかんとおっぴろげてるだけなので
    やっぱり地母神信仰説に一票入れたいですね

    • +18
  43. 女性器による魔除け

    世界のさまざまな地域で、
    「女性器による魔除け」の風習があったことが知られています。
    たとえば、17世紀のフランスの詩人Jean de la Fontaine(ジャン・ド・ラ・フォンテーヌ)は創作した寓話の中で、女性が女性器を見せつけることにより悪魔を追い払うシーンを描いています。

    女性器を見せつけられた悪魔はそれを恐れて退散し、
    彼女は村を守ったという物語です。

    そればかりではありません、古代ギリシャではおおぜいの女性が
    スカートをめくりあげて生殖器を露出させ、
    ペルシャ軍を撤退させた伝説が残されています。

    • +30
    1. ※73
      ヨーロッパのどの国でいつの時代だったか思い出せないけど
      敵軍に息子(王子)を殺され城も囲まれた女王が城壁の上から敵軍に向かって
      娘フラワーを店ながら「子供なんてここからいくらでも出せるわ!」
      と言ったという話を思い出した
      その話を読んだときは単にその女王個人の性格の問題だと思ってたけど
      フラワー攻撃は相手を悪魔扱いすることで蔑む普遍的な習慣だったと腑に落ちた

      ※143
      一言の力強さに痺れた

      • +5
  44. 娘フラワーってそういう意味か。
    どこに娘がいるのか一生懸命探した。

    • +1
  45. 性欲の処理できます。とか、そんな類の案内板

    • -20
  46. 沖縄娘「下の口で鬼を食べるのよ!」
    (着物まくり上げー)
    鬼「ぎゃああ!」
    ってお話でしたっけ。鬼餅の由来。娘さんはちょうど月の障りだったような。鬼を食ったから血だらけ、みたいな。

    • +19
    1. ※76
      キリスト教的こじらせ見解であろう「ヴァギナ・デンタータ」を思い出した

      • +2
  47. 初出じゃないどころか、もう何年も前から使ってんぞ娘フラワー
    息子スティックほど出ないから気づかない、知らない人もいるだろうけど

    • +26
  48. 娘フラワーで思考停止しちゃったわ。
    でも普通に土着の宗教じゃないかな。

    • 評価
  49. 「妖精学入門」という本に、キリスト教以前の土着の豊穣の女神として紹介されていたような、確か

    • +11
  50. 多産信仰じゃないの?産めよ増やせよ的な。
    乳幼児の死亡率は今より酷かったろうし、
    とにかく数産んで子孫残さなければとなるのは基本。

    • +9
  51. ノートに描いた 落書きの如く、大した意味合いのないものかもしれない
    このノートが奇跡的に状態よく残った場合、その時代の人たちが意味があるものとして研究するんだろうなぁ
    現代人も古代人も考えることはあまり変わらない

    • -18
  52. 生命が生まれてくる場所だから神聖視されてたんじゃないの?

    • +8
  53. 「ありがたや、ありがたや」 と拝むべきものに違いないと思います

    • +9
  54. 肉欲への戒めとかが候補に出てくるあたりがキリスト教ね
    由来不明の名前とかをみても古い信仰の名残っぽいでしょうに
    使われる場所は戸口、教会や修道院、城、聖なる井戸、橋、暗渠、柱
    「こちらとむこうをつなぐシンボル」という感じ?
    教会や修道院がキリスト教以前の信仰でも聖なる場所であったならば
    再誕生、循環する生命のイメージも重なってくる

    • +16
  55. 息子スティックというワードを知らない人結構いるのねw
    1枚目の写真は割と穏やかな顔してるし子孫繁栄とか願って作ったんじゃないかな。

    • +4
  56. 布教活動の際に
    土着信仰+新宗教という形にした方が受け入れてもらい易かったとかじゃないかな?

    • +14
  57. 娘フラワー(笑)
    少なくともこれ見てよからぬ気持ちには…
    ならないな…

    • +2
  58. 土着の信仰が絡むのは間違いないと思うけど、現地の人々からその記憶が全く途絶えてしまっていることがキリスト教の多宗教への弾圧とその後の徹底を物語っているようでぞわぞわする

    • +14
  59. 映画マルキ・ド・サドだな
    異常な性欲を持ったサド侯爵はある日壁の裂け目を見て欲情し、、、
    って時代が全然後だな

    • 評価
  60. 日本でいう道祖神のような魔避けとして辻や聖なる場の前に結界として置いたものだろう。ただキリスト教でなくケルト的な伝統から来たものなので伝承が失われたものだろうな。

    • +8
  61. マスターキートンに出てきた白い女神と同じタイプの信仰対象かな
    ずっと昔は母系社会だったんだろうね

    • +3
  62. 私は男性だが…
    これらはハッキリ言って女性の魅力なんだから、しょうがないと思う
    『娘フラワーって素敵よ?』『女性を是非とも称えましょう!』
    で、なんの不思議もないと思う。
    (創造主様達へ、あなた達の仕事は素晴らし過ぎだと思います)

    • +1
  63. 普通に石工の風習だよ
    日本の大工でも似たものがある

    • -4
  64. 石工の風習だよ
    あっちの建物は倒壊するとまず人が死ぬからね日本の大工も梁とか目立たないとこに文字書いてたりするし
    宗教とかちょっと笑うわ

    • -7
  65. 土着の文化って意外に残ってるものだね。こういうところを探す旅もおもしろいだろうな。
    ところで直接的な言葉を避けているのは、ブログ規約を意識しているためだと別の記事で説明があったよ。

    • +8
  66. 生命が産まれ出る象徴だし母系信仰の土着宗教は珍しくもないし、
    とコメントを見ても多くの人が容易に考えつくのは
    キリスト教の影響が少ない日本人ならではなのかねえ

    • +9
  67. 娘フラワー、息子スティックの記事はコメ欄が伸びるなぁw
    みんな興味深々、そういうことだと思うんです。

    • +4
  68. キリスト教は布教する先々で、土着の宗教を壊滅させていったみたいなイメージがあるけれど、実は土着宗教と融合することで布教を成功させた地域も少なくないらしい。日本のマリア観音なんかもその例。

    このシーラ・ナ・ギグもそのひとつじゃないかな。
    地方はキリスト教の教義が布教されてるんだけど比較的緩くて、しかも土着の信仰がキリスト教と葛藤を起こさなかったりすると、結構残ったりするんじゃなかろうか。

    • +12
  69. ちょうど昨夜のEテレでもこんな感じの日本の土器がナンタラってやってた気がする
    ちゃんと観てないから全然違うかもしれん

    • +1
  70. 城や教会聖堂は数十年数百年の建築期間を費やすものだから倒壊しないようにっていう石工の意志からだろ
    目立たないところにあるのは必然

    • +1
    1. ※126
      コメ読んでいろいろ想像孕ませてたけど、施行中死んでも生まれ変わって匠の技は受け継ぐよ!みたいなシンボルだったのかな。名工含め完成までに亡くなる人は多かったろうね。

      • -1
  71. 石工の生み出したもの、作品って意味合いだと思うよ、一種の芸術品だから

    • -1
  72. 新しい生命が出てくる場所だからな
    そりゃ神秘だよ

    • +4
  73. 良かった。娘フラワーに意識を持っていかれた人が私以外にもいたwwww

    • +1
  74. 原始宗教の名残りなんだろう。

    悪魔だよ(^ー^)悪魔

    • -7
  75. スターバックスの人魚のロゴは、シーラ・ナ・ギグだな。 これは意味深だ、、

    • +4
  76. 怪異のなかで視線に魔力を持つ「邪眼・邪視」の系統は洋の東西を問わずシモに弱いという特徴を持つ
    ケルトの怪異は結構「邪眼・邪視」が多くてそれに対する備えなのかも
    女性器は性交からの出産によって「入れたものを大きく、増幅して出す」という魔術的シンボル
    だと古代世界では扱われており、邪悪な視線を増幅して跳ね返す効果があると信じられていたのです?

    • +7
  77. ギリシャにも娘フラワーの女神バウボとかいるね(そして息子スティックはプリアポス)豊穣や大地母神系のイメージが強いなこういうの

    古い教会など色んな装飾に紛れてるらしいグリーンマンはキリスト教以前のアミニズム系の文化が起源ぽいものなのでシーラ・ナ・ギグのお仲間か。起源はそれぞれ別かもだけど

    • +7
    1. ※138
      ごめん、アニミズムね。アニマ(魂、生命)+イズム

      • +3
      1. ※142
        訂正ありがたいです打ち間違えてました

        ※132
        軽く検索してみると尾を広げた二尾人魚も昔の紋章や教会装飾にあるらしくこちらも気になる

        • +4
  78. とりあえずありがてぇって拝んで
    ピカピカになるまでみんなで触ったらご利益があるよ

    • 評価
  79. 娘フラワーなのもあるけど、淑女ウイングなのも…
    赤い赤い花弁が~♪青い青い羽根になる~♪

    • -1
  80. なんだか娘フラワーに食いつきすぎだろ、息子スティックと娘フラワーは
    以前からカラパイアの常用単語だから。

    • +11
  81. 昔は売春する時、観音様(娘フラワー)を拝みに行くと言っていたような
    女性やマリア信仰の象徴なのは的を得てるかも

    • +1
  82. 古代人は生命の誕生する神聖な処と考えて、現代のアダルティな恥ずべき隠すべき処とは思ってなかった、それだけでしょ。
    古代はどこでも地母信仰があったし。命の起源に敬意があったから。

    • +3
  83. 「ね?私身体柔らかいのよ?」って言いながらスタイリッシュ財布開きしてると妄想した

    • -1
  84. 娘フ…とは言うものの
    これらの女性像は経産婦だろうか?
    女神の台詞を想像で翻訳してみる
    「いらっしゃい」「おかえり」

    シンボルの意味は「これより聖域」みたいな?性域でもまた素敵な財布でもなく
    ルーツがケルトの女神なんかだとしたら名前とかないのだろうか

    • +1
  85. 娘フラワーw

    これだからカラパイアをやめられないw

    • +1
  86. 良かった。
    日本の道祖神だけじゃなくて。
    外国にもあってホッとしたわ。

    • +2
  87. 道祖神とかにあるこの手のがなぜ作られたかというのに豊穣や出産の象徴だからとは言うけれど、もっとなんというか、そもそもが賢者への道だからって意見はないのんかw
    「観音様を拝みに行く」って表現も、何故拝めるのかって言ったら、そういうことよな

    • -1
  88. ギグって言葉があるよね
    なんとなく英語っぽくなくて気になってたけど、古い言葉だったんだね

    • 評価
  89. 多分、「おい悪霊ども!お前らがいくら天災や疫病や戦争で我らを頃そうとも、ここからいくらだって産めるんだぞぬはははは!」という意味合いのものだと思うの。

    • +1
  90. 女神だから日本の道祖神の全く逆だよね。
    恐らく日本の道祖神と源流は同じ。
    けど日本の場合はいつの時期から女神から男神に変わったのか気になる所だよね。

    • -1

コメントを書く

0/400文字

書き込む前にコメントポリシーをご一読ください。

リニューアルについてのご意見はこちらのページで募集中!

知る

知るについての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

歴史・文化

歴史・文化についての記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。

最新記事

最新記事をすべて見る

  1. 記事一覧を読込中です。