
アルゴリズムとは?SNSでよく聞く“あの言葉”をわかりやすく説明します
YouTubeやInstagramで、興味のある動画や投稿ばかりが、なぜか出てきますよね。──その「裏で動いているしくみ」が、アルゴリズムです。
そんなアルゴリズムという言葉、YouTubeやSNSを使っていると、よく耳にします。
でも実は、アルゴリズムの本当の意味を知っている人は、意外と少ないんですよね。
この記事では、YouTubeのアルゴリズムの話に入る前に、まずは
というポイントを、専門用語をできるだけ使わず、やさしく解説していきます。
■ 1. そもそも「アルゴリズム」とは?
一言でいうと、
アルゴリズム=「何かをするための手順・ルール」
です。
イメージしやすいのは、料理のレシピです。
- 材料を切る
- フライパンで焼く
- 調味料を入れて混ぜる
- お皿に盛り付ける
これ全部、「おいしい料理を作るための手順」ですよね。
実はコンピューターの世界でも同じで、
「こういう条件のときは、こう動いてね」という手順をまとめたものがアルゴリズムです。
難しそうなカタカナですが、中身はかなりシンプルで、要するに
コンピューターに「どう動けばいいか」を教えるレシピ
と思ってもらえればOKです。
■ 2. アルゴリズムという言葉はいつからある?
アルゴリズムという言葉のルーツは、とても古いです。
約1000年以上前の数学者「アル・フワーリズミ」という人の名前が語源になったと言われています。
当時は、
- 計算をするときの決まったやり方
- 「こうすれば間違えずに計算できますよ」というルール集
といった意味で使われていました。
その後、時代が進むにつれてコンピューターが登場し、
- 1950年代〜:コンピューターが研究所や企業で使われ始める
- 1970〜80年代:プログラミングが広まり、技術者のあいだで定番の用語に
- 2000年代〜:検索エンジンやSNS、YouTubeなどのサービスで、一般の人の生活にも関係する言葉に
という流れで、今のように「よく聞くけど、よく分からない言葉」として広まっていきました。
■ 3. 一般の人が「アルゴリズム」という言葉を使うようになった理由
一般のユーザーにも「アルゴリズム」という言葉が広がった一番の理由は、やはり
YouTube / Instagram / TikTok / X(旧Twitter)
といったサービスの存在です。
これらのサービスでは、
- どの動画を「おすすめ」に出すか
- どの投稿を多くの人に見せるか
- あなたに合いそうなコンテンツはどれか
といったことを、人間ではなくコンピューター(AI)が自動で判断しています。
この「判断のしくみ」こそが、SNSでよく言われるアルゴリズムです。
ただ、多くのユーザーから見ると、
「なんかよく分からないけど、再生回数やバズりを決めている謎の存在」
のように見えるため、少し神秘的な言葉になってしまっています。
■ 4. 本来の意味とSNSでの意味のちがい
ここまでを整理すると、「アルゴリズム」という言葉には、こんな使われ方の違いがあります。
| 使われ方 | 意味 |
|---|---|
| 本来のアルゴリズム | 何かをするための手順・ルール(レシピ) |
| コンピューターのアルゴリズム | コンピューターに「どう動くか」を指示する手順 |
| SNSのアルゴリズム | AIがデータを見て「何をおすすめするか」を決める仕組み |
単なる「決められたルール」ではなく、「AIが学習して変化していくルール」
になっている、という点です。
その結果、
- 昨日は伸びたのに今日は伸びない
- ある日突然、関連動画からドカンと伸びる
- 投稿してしばらく何も起きないのに、数日後に急に再生され始める
といった「波」が生まれます。
これが、クリエイターの間でよく言われる
という現象の正体です。
■ 5. アルゴリズムは「敵」ではなく「視聴者に届けるための味方」
「視聴者が喜びそうな動画を、より多くの人に届ける」
ために働いています。
実際には、
- クリック率(どれくらいサムネが押されたか)
- 視聴維持率(どこまで見てもらえたか)
- コメント・高評価などの反応
- 視聴者が普段どんな動画を見ているか
- 似た視聴者グループの行動
- 今のトレンドや話題
など、たくさんの情報を見ながら、
「この動画は、もっといろいろな人におすすめしてみよう」
と判断しています。
つまり、アルゴリズムは
クリエイターの邪魔をする存在ではなく、「視聴者に届きやすくしてくれる仕組み」
なんです。
だからこそ、
- なぜこの動画は伸びたのか
- なぜこれは伸びなかったのか
という視点で振り返ると、アルゴリズムとの付き合い方が少しずつ見えてきます。
■ 6. 次に読むとスッキリする:YouTubeアルゴリズムの記事へ
ここまでで、
をざっくりつかめたと思います。
この続きとして、
「じゃあ、YouTubeのアルゴリズムは実際どんな動きをしているの?」
という話を、別の記事でくわしく解説します。
※後日、更新します!