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「放送65年おかあさんといっしょの魔法」の内容と感想

おかあさんといっしょ、お兄さんお姉さん、ガラピコぷ~

上の写真は、子供が描いた絵を番組に送ったときに、お返事でいただいたハガキです。

 

あつこお姉さん、ゆういちろうお兄さん、よしお兄さん、りさお姉さんのサインと、歴代13代目になる人形劇「ガラピコぷ~」のキャラクターがプリントされています。残念ながら採用はされなかったのですが、こうやってお返事をいただけたことはとてもうれしかったです。

 

Eテレの「おかあさんといっしょ」も、放送が始まってから65年になるそうで、今年は記念の番組がいろいろ放送されていますね。私は先日「放送65年おかあさんといっしょの魔法」をみて、当時のことを思い出して懐かしくなりました。

 

そこで今回、番組で印象に残ったこと

 

・幼児の育児に役立つ研究とデータ

・スタジオ収録の様子

・お兄さん、お姉さん、スタッフ皆さんの気配り

・収録に参加した親子の様子

・あゆみお姉さんとだいすけお兄さんのトーク

 

について、覚え書き程度にまとめておこうと思います。

 

目次

 

「放送65年おかあさんといっしょの魔法」の内容と感想

幼児番組を支えるデータ

おかあさんといっしょ」が始まったのは1959年10月5日のこと。最初は週一回で、対象は5歳児だったそうです。

 

ところが1970年代に入ると5歳児は幼稚園へ行くことが多くなり、番組の視聴対象は、まだ家にいる2歳児、3歳児に変わったということでした。

 

番組の柱はうた、体操、人形劇の3本。これにさまざまなコーナーが加わるわけですが、いずれも2分30秒以内におさまるよう作られているようです。これは、幼児が集中できる時間の限界なんだとか。

 

番組の制作には学者さんにも関わってもらい、研究や実験も行われたといいます。そうして得られたデータを番組に活かしているわけですが、たとえば……。

 

・子供は情報の取捨選択が苦手なので、背景はできるだけシンプルに

・子供は同世代の子の行動に関心を持つ

・「はみがきじょうずかな」などの生活習慣のコーナーは、子供の興味を引くためであって、お手本というわけではない

 

楽しく遊んでいるだけにみえて、めちゃくちゃシビアに計算され尽くしている感じ、「おかあさんといっしょ」はやっぱりすごいと思います。

 

スタジオ収録の様子

おかあさんといっしょ」の収録に参加できるのは、3歳から4歳の誕生日までの子供と決まっているそうです。収録は年に約200回で、1回の参加人数は40名。けっこう多いようですが、倍率は約20から30倍とかなりの狭き門みたいです。

 

収録当日、子供とお母さんは最初は別の部屋に集合します。そして、時間になるとお兄さん、お姉さんが呼びに来てくれるのですが、このとき子供たちはもちろん、お母さん方のテンションが上がるのがほほえましかったです。(気持ちわかるわあ)

 

スタジオまでの移動には、お兄さん、お姉さんはもちろん、他にも大勢のスタッフがついて子供たちを誘導します。

 

広がって歩かないように、安全に歩けるように、ここにもたくさんの工夫がありました。

 

たとえば、お姉さんがドアノブを握ってトンネルを作り、子供たちをくぐらせるのですが、それは遊びではなく、子供たちがドアノブに頭をぶつけないようにするための配慮なのだそうです。

 

ここ、おかあさんといっしょ」の神髄だと思いませんか? 計算され尽くした配慮の中で、子供たちはまるで気づかずに楽しく遊ぶという。私は感動しましたよ。

 

スタジオに入るとリハーサルですが、スタッフの皆さんは「子供たちがスタジオに入ったときから本番」と考えておられるそう。注意事項も楽しく、面白く、お姉さんがジェスチャーを使って伝えます。

 

うたを歌い、子供たちがVTRをみている間にセットを変え、親から離れられない子供に声かけをし、気づかいたっぷりの進行で最後の体操。画面に映るのは子供たちと体操のお兄さん、お姉さんですが、映っていないうたのお兄さん、お姉さん、ほかのスタッフも全員体操されているそうですよ。

 

子供たちがどこをみても体操がわかるように、と。やさしい~。

 

収録後は子供たちを見送って、その次にもう1本収録があるそうですから、皆さんの気力、体力はすごいものだと思います。

 

あゆみお姉さんとだいすけお兄さんのトーク

「放送65年おかあさんといっしょの魔法」では、うたのお姉さん、茂森あゆみさんと、うたのお兄さん、横山だいすけさんトークも放送されました。

 

あゆみお姉さんは最初、歌い方が怖いと言われたんですって。クラシックの声の出し方では、子供が怖がるのではないかって。

 

ずいぶんと悩まれたようで、自信が持てるようになるまで3年かかったとおっしゃっていました。

 

だいすけお兄さんも同様に長く迷ったそうですが、転機になったのが2011年に被災地の幼稚園で歌った「ぼよよん行進曲」だそう。

 

このときは、「歌い終わったらどうなってもいい」という強い覚悟で挑まれたといいます。子供たちはうれしそうで、親御さんたちは泣いていて、その光景をみて、伝えるということがわかった、とお話しされていました。

 

それから、「『だいすけお兄さんのうたは下手だけど温かいね』と言われるようになった」とうれしそうでした。

 

もちろん、だいすけお兄さんのうたが下手なわけありませんよ。ありません! だけどきっと、「温かい」と言われるのがうれしかったんだと思います。

 

まとめ

子供と一緒に観始めたときは、まさかこんなにハマるというか、面白く観られるようになるなんて考えもしませんでした。

 

が、この番組をみて、その理由がわかった気がする。プロフェッショナルなんですよね。そうはみえない、みせないようにしているけど。お兄さん、お姉さんもスタッフの皆さんも。

 

別の記事であと少し、その魅力を考えてみたいと思っています。

 

 

 

 

 

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