師走の街を歩けば「片町」

 金沢 晴れ、うすい雲がかかってますが、晴れてます。このあとは雨の予報です。

 週末のネタ仕入れで、師走の金沢市内中心部を歩きました。いつものようにのれん・看板を撮りながら、「片町」方面へ歩き、いろいろ撮りました(笑)

 戦後の1950年、市内にあった露店(ヤミ市)の撤去に伴い、店主たちが片町の裏通りに集団移転したのが始まりです。1952年頃、再出発への願いを込めて「新天地」と命名されました。当時主流だった店舗付き住宅の長屋形式が今も残り、昭和の面影を色濃く留めています。近年は戦後復興の活気を伝える貴重な飲食街として、アート企画との融合も進むなど、金沢を代表するディープなレトロスポットとして愛されています。

 金沢市の繁華街、片町交差点の角に立つ「芭蕉の辻」の石碑は、松尾芭蕉が「奥の細道」の旅で金沢を訪れた際の足跡を記したものです。1689年、芭蕉はこの地にあった宿「宮竹屋」に約9日間滞在し、地元の俳人たちと交流しました。現在は賑やかなビル街ですが、かつて芭蕉がここを拠点に兼六園や寺町を歩いた歴史を今に伝えています。裏手にある犀川大橋を越え、ゆかりの寺院を巡る歴史散策の起点としても親しまれています。

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 片町の中心部、旧ラブロ片町跡地に2015年開業した地上6階建ての複合商業施設です。北陸最大級の「H&M」や飲食店、結婚式場などが入居しています。最大の特徴は建物前面の巨大なガラス屋根(オーニング)で、その下の広場はイベントや待ち合わせの場として市民に親しまれています。かつて百貨店「大和」が創業した歴史ある場所に立つ、モダンな街のシンボルです。すぐ裏手にはレトロな新天地が広がっています。

 師走(しわす)は旧暦の12月を指し、現在では新暦の12月の異名として使われています。最も有力な語源は、年末の法要のために僧侶(師)も慌ただしく走り回るほど忙しい月だという「僧侶奔走説」です。一年の終わりを迎え、誰もが年越しの準備や仕事納めなどで忙しく過ごす、年の瀬の慌ただしい様子を表す言葉です。

【撮影場所 片町:2025年12月13日 Xiaomi15 Ultra】

つづく