スマホの警報が鳴った時、私は算数の問題を解いていたのだけれど慌ててストーブを消したり水の入ったボトルを台所に下げたりした。揺れは震度2だったので困った事態にはならなかったけれど、あの警報音に驚いてしまいその後さっぱり問題が頭に入らず中座した。
地域の人は、大雪は降るわひどく揺れるわで年末が近づく慌ただしさと相まってとんでもなくストレスを抱えておられるだろう。何の影響もなかった自分ですらなんだか心を持っていかれたようで放心したのだから。
薄日の中を散歩にでたり、野菜を買いに市場に行ったり、あたたかくして眠ったりするような普通が、いつも我々に寄り添って存在するわけではないと気が付く。普通ではないほうが深々と大きいのではないだろうか。
どのみち地震国、どこの震源地に近いかの違いだけではないか。熊だってほぼ国中に生息して出没している。なるようにしかならないと覚悟を決めてしまえばいいのだけれど、つい余計な心配をしてしまうようになった。
今、スマホが鳴り、速報を見ると今年の漢字が「熊」に決まったという。
もう「熊」でいいではないかと10月に書いた。
誰の思いも一緒だったということなんだろう。
さて、私は自分にできること、人の役に立てることが何もないと理解しているので面倒をかけないように忘れられるようにしよう、とは思えないし、心配したくはないから忘れようとも思わないので人と人との関係は厄介だ。
愛しさの半分くらい、あるいは裏表。
起床時にいつもより寒いと感じたら、今冬で最低の13度だった。
香川県では冬の平均室温が13度という情報を得て以来、なるべく我慢しようと思うようになったけれど、情報は本当なんだろうか。
室内で13度は我慢するには寒いので面目ないような気持ちでスイッチを入れた。本当なんだろうか。我慢すれば平気になるのだろうか。
拙宅の場合、大寒頃に室温は12度くらいになる。11度はまだ見たことがないので、13度で平気で暮らせるとしたら灯油代がほぼかからずに済むのだが。
実験はしないけど。