こんにちはyuです。都内在住・純温泉好きの私が「都内から行く温泉コスパ旅行」と題し、家族との"激安湯めぐり旅行"の記録を残すための日記となります。今回は「鳴子・東鳴子」に旅行した経験を記します。
キュンパスで「鳴子温泉郷」
1万円で日帰り温泉旅行と聞くと、高く感じるかも知れない。しかし、それが東京→鳴子となればどうだろうか。平日JR東日本乗り放題「キュンパス」は旅の幅を広げる。

上野から古川まで新幹線で2時間半。そこから鈍行で揺られて10時に鳴子温泉に到着。たった3時間程度、アクセスが兎に角良い。鳴子温泉駅はホームから既に硫黄の匂いが漂う。この日の鳴子は一面雪景色だ。


今日は鳴子・東鳴子を徒歩で巡る。この地域の温泉は全て掛け流しで、泉質も全く違う。まるで温泉テーマパーク。日帰り入浴の時間を下調べし、効率よく湯巡りをしていくことが重要だ。
1湯目「ホテルたきしま」

鳴子温泉駅から徒歩10分、外観は寂れていて、正直いい温泉が沸いているとは想像し難い。温泉マニア曰く、かなりの実力派らしく、最初に立ち寄ることにした。
受付にはおじいちゃんが1人。下調べ済み故、とっとと湯に浸かりたいのが本心だが、たきしま温泉の効能について、おじいちゃんの有難い実演付きご高説を10分聞くことになった。我ら夫婦、童顔からなのか、親切心で0から100まで教えようとしてくれることが良くある。とりあえず相槌だけはちゃんとして、温泉に送り出してもらった。


薬湯と呼ばれる貸切風呂がある。薄暗い半地下の浴槽だ。かなり高温な源泉を加水で冷ましている。有機溶媒独特の匂いが漂っている。岩壁の向こう側は洞窟のような空洞となっており、源泉蒸気がモクモク。浴場がミストサウナのようである。この風呂、異常に熱い。一気に温まり、強い効能を感じた。
せっかくなので、通常の男女別浴場も頂く。


薬湯とは別の源泉を使用しているそう。女性側はほとんど温度調整されてないよう。激アツオーバーフローで歩くのが大変らしい。男性側はぬる湯でいつまでも浸かってられる。
食堂「ゑがお」の昼食
かれこれ1時間程たきしまを楽しんだ。12時前に昼食を取る。

山菜きのこ蕎麦が名物らしい。それと、親子丼を注文した。ついでに愛猫ほこりさんも映しておいた。


たきしまの温度に体力を相当持ってかれて、腹が減っていた。湯上がりのご飯はなんでも美味しく感じる。正直、想像した通りの味だったが温泉によって仕上がっていたため大満足。
2湯目「砂善旅館」
鳴子の湯を回収できたので、次は東鳴子へ。鳴子から20分程度歩いたか。徒歩で回れるのも魅力である。砂善旅館へ立ち寄った。

受付では、おじさまおばさま方が談笑していて、だれがオーナーか良くわからない。とりあえず、湯巡りシールを渡して湯に浸かる。ちなみに、こちらは看板猫が有名だが今日は留守のようだ。



混浴の鉄鋼泉と炭酸泉2種類を同じ浴場で味わえるという珍しい仕様。ひょうたん形の方が温度が高く、炭酸がかなり痛い。左はぬる湯で刺激も少なく、暫くこちらに浸かっていた。この時は独泉であったが、正直混浴は苦手で、誰も来ないことを祈っていた。ソワソワして楽しめない。泉質は素晴らしいので後ろ髪引かれながらではあるが、男性の浴場へさっさと移動した。


また源泉が異なるらしい。3つの湯に入れるのでお得な気分。先ほどの2湯は強めの油臭と真っ黒な色が特徴的だったが、これは茶色で薬品のようなモール臭。かなり広めの浴槽からオーバーフロー。また、なぜか椅子と桶が虎柄である。阪神タイガースファンなのか?
甘味処「喫茶と土産 YON」
やや湯疲れしたので休憩に入る。いさぜん旅館の目の前にある"おみやげの店なるみ"に併設された喫茶で甘味を頂く。

地物の乳製品を使用したお菓子。チーズケーキとプリンを選んだが、非常に濃厚である。特にチーズケーキが気に入った。愛猫ほこりさんは乳製品に目がないので、家で食べたら横取りしてくるだろう。牛乳は注がれる直前まで牛乳パックに入っていた。注文して注ぐだけなので原価との差額が場所とお酌代かな?と。カフェはそういうものだと自分に言い聞かせた。
3湯目「馬場乃湯」
休憩後はどうしても妻と炭酸泉に入りたく、Xで東鳴子周辺の温泉を探す。東鳴子から少し孤立した川渡方面にポツンと貸切風呂が一つ。「馬場乃湯」と言うらしい。

こちらは離れの貸切風呂だが、受付は大浴場のある本館である。貸切風呂が空いているかお尋ねすると、我々が遠くから道を歩いているところを窓から目撃されていたらしく、待ってましたと曰わんばかり。事務所内でおばさま達が、うちに来るのかな?と談笑していたみたいだ。おばさま達のエンタメコンテンツとなれて何より。それはそれとして、貸切風呂は終了時間15時前の滑り込みセーフだったらしい。時間には要注意だ。


木製の小屋の中にコンクリート打ちっぱなしの浴槽が一つ。当たり前のように源泉掛け流しで、黒湯がドバドバ出ている。ワニのように顔を沈めて水面を見ると、炭酸がパチパチ弾けている。温度はなかなか高く、慣れるまで身体が痛い。高温の炭酸泉なので、長湯できないのが難点である。20分そこらで限界を迎えたが、油臭の炭酸泉と言う希少泉質に感動した。記憶に残る湯であった。
4湯目「旅館 なんぶ屋」
馬場乃湯でかなり体力を消費した。正直もう十分の気持ちではあったのだが、東鳴子で最も温泉マニアのレビューが良い高友旅館の日帰りに行こうと立ち寄った。しかし痛恨のミス。日帰り入浴時間が過ぎてしまった。帰りの時間までまだ少し残っており、上がり湯を探すことにした。とりあえず、鳴子御殿湯駅の方面に歩きながら探すことにしたのだが、我々を扇動するように野良猫が先を歩いている。とりあえず猫を見たらついて行きたくなるので、ストーキングを始めた。


駐車場に着いたが、そこの旅館は日帰り入浴OKの「なんぶ屋」さん。猫が寄るのであればいい湯であろう。最後は長湯をして鳴子・東鳴子の旅を締める。



男女ともにかなり広い内湯だが、源泉掛け流しの純温泉。素晴らしい。内湯には寝湯があり、また露天もついている。シャンプー・リンス・ボディーソープも完備されており、上がり湯には持ってこい。湯は火薬のような独特の匂いがして中々特徴的である。かれこれ40分くらいはゆっくり堪能し、帰路へ。家で待ちくたびれているほこりさんに猫の話をしよう。
ちなみに、4湯を巡り、効能なのか妻ともども14時間くらいは寝てしまった。鳴子は凄い。
日帰りでこれでもかと、鳴子・東鳴子の温泉を楽しみ尽くしたタイパ・コスパよしの大満足の"激安湯めぐり旅行"であった。














































































































































































