加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

「Count Basie and His Orcestra - April In Paris (Verve)」ビックバンドの聖典

Count Basie and His Orcestra - April In Paris (Verve)」は、ビックバンドの聖典とも言えるアルバムです。

 

「Count Basie and His Orcestra - April In Paris (Verve)」ビックバンドの聖典

Count Basie and His Orcestra - April In Paris
Verve MGV-8012 / Polydor POCJ-2471 [1997.06.04]

Verve 24bit Best 50 – 21

side 1 (A)
01. April In Paris (Harburg, Duke / arr by William "Wild Bill" Davis)  3:48
02. Corner Pocket (Freddie Green / arr by Ernie Wilkins)  5:15
03. Didn't You (Frank Foster)  4:45
04. Sweetie Cakes (Ernie Wilkins)  3:59
05. Magic (Frank Wess)  3:06

side 2 (B)
06. Shiny Stockings (Frank Foster)  5:15
07. What Am I Here For? (Ellington / arr by Frank Foster)  3:21
08. Midgets (Joe Newman)  3:12
09. Mambo Inn (Woodlen, Sampson, Bauza / arr by Frank Foster)  3:24
10. Dinner With Friends (Neal Hefti)  3:06


#01-04  July 26 & 27, 1955 in NYC. 
#05-08  January 4, 1956 in NYC. 
#09-10  January 5, 1956 in NYC. 

Joe Newman, Reunald Jones, Thad Jones, Wendell Culley (tp) 
Quincy Jones (tp #9,10) Benny Powell, Bill Hughes, Henry Coker (tb) 
Billy Graham, Marshall Royal (as) Frank Foster, Frank Wess (ts) Charlie Fowlkes (bs) 
Count Basie (p) Freddie Green (g) Ed Jones (b) Sonny Payne (ds) 

 

 

特に「April In Paris」、「Corner Pocket」、「Shiny Stockings」の3曲は、ビックバンドに足を突っ込んだ世界中のプロ・アマチュア問わず、一度は演奏した事があるであろう曲。

 

ちなみに私は、新発田高校ブラスバンド部(Swing High Society)在籍時代に演奏致しましたし、有名な「April In Paris」における掛け声「One More Time!」も担当させられた記憶があります(笑)。

 

「Corner Pocket」では、コルネットでソロ吹いたな(笑)。

 


さて、「April In Paris (Verve)」に話を戻します。

 

表題曲でもある01曲目「April In Paris (Harburg, Duke / arr by William "Wild Bill" Davis)」は、サド・ジョーンズThad Jones)のトランペット・ソロ冒頭で、イギリス民謡「Pop Goes The Weasel」のメロディーを引用する事でも有名な1曲。

 


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ゴージャスな演奏が終わったと思った瞬間に、ベイシーの「One More Time!」の掛けで演奏が再開されます。

 

再開された演奏が終わったと思いきや、またもやベイシーの「Let's Try One More...One!」の掛け声で、演奏が再び再開されるという、ある意味しつこい演奏であったりします(笑)。

 


02曲目「Corner Pocket (Freddie Green / arr by Ernie Wilkins) 」は、ギタリスト・フレディ・グリーン(Freddie Green)の手による名曲で、サド・ジョーンズThad Jones) 、ジョー・ニューマン(Joe Newman)の順で、華麗なるトランペット・ソロが続きます。続く流暢なテナー・サックス・ソロは、フランク・フォスター(Frank Foster)かな。

 


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後半部分のホーン・セクションによる、大げさすぎる盛り上げも良し(笑)。

 


ミディアム・テンポで演奏される03曲目「Didn't You (Frank Foster) 」。

 

流暢なトロンボーン・ソロは、ベニー・パウエル(Benny Powell)か?テナー・サックス・ソロはもちろん、作曲者のフランク・フォスター(Frank Foster)でしょうね。

 


フレディ・グリーン(Freddie Green)のギターが綺麗に響き渡るゆったりとした感じの04曲目「Sweetie Cakes (Ernie Wilkins)」。

 

珍しくカウント・ベイシーCount Basie)のシンプルなピアノ・ソロから始まり、かなりねちっこいサックス・ソリ、ミュート・トランペット・ソリで徐々に盛り上げ、華麗なるホーン・アンサンブルに挟んで、シンプルなピアノ・ソロが登場します。

 


ややアップテンポ気味な05曲目「Magic (Frank Wess)」も、カウント・ベイシーCount Basie)のシンプルなピアノ・ソロからスタート。


分厚いサックス陣とブラス・セクションによるアンサンブルの掛け合いが良いです。

 

トロンボーン・ソロは、ベニー・パウエル(Benny Powell)かな。続くテナー・サックス・ソロは、作曲者のフランク・ウェス(Frank Wess)でしょう。

 



やや軽めのスイングが心地よい06曲目「Shiny Stockings (Frank Foster)」。

 

ミュート・トランペットによるアンサンブルに始まり、流暢なトランペット・ソロを挟んで、分厚いアンサンブルで盛り上がる1曲です。

 

これまたゆったりとした07曲目「What Am I Here For? (Ellington)」は、サックス、ランペット、トロンボーンそれぞれの分厚いアンサンブルが素敵な1曲。

 

ミュート・トランペット・ソロ、ピアノ・ソロを挟み、演奏が盛り上がっていきます。

 


08曲目「Midgets (Joe Newman)」は、いきなりアップテンポで、ミュート・トランペットによるソリが登場。

 

そのまま作曲者であるジョー・ニューマン(Joe Newman)のミュート・トランペット・ソロ、多分、フランク・ウェス(Frank Wess)によるフルート・ソロ、そしてカウント・ベイシーCount Basie)のピアノ・ソロと続き、後半はミュート・トランペットとフルートによるソリで演奏に幕が降りていきます。

 

09曲目「Mambo Inn (Woodlen, Sampson, Bauza)」は、ベイシー楽団としては珍しい、歯切れの良いラテン風味な演奏が聴ける1曲です。

 


10曲目「Dinner With Friends (Neal Hefti)」は、アルバムの最後を飾るに相応しい、
ド派手なアンサンブルが心地よい1曲。

 

トランペット・ソロはサド・ジョーンズThad Jones) 、テナー・サックス・ソロはフランク・フォスター(Frank Foster)だと思います。

 

 

 

 

 

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