加持顕のジャズに願いをのせて

新潟在住の加持顕(かじあきら)が、ジャズの名盤について個人的感想を気まぐれに投稿。

☆ブルーノート(Blue Note Records)

「Lee Morgan – Infinity (Blue Note) 1965」快演が詰まった福袋的な蔵出し音源

1965年11月16日に録音されたリー・モーガン(Lee Morgan)の「無限大(Infinity)」というアルバムは、マイケル・カスクーナ(Michael Cuscuna)が1981年に「発掘盤(Blue Note Classic)」の1枚として発売するまで、約15年ほど「お蔵入り」していた音源。 …

「Lee Morgan - Taru (Blue Note) 1968」激情の時代に録音されたお蔵入り良盤

リー・モーガン(Lee Morgan)をリーダーとし、1968年02月15日に録音されたアルバム「Taru (BN-LT1031)」は、マイケル・カスクーナ(Michael Cuscuna)の手により1980年に「発掘盤(Blue Note Classic)」として発売するまで、「お蔵入り」していた音源です…

「Lee Morgan – Live At The Lighthouse (Blue Note) 1970」完全版も出た熱きライブ

リー・モーガン(Lee Morgan)が急逝(1972年02月19日)する約2年前、カリフォルニアのライブスポット「The Lighthouse」で録音された2枚組ライブ盤が、今回ようやくご紹介出来る(完全版をやっと聴けた)「Live At The Lighthouse (Blue Note BST-89906)…

「Horace Silver - Silver In Seattle Live At The Penthouse (Blue Note)」貴重なFM放送ソース・ライブ録音

ドン・ウォズ(Don Was)率いるブルーノート(Blue Note Records)から、貴重な発掘ライブ録音「Silver In Seattle: Live At The Penthouse」が発売されました。 この発掘ライブ音源が録音された1965年08月頃のホレス・シルヴァー(Horace Silver)クインテ…

「Freddie Hubbard - Hub Cap (Blue Note) 1961」アンサンブルがしっかりしたアルバム

フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)のアルバム「Hub Cap (BST-84073)」は、入手してしばらく棚にほったらかし状態だったものですが。 久々に聴き直したら、やけに「アンサンブルがシッカリしてるなー」という事に気が付き、英文ライナーノートを確認して…

「The Three Sounds - Feelin' Good (Blue Note) 1960」ひたすらファンキー

金太郎飴の如く、良質な演奏を大量生産する「The Three Sounds」のアルバムが、今回の「Feelin' Good (BST-84072)」です。 美女ジャケで有名な「Moods (BST-84044)」と同日(1960年06月28日)録音でもあります。 kaji-jazz.hatenablog.com 01曲目「When I Fa…

「Grant Green - Green Street (Blue Note) 1961」ベース参加でファンキー度が増すギター・トリオ

アルバム「Green Street (BST-84071)」は、グラント・グリーン(Grant Green)がトリオ編成で1961年04月01日に録音したリーダー作です。 自身のギター、ベースのベン・タッカー(Ben Tucker)、ドラムスのデイブ・ベイリー(Dave Bailey)というある意味異色…

「Stanley Turrentine - Up At Minton's Vol. 2 (Blue Note) 1961」爆走する「Us Three」トリオ

スタンリー・タレンタイン(Stanley Turrentine)名義でニューヨークのライブハウス「ミントンズ・プレイハウス(Minton's Playhouse)」で1961年02月23日に録音され、2枚に分散発売されたライブアルバムのうちの1枚、「Up At Minton's Vol. 2 (Blue Note …

「Stanley Turrentine - Up At Minton's Vol. 1 (Blue Note) 1961」どす黒過ぎる演奏

スタンリー・タレンタイン(Stanley Turrentine)を主役に据え、ニューヨークのライブハウス「ミントンズ・プレイハウス(Minton's Playhouse)」で1961年02月23日に録音され、2枚に分散発売されたライブアルバムが「Up At Minton's Vol. 1 (Blue Note BST-…

「Jackie McLean - Bluesnik (Blue Note)」全曲ブルースで挑む異色アルバム

ジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)をリーダーとする「Bluesnik (Blue Note BST-84067)」は全曲、各メンバーが持ち寄ったブルースだけを収録した珍しいアルバム。 以後、ハードバップからフリー、そして新主流派へと演奏スタイルを変化させるジャッキ…

「Lou Donaldson - Here 'Tis (Blue Note) 1961」将来有望な新人2人が登場

ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)のアルバム「Here 'Tis (Blue Note BST-84066)」の聴き処というか注目ポイントは、ルーさんがスタジオに連れてきた、将来有望な新人2人。 その2人とは、ギターのグラント・グリーン(Grant Green)と、オルガンのベイ…

「Stanley Turrentine - Comin' Your Way (Blue Note)」タレンタイン兄弟+US3トリオだが

スタンレー・タレンタイン(Stanley Turrentine)のアルバム「Comin' Your Way (BST-84065)」は、レコ―ド番号を割り振られながら、未発売だったもの。 1980年代に復活したブルーノ―トから当時用意されたレコード番号を使用し、未発売のアルバムが何枚か発売…

「Grant Green - Grant's First Stand (Blue Note)」初リーダーアルバムで代表作かな

グラント・グリーン(Grant Green)のブルーノート第1弾が、このアルバム「Grant's First Stand (BST-84064)」です。 少し話はズレますが、ギターのケニー・バレル(Kenny Burrell)同様、後年発掘された初リーダー・セッションをお蔵入りし、このセッショ…

「Kenny Dorham - Whistle Stop (Blue Note)」ビバップ時代の名残濃厚なハードバップ

アルバム「Whistle Stop (BST-84063)」は、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)のブルーノート4000番台最初のリーダー・アルバムになるのかな。 演奏メンバーは、ケニー・ドーハム(Kenny Dorham)、ハンク・モブレー(Hank Mobley)、ケニー・ドリュー(Kenny…

「Hank Mobley - Roll Call (Blue Note)」ジャズ・メッセンジャーズ風味強めなハード・バップ・アルバム

アルバム「Roll Call (BST-84058)」は、ハンク・モブレー(Hank Mobley)をリーダーに据えた、良くも悪くもジャズ・メッセンジャーズ風味強めなハード・バップ路線のアルバムです。 スカッと爽快ハード・バップ路線のアルバム「Goin' Up (BST-84056)」の続編…

「Stanley Turrentine With The Three Sounds – Blue Hour (Blue Note)」深夜の酒場で聴きたい極上のソウル・ジャズ

ソウルフルな演奏を得意とするスタンリー・タレンタイン(Stanley Turrentine)のバックに、これまたソウルフルな演奏を得意とするスリー・サウンズ(The Three Sounds)を据えたらどうなるか? その答えが、今回のアルバム「Blue Hour (BST-84057)」です。 …

「Freddie Hubbard - Goin' Up (Blue Note)」第2弾はスカッと爽快ハード・バップ路線

アルバム「Goin' Up (BST-84056)」は、フレディ・ハバード(Freddie Hubbard)、ハンク・モブレー(Hank Mobley)、マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)、ポール・チェンバース(Paul Chambers)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(Philly Joe Jones)という、…

「Art Blakey and The Jazz Messengers - Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol. 2 (Blue Note)」侮れないライブ

ライブ・アルバム「Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol. 2 (BST-84055)」は、1960年09月14日にバードランドで録音された5回分のステージでの演奏から拾遺選択し、2枚のアルバムに分散収録したものです。 リー・モーガン(Lee Morgan)、ウェイ…

「Art Blakey and The Jazz Messengers - Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol. 1 (Blue Note)」充実のライブ盤

このライブ・アルバム「Meet You At The Jazz Corner Of The World Vol. 1 (BST-84054)」は、1960年09月14日にバードランドにて行われた5回分のステージ演奏を、2枚のアルバムに分散収録したもの。 このアルバム、邦題は「ジャズ・コーナーで会いましょう…

「Lou Donaldson - Light Foot (Blue Note) 1958」コンガ入りハッピー・ソウルフル路線

1958年12月14日に録音された今回のアルバム「Light Foot (BST-84053)」は、後述する前2作を踏襲したコンガ入りソウルフル路線での演奏ではありますが、このアルバムに関しては、ブルージーとかダウン・トゥ・アースというより表現は似合わず、ひたすら明る…

「Kenny Burrell - Kenny Burrell Vol. 2 (Blue Note)」侮れない拾遺集

「Kenny Burrell Vol. 2 (Blue Note BLP-1543)」は、ケニー・バレル(Kenny Burrell)のブルーノート初リーダー録音(1956年03月12日)の5曲(ボーナストラックも同日録音)に、別セッションから3曲ほど持ってきて編纂された拾遺集的なアルバム。 ちなみに…

「Kenny Burrell – Introducing Kenny Burrell (Blue Note)」ケニー・バレルのブルーノート第1弾

シングル・トーンでホーン奏者のようにソロを奏でる事で、ブルーノート(Blue Note Records)のオーナー、アルフレッド・ライオン(Alfred Lion)の心を鷲掴みにしたであろうギタリスト、ケニー・バレル(Kenny Burrell)のブルーノートにおける初リーダー作…

「Lou Donaldson - Quartet / Quintet / Sextet (Blue Note) 1952, 1954」初期ハードバップを様々な編成で楽しむ

ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)名義の10曲入り初12インチアルバムが「Quartet / Quintet / Sextet (BLP-1537)」です。 タイトル通り1952年06月20日のカルテット編成、1952年11月19日のクインテット編成、そして1954年08月22日のセクステット編成による…

「Jimmy Smith At The Organ Vol. 2 (Blue Note) 1957」ジミー・スミスのマラソン・セッション

ジミー・スミス(Jimmy Smith)をリーダーに据えたマラソン・セッションから拾遺された「Jimmy Smith At The Organ Vol. 2 (BLP-1552)」。 このアルバムでは、曲により若干メンバーが異なるカルテット編成で録音された初日(1957年02月12日)の2曲と、2日…

「Jimmy Smith At The Organ Vol. 1 (Blue Note) 1957」ブルーノート・オールスターズによるご機嫌な演奏

ジミー・スミス(Jimmy Smith)をリーダーに据えたマラソン・セッションから拾遺された「Jimmy Smith At The Organ Vol. 1 (BLP-1551)」。 このアルバムでは、マラソン・セッション初日(1957年02月12日)における、ルー・ドナルドソン(Lou Donaldson)との…

「Jimmy Smith – Home Cookin' (Blue Note) 1958,1959」ソウルフルで洗練された演奏

オルガン・ジャズの大スターに上り詰めたジミー・スミス(Jimmy Smith)が1958年06月15日、1959年05月24日に行った、ギターのケニー・バレル(Kenny Burrell)、ドラムスのドナルド・ベイリー(Donald Baily)をバックに従えた2回のオルガン・トリオ編成の…

「Donald Byrd - Byrd In Flight (Blue Note) 1960」ハードバップ・ファンにお勧めなアルバム

ドナルド・バード(Donald Bryd)のアルバム「Byrd In Flight (Blue Note BLP-4048)」は、1960年01月17日と25日のセッションの相方がハンク・モブレー(Hank Mobley)、1960年07月25日のセッションの相方はジャッキー・マクリーン(Jackie McLean)というハ…

「The Three Sounds - Moods (Blue Note) 1960」美女ジャケットが魅惑の人気盤

スリー・サウンズ(The Three Sounds)の人気盤で、物憂げな美女がカラー・ジャケットを飾る印象的なアルバムが、「The Three Sounds - Moods (Blue Note BLP-4044)」。 気になるジャケットを登場する美女は、ルース・メイソン(Ruth Mason)さん。ラジオDJ…

「Horace Parlan - Speakin' My Piece (Blue Note) 1960」同郷の気心しれたメンバーによる演奏

1960年07月14日録音のアルバム「Speakin' My Piece (Blue Note BLP-4043)」は、ピアノのホレス・パーラン(Horace Parlan)、ベースのジョージ・タッカー(George Tucker)、ドラムスのアル・ハレウッド(Al Harewood)の「Us Three (Blue Note BLP-4037)」…

「Horace Silver – Horace-Scope (Blue Note) 1960」鉄壁メンバーによる人気盤

ホレス・シルヴァー(Horace Silver)率いる鉄壁なるクインテットが、1960年07月08日と09日の2日間に渡りスタジオ録音したアルバムが「Horace-Scope (Blue Note BLP-4042)」です。 このアルバムに参加しているクインテットのメンバーはピアノのホレス・シル…