やれることだけやってみる

マイナスからの畑作り。草と戦い、疲れたら猫といっしょに昼寝をします。

あらたまの年の初めのごあいさつ

令和八年、西暦2026年。

 

キジ、サバ、クロ、ペソより

あらたまの年の初めの御寿をみなみなさまに

めでたく申しおさめ候

 

 

本年もどうぞ仲よくしてください。

 

・おまけ・・・・・

おや、ぐーぐるAiさんからお返事が。

おや、NANO BANANAさんからもお返事が。

冬休みの宿題2

村のおじいちゃんから頼まれごとをしました。

村の鎮守の神さまとお祭りについての調査です。

これが私の冬休みの宿題になりました。

☆参照:現場はこちら。

kaedeya.hatenablog.com

 

明治の合祀により、この神社はもうありません。

そして史料がほぼ存在しません。

わずかな文献を基に妄想ねりねりA4用紙7枚。

なんとか中間報告が出来上がりました。

宮当番のおじいちゃんに届けにいきましょう。

てくてくてく。

 

神社の祭祀「獅子舞」は口伝だけが頼りです。

キーワードは

織田信長

*焼かれた。

*お獅子さんが舟で逃げてきた。

うちの猫たちのナワバリ内にあるこの川。

神社跡のすぐそばを流れております。

江戸時代までは小舟で行き来できたらしいです。

 

織田信長についてはネットをあさりました。

そして思いました。

信長、伊勢を攻めすぎ(ー_ー;

 

1.永禄10年(1567年)~ ➡ 北伊勢に侵入

 北勢四八家という地元侍の降伏。

2.永禄11年 ➡ 中伊勢へ。

 神戸氏・関氏・長野氏が信長配下に。

3.永禄12年~ ➡ 南伊勢に到達。

 大河内城の戦(現在の松阪市

  VS 伊勢国司:北畠具教(とものり)

4.元亀2年(1571年)➡ 第一回長島攻撃

  VS    一向宗門徒

5.天正元年(1573年)➡ 第二回長島攻撃

6.天正2年  ➡ 第三回長島攻撃

  信長、志摩の九鬼水軍など数百艘の軍船を動員。

 

第一回、第二回の長島攻撃は信長の敗北。

第三回では三か月の籠城の後、ついに落城。

信長は次いで伊賀攻めを行っています。

もうやめて。三重のライフはとっくにゼロよ。

 

田舎地方でも近いところでは一里先にも戦場が。

東西南北すべて戦火が及んでおります。ぽっかり。

 

川のそばを通って、依頼者のおうちにてくてく。

※よそんち畑のなばな。おいしそう。

 

この年の瀬に、おじいちゃんは

°▽°)おおお、ありがとう!!

庭先でコンクリをこねておられました。

なにしてはりますのん。

田んぼでは普通に重機が動いてますし。

 

のんびりぽかぽか田舎の年末。

てくてく歩いておりますと

 

☆白菜もらった。


☆キャベツもらった。

まるまるずっしり、よい野菜。

どうやって食べましょうか。ふっふっふ。

 

^・ω・^^・ω・^ おかえり。

実家に戻るとデッキ横にサバとペソ。

家主さんが干した布団に遠慮しています。

お布団の上に乗ると怒られますのでね。

お行儀よくしているようです。

 

^ーωー^ サバ、いい子。

はいはい、いい子ですよ。

ごほうびはちゅ~るでよろしいか。

 

^・ω・^^・ω・^ ばっちこい。

いただいたお野菜は家主さんと半分こ。

 

年末年始の田舎地方は帰省シーズン。

子どもたちの声がします。

今なら無住のお寺や神社にも人がいますね。

小川を下ってフィールドワークをしましょうか。

どうしましょう。

 

^ー_ー^ ニオイ調査中。

最終報告は来年に持ち越しです。

それではみなさま、よいお年を。

北畠具教(とものり)のご先祖、顕家。

たいそういけめん。

 

謎の石

師走ももう28日。本日はとてもよいお天気です。

実家では猫たちがのびのびしていることでしょう。

私は朝から自宅の換気扇のお掃除をしました。

浴室の換気扇が回らなくなってしまったのです。

弱弱しい動きながらも換気扇は回り出しました。

私はびしょ濡れ。もう動きたくありません。

 

さて、昨日は田舎地方の謎に踏み込んでしまいました。

本日は実家の小さな謎についてご紹介いたします。

 

※猫たちが住むおうち(玄関前)。

玄関前には木の机があります。

郵便受けを乗せるための台です。

玄関左では回覧板入れが乗っています。

これらは小学校で使われていた児童用机。

大きさからすると高学年用でしょう。

天板の右下を見ますと鉄製のフック。

ここに巾着袋をぶら下げていたんですね。

給食用コップとか、水着袋とか。

 

現在小学校で使われているのは主にスチール製。

入れ替え時にもらってきたと思われます。

 

誰がどこでもらってきたのかは不明。

何に使うつもりだったのかも不明。

 

謎を残したまま、玄関前に置かれています。

引き出しは私が庭用お道具入れにしています。

 

※郵便受けの中身

この郵便受けは二代目です。

中の硯は台風で吹っ飛んだ一代目の中に入っていたもの。

たぶん故父が重しとして入れたと思われます。

 

じっくり見ますと銘が入っていますね。

宮城県雄勝硯(おがつすずり)だそうですよ。

岳成というのが硯師のお名前ですね。

なんとなくググってみたら、ええ硯でした。

父よ、何て使い方をしてますのん。

しかし私にも書を嗜む趣味がありません。

雄勝硯にはこのまま重しとして活躍してもらいます。

ちなみに、回覧板入れには文鎮が入っています。

 

※洗った方がよさそう。

 

ところで。

みなさまには他にも気になることがおありかと。

そう、机の下にある石です。

机のストッパーとして置かれております、この石。

ぐーぐるさんで検索してみましたら

 

ローズクォーツ(紅石英)の原石。

ローズクォーツ

和名:紅水晶、ばら水晶など。

石言葉:真実の愛、真実の美・美と健康・愛の告白。

効果:癒し、内外の美を育てる、恋愛運アップ…他。

 

人気のパワーストーンですね。

わりとお求めやすい値段で出回っております。

このピンクの石はここで野ざらしになりつつ

*猫たちのネガティブな感情を払う。

*猫たちの美と魅力を高める。

*猫たちを若々しく健康にする。

*猫たちのコミュニケーションを円滑にする。

という役割をも背負っているのです。

がんばれ、ローズクォーツ

特に健康面で頑張っていただきたい。恋愛はいらん。

 

^・ω・^ 美サバ効果。

ちょいと目つき悪子さん。

 

この石をここに置いたのも故父です。

他にも石はあるのに、なぜこれを選んだのか。

ほどよい大きさと重さゆえでしょうか。

そもそもどこで手に入れてきたのでしょう。

離れ玄関前は、いろいろと謎に満ちているのでした。

 

^ーωー^ ぐう。


^・ω・^この石も磨いたらきれいになるかな。

もしもアフィリエイト利用中。

冬休みの宿題

あの日、あの場所で咲いていたビワの花。

※2025.12.17撮影。

区長さんが切ってくれた竹の切り株。

 

竹ぼうぼうであった我が実家所有の土地。

近隣のお宅にたいそうご迷惑をかけておりました。

それを関係者総出で何とかしたのが、あの週末でした。

※12月13日・14日。

kaedeya.hatenablog.com

 

先週と今週は雨やら何やらで作業できず。

後始末はベテラン農家さんにお任せとなりました。

 

すっきり鎮守の宮の跡。

農家さん=お百姓。

百の姓という名は伊達ではありません。

なんでも自力でやってしまうのです。

私なんぞの出る幕はありません。

 

というわけで、実家でぼーっとしておりましたら

°▽°)おっ、カエちゃん。

米作り名人の陽司さんがお札を配りにいらっしゃいました。

今年は宮当番ですか、おつかれさまです。

°▽°)カエちゃんは歴史が好きやったな。

何でも知られているのが田舎です。

おねしょの回数もバレる勢いです。

 

°▽°)ちょっと調べてくれんか。

 

と、いうわけで頼まれましたよ。

村にあった鎮守の宮(椿の宮さん)の調査。

宮さんとそこに伝わるお獅子さんの伝承です。

°▽°)年寄りには調べ方がわからん。

絶対にそんなことはありません。

しかしここに私の出る幕がありました。

普段お世話になっているのです。

これくらいはやりましょう。

 

――と、安請け合いしてから二週間。

大変なことが分かりました。

この村古墳だらけ~(°△°;

あるのは知っていましたが、数がすごい。

もちろん、立派な古墳ではないです。

山の端っこに穴掘っただけのヤツ。

;°△°)うちの土地、遺跡~!

てか、村全体がほぼ遺跡。田舎あるある。

 

郷土資料をあさることしばし。

見つかったものがこちらです。

 

☆椿の宮旧跡の写真(chatGPTで復元)

なんと素朴なたたずまい。

ニッポンの心の故郷がここに。

 

☆参道脇の獅子石の写真(chatGPTで復元)

けっこう大きな石。岩と言ってもいいでしょう。

こんなのお宮さん跡の近くにありましたっけ。

頭の中に周囲を風景を思いうかべて見渡して。

ん?(°_°

何かが楓屋センサーにひっかかりました。

平日、自宅と実家を往復するのに通う道。

雉の家族が棲むこんもり藪。

その手前に土の山と、そこからはみ出す石。

 

これかー!!

※2025.05.26撮影。

 

一時は石置き場になっていましたし。

むき出しの姿を見たことはありません。

しかし形状的にはたいそう近いです。

この石があるのは、

じょうもんーー!?(°皿°;

郷土資料館で得た情報。

それによると、縄文遺跡の中にあります。

ということは。

岩石信仰?(°_°;

巨石というほどじゃないけど形のいい石。

大きな動物が寝そべっている形。

この石が信仰対象であった可能性があります。

 

お宮さんとこの石。

これはセット物件なのでしょうか。

戦国時代に伝わったという獅子舞の伝承。

伝わったのは獅子舞のお道具だけかも。

祭礼自体は、めっさ古い可能性が浮上。

これも田舎あるあるです。うがー。

 

想像は膨らみますが、資料がありません。

現在、よそんち図書館にもお問い合わせ中。

出会うお年寄りに片っ端から声をかけています。

 

出るか、資料。

何か思い出すか、お年寄り。

 

久しぶりに宿題気分を味わっています。

 

^ーωー^ まとまると思う?

^ーωー^ さあねえ。

インフルエンザと食料の備蓄

クリスマス暖波から一転。

明日の田舎地方は雪が降るかもしれません。

 

みなさま、ぬくぬくお過ごしですか。

ごきげんよう。キジです。

今日は人間が大遅刻しました。

いつもの時間が過ぎても来る気配がありません。

 

キジもたまにはお外に出かけますから

入れ違いになったかも。

おうちの中を覗いてもいません。

青い箱が近づいてくる音もしません。

何かあったのか。朝ごはんはどうなるのか。

少し心配になりかけたころ、人間が来ました。

おはよー、ごめんね(°_°;

 

許しましょう。キジは寛大な猫なのです。

 

聞けば、おねえちゃんがインフルエンザだとか。

食欲がなくてフラフラなんですって。

おねえちゃんは遠くに離れて住んでいます。

けれど今年はおにいちゃんが受験生。

だから誰も看病に行けないのです。

ウィルスを持ち帰るといけませんからね。

 

^・ω・^ 猫の手の出番では?

ペソよ、残念ながらそれは不可能です。

猫はバスや電車に乗れませんし。

おねえちゃんは猫あれるぎーなのです。

元気なときならともかく。

病気の時は『猫接近禁止』です。

 

食欲がないのはつらいでしょう。

キジたちの食欲を分けてあげたいくらいです。

もりもりもりもり。お代わりください。

 

人間が遅刻したのは、お店に寄っていたため。

ここに来る前に食べ物を買って、

宅配便センターに寄って、

おねえちゃんちに送ってもらったのだそうです。

猫の毛がつくといかんからね(°_°

それは気の回しすぎだと思います。

けれど、荷物が早く到着するのはいいことです。

 

田舎のおばあちゃん風セレクト。

おねえちゃんの好きな桃のシロップ漬け。

それからレトルトおかゆフリーズドライ味噌汁。

これで元気になってくれるといいですね。

今食べられなくても備蓄になりそうなもの、

保存の効きそうなものを選んだそうです。

 

食料の備蓄は大事です。

急に病気になって買い物に行けないとか。

災害への備えとか。いろいろ。

キジたちも食料の点検は欠かしませんよ。

人間の食べ物箱には何が入っているのかな。

かりんとうと黒糖かりんとう(°_°

それは備蓄になるのでしょうか。

それからポテチ(°_°

うん。もっと考えた方がいいと思います。

 

お、雨がやみました。

サバとクロは出かけました。

ペソは留守番するようです。

キジはどうしようかな~。

 

ばびゅーん。

クリスマスにはおめでたい紅白のケーキを

プランターいちごの葉が鮮やかに紅葉しています。

当たり前ですが、実はついておりません。

屋外で生きるいちごの結実期は春なのです。

 

^・ω・^ となりのプランターは?

……ほうれんそう(ー_ー

ほうれんそうの旬は冬。

霜に当たったほうれん草は甘くておいしくなります。

しかし一本も生えてきませんね。おかしいなあ。

一袋まるごとの種をぶちまけたせいでしょうか。

 

それはさておき。

去年は猛暑のせいでいちごの生産量が減少しました。

今年の夏はさらなる猛暑で、またも生育不良。

収量が少なくなるとお値段は高くなります。

クリスマスのケーキが心配されます。

 

^・ω・^ いちごがなければチョコにすれば?

ジー・アントワネットよ。

カカオの価格も高騰しているのです。

生産地ではカカオの木が高齢化。

そして生産者も高齢化。

生産量ががっくりと落ちているらしいのです。

どこの国も農業の現場は大変ですねえ。

 

それに、やはりクリスマスケーキといえば

スポンジ+白いクリーム+赤いいちご。

昔からこの組み合わせが日本の定番なのです。

原型が世に出たのは1933年だそうですよ。

すんごく歴史がありますね。

 

立派な人が生まれためでたい日。

めでたい晴れの日のお祝いは紅白で。

サンタの衣装も赤と白。

ニッポンの心にジャストフィットなのです。

 

^ーωー^ でこれーしょんサバケーキ。

というわけで、ケーキ屋さんに行ってきました。

 

ででん☆

この色、この形。

やはり定番のケーキは風格が違います。

ワンホールは食べきれないので切り身をいただきます。

実家の分も購入しましょう。

今年、おにいちゃんは受験生。

紅白のケーキはきっと縁起がいいですよ。

 

※猫、ひそかに応援中。

 

みなさまに、いいことがありますように。

メリークリスマス。

www.youtube.com

【ねこ森町】冬至みすてりー・その2

ねこ森町の2丁目には、ねこ神社があります。

神社には羽巣手戸さまがお祀りされています。

猫の神様です。

ねこ森町の猫たちは、みんな羽巣手戸さまが大好きです。

獲物をお供えしたり、困ったときは相談します。

 

羽巣手戸さまにご用があるときは、

お社ちかくの松の木の枝に、用件を書いた紙を結びつけます。

すると羽巣手戸さまが夢に出てきてくれます。

お礼は松の木の根元に置きます。

 

そんなわけで、その木は「ご用の松」と呼ばれているのです。

 【ねこ森町のクリスマス】ご用の松のこと より

今年も冬至の日がやってきました。

落葉樹が葉を落とし、ねこ神社の境内は赤い絨毯を敷いたよう。

おとなの猫たちは前日から神社に集合。

境内を掃き清め、集めた落ち葉で焚き火をしました。

焚き火ときたら、これです。

「林間に~酒を煖(あたた)めて紅葉を焼(た)く~」

宿禰(かめのすくね)じいちゃんがいい声で歌っています。

宿禰じいちゃんは風流なのです。はっきょい。

 

またたび酒をぬるめの燗にして。

冬紅葉に盃を掲げて、一献一献、また一献。

「おお、見事な満月が」

「おじいちゃん、あれはColemanのハンギングライトよ」

小さな焚き火を囲み、ちびりちびりと余は更けて。

みんな、いい感じに出来上がってまいりました。

 

本番、ねこ森町こぞっての冬至祭は明日です。

昼過ぎから大きな焚き火をぼんぼこぼん。

弱った太陽を励まし、復活を祈ります。

焚き火を囲んでぐるぐる踊り、

夕焼けを残して沈んでゆく太陽を見送ったら

運気の上がる食べ物をいただきます。

縁起がよいのは『ん』が二つつくもの。

うどん(饂飩=うんどん)などがよろしいのです。

「今年のお汁は何味かしら」

「ふふふ、チキンコンソメですよ」

おっと、お汁にも『ん』が二つ。

運気爆上がりまちがいなしですね。

きっとちびっ子たちも大喜びすることでしょう。

 

日付が変わり、空気はキンと冷えて。

「そろそろ明日に備えて寝ましょうかね」

境内のあちこちに張ったテントにごーそごそ。

酔っぱらい猫たちは自分の寝床で眠ったのでした。

☆☆☆

 

猫たちの朝は早い。

「うー、さむさむ」

またたび酒の残る頭を抱え、白い息を吐きながら。

猫たちがごそごそとテントから起き出しました。

お寝坊な朝日は地平線の下から光でアピール。

そろそろ子どもたちが来る時間です。

二日後はクリスマス。

子どもたちはツリーの飾りつけをするのです。

 

飾りつけをするのは境内にある『ご用の松』。

なかなか枝ぶりのよいご長寿の松はご神木。

登ることを許される機会はめったにありません。

松に登るのも、みんなのお楽しみのひとつなのです。

「念のため、梯子と踏み台を用意しましょうかね」

よれよれと動き出すおとな猫と宿禰じいちゃん。

松を見上げて首をかしげ、目をこすります。

「はて?」

一本しかないはずのご用の松が三本に見えます。

まだ酔いが残っているのでしょうか。

 

目をこすり、顔を洗い、全身をきれいきれい。

それでも松は減りません。やっぱり三本。

これは一体どうしたことでしょう。

みんなで首をひねっていると、にぎやかな声が。

「おはよー」

きゃいきゃいと子ども猫たちがやってきました。

「あれー。へんなのー」

「松が増えてるー」

幻でも、お酒のせいでもありません。

松は本当に増えているようです。

宿禰じいちゃんは「ははーん」と思い当たりました。

先日、ひっそり沼で聞いたはかりごと。

羽巣手戸さまもご承知の上の悪ふざけ。

正体はお察しです。

 

宿禰じいちゃんの「ははーん」な顔。

その表情を見逃さなかった猫がふたり。

あらゆるいたずらを見たきたものたち。

育児経験豊富な手練れです。

 

三本の松のうち、二本は偽物。

しかも正体は宿禰じいちゃんもよく知る者。

そうして羽巣手戸さまのご神木『ご用の松』。

許しもなく化けることはできません。

ならば、

「三本あるなら、願いも三倍叶うってことだ」

陸山母さんが不敵な笑みを浮かべました。

隣でマオさんも頷いています。

「子どもたち、存分に飾っておあげなさい」

わー、きゃー。わらわらわらわら。

ご用の松、付近一帯が無法地帯になりました。

ガシガシ、びよよん。やっほーい。

 

「うひゃひゃ、こりゃたまらん」

松が一本、くねり、と身をよじりました。

さらにもう一本が、くねり。

「爪が、爪が食い込んで。痛いですー」

 

ぽぽん、ぽん。

変化(へんげ)が解けて、偽松が消え

「うーむ、術は完ぺきだったはずじゃが」

「さぷらいず返しされちゃいましたねえ」

蛇麻呂(へみまろ)と鯉太郎が正体を現わしました。

「あ、へみさん」

「こいたろうくんだー」

子どもたちは大喜び。いっそう二人にじゃれつきます。

羽巣手戸さまもご同罪。

「そちらはよろしくお任せしますよ」

母さん猫たちに子守りとツリーを託されました。

 

みんなでわいわい冬至の宴。

薪を組んで火を燃やして、歌って踊って。

太陽よ、元気になあれ。

みんなに明るい年がやってきますように。

 

☆本物は真ん中の松でした。

・・・・・

※陸山母さんのお宅

nekoyanookami.hatenablog.jp

 

※マオさんのお宅

mishablnc.hateblo.jp

 

※うちの猫たちの冬至メニュー。

お湯で溶いたバターナッツ南瓜のペースト。

そこにウェットフードをまぜまぜ。

^・△・^ なにこれ、うまー!

クロが大興奮でした。

 

^・ω・^ これがうわさのコールマン。

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