対談・史談集
聖地巡礼シリーズとして、第1作は大阪・京都・奈良が取り上げられた。 そうなると、近畿地方では、「熊野」という聖地が俎上に上るのは必然。 この第2作は、「熊野紀行」と副題が付いている。「紀伊山地の霊場と参詣道」が2004年7月7日に世界遺産(文化遺…
『聖地巡礼 リターンズ』の副題に関心を抱き最初に読んだ。(付記:先般再掲しご紹介している)その時これが第3作と知り、第1作の「ビギニング」にリターンすることにした。 「まえがき」に、第3作を読み感じていたことが「理由」として記されていた。本…
「おわりに」を読むと、「二人で”かけあい講義”ってのをやらない?」というプライベートな食事中の会話がきっかけで始まったという。「そんな二人が何のビジョンもなく、一度の打ち合わせもせず、毎回教壇に登場したのだった」と。 2005年9月から半年間、神…
奥書を読むと、本書は月刊誌『淡交』(平成22年新年号から平成23年12月号まで)への連載に加筆・修正したものだ。千利休とその周辺の人々に関して著者が思索した心象風景がエッセイとして結実している。最後は、京都府大山崎の禅刹・妙喜庵内にるある茶室・…
2017年12月に葉室麟が急逝、享年66歳。これから先の活躍をさらに期待していた読者の一人としては痛恨の思いだった。翌年(2018)6月にKKベストセラーズから葉室麟&洛中洛外編集部として、『洛中洛外をゆく。』が発刊された。 今年(2022)2月に、角川文庫…
2017年12月に葉室麟は病気のため急逝した。享年66歳。本書に登場する海北友松のように、まさにここから先10年はさらに心の裡に秘めた思いに生き抜く人の「美」を様々に作品化して欲しかったのに・・・・・。しかし、葉室麟はすべての義務から解放されて鬼籍に入っ…
葉室麟作品群の背後にいる作家葉室麟の肉声、歴史の見方や考え方に触れることができる本。作家葉室麟が逝去した現在、彼の考え方の視点や思考について知ることが出来る貴重な1冊だと思う。 本書が編まれたソースは、毎日新聞(西部版)に月1回連載された「…