遊心逍遥記

遊び心で本の森を逍遥し、その時の思いを残しておこうと始めました。

京都と文化

『日本庭園のフォスタリング』  八代目植彌加藤 加藤友規  昭和堂

地元図書館の新刊紹介コーナーで書名中の「フォスタリング」というカタカナ語に目に止まった。読み返すと、「日本庭園のフォスタリング」とある。何だろうこれは? と言うのが読むきっかけとなった。 「<こころとわざ>の継承と創造」という副題が付されてい…

『平安京散策』 角田文衞 京都新聞社

先日、9月13日(金)の新聞に、「平安京の範囲確定 南端の羅城跡出土」(朝日新聞)、「平安京 羅城 九条大路 初出土」(京都新聞)と報じられた。京都市南区の元洛陽工業高校跡地の発掘調査で、南限の九条大路の痕跡が初出土。北側の側溝、南側の側溝が出土…

『洛中洛外をゆく。』 葉室麟&洛中洛外編集部 KKベストセラーズ

2017年12月に葉室麟は病気のため急逝した。享年66歳。本書に登場する海北友松のように、まさにここから先10年はさらに心の裡に秘めた思いに生き抜く人の「美」を様々に作品化して欲しかったのに・・・・・。しかし、葉室麟はすべての義務から解放されて鬼籍に入っ…

『京都 二条城と寛永文化』 Living History in 京都・二条城 協議会 編 青幻舎

二条城に幾度か訪れている。タイトルに目がとまったとき、「寛永文化」という語句と「Living History in」という横文字にまず関心を抱いた。そこで読んでみることに。 「はじめに」に「Living History」とはプロジェクトだと説明されている。日本の文化財を…