一ヶ月前に【新橋】から当地に移転オープン。
場所は『ちゅるん』の跡地。

店内はまるっきりの居抜き。
厨房を囲むL字型五席のカウンター、
四人掛けのテーブルが二卓。
店の中ほどには給水器。
13:10の着で四人卓が一つ空いている。
が、店の人は「カウンターが満席なので
外でお持ちください」と。
一卓は使用しない、もしくは
複数人連れのみ通すオペレーション?
幸い、3分ほどの待ちで中に通される。
その後、食べ終わって出るまでの来客は三。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後に店奥のレジで現金のみ。

食したのは、
限定蕎麦
帆立ジェノベーゼの冷たいつけ蕎麦。
値段は1,200円。
「限定」なので杯数が心配だったが、
大丈夫とのことで胸を撫で下ろす
(結局はこれが最後の一杯に)。
9分ほどの待ちで先につけ汁が、
一拍遅れて麺が供される。

麺の上にチャーシューが無く、
猪口の中のつけ汁の色が黒ければ
まるっきり《盛り蕎麦》。

チャーシューの上には芽葱。
以前は青葱だったな。

チャーシューは大人の手の大きさ。
低温調理のロース肉が一枚。
《牡蠣蕎麦》の時はそのままだったが、
今回はフライパンで炙って
折り畳んで出された。
軟らかいが、肉らしい味わい。

麺は濃い麦色で、
中やや細、ストレート、平。
一本は長め。
茶色い粒子が散在する。
ずるっと啜れば
滑らかな口当たり。
十分に水で〆られ、
ひやっとした口当たり。
しっとりさもありつつ、
芯には艶めかしいコシ。
滑らかに喉を通り、
麦の香りが鼻に抜ける。
量は180gまではないか。
「菅野製麺」の木札が店頭に置かれている。

つけ汁は蕎麦猪口に入って。
色味はまるっきりの抹茶オ・レ。
表面には粉チーズが一匙盛られているが、
沈まない濃い粘度。
蕎麦をちょこんとつければ、
なるほどジェノベーゼ。
バジルの香りに帆立の味。
まったりした旨味に
塩味は強め。
クリームスープを嗜んでいる洋風感なのに、
麺には合う不思議な感覚。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
外の気温も高くなって来たので、
冷たい麺があって良かった。
店主は、変わらず
丁寧な仕事ぶり。