米新規失業保険申請件数、2008年3月以来の低水準

ロイター編集
米新規失業保険申請件数、2008年3月以来の低水準
2月23日、米労働省が発表した2月18日終了週の新規失業保険週間申請件数は35万1000件と前週から変わらず、市場予想を下回った。写真はニューヨークで開かれた就職フェアで書面に記入する男性(2012年 ロイター/Eduardo Munoz)
[ワシントン 23日 ロイター] 米労働省が23日発表した2月18日終了週の新規失業保険週間申請件数は35万1000件と前週から変わらず、市場予想を下回った。2008年3月以来の低水準にとどまり、労働市場が回復していることを示した。
ロイターがまとめたエコノミスト予想では、35万4000件に増加するとみられていた。
4週間移動平均は前週比7000件減の35万9000件。2008年3月以来の低水準となった。
11日終了週の需給総数は、前週の344万4000件(改定値)から5万2000件減少し339万2000件となった。これは2008年8月以来の低水準となる。
エコノミスト予想では346万人に増加するとみられていた。
コモンウェルス・フォーリン・エクスチェンジのマーケット・アナリスト、オメール・エシナー氏は「経済状況が漸進的に改善していることを示す最近の米経済指標とおおむね一致している」と話した。
過去2週間の新規失業保険申請件数は2008年3月以来の低水準となっている。申請件数は、2007年12月に始まったリセッション(景気後退)の前の水準に近づきつつあり、エコノミストの間では、長期間続いた企業の大規模な一時解雇サイクルが終わりに近づき、新規雇用に向けた地盤が築かれている可能性があるとの見方が出ている。
雇用統計の非農業部門雇用者数は2カ月連続で20万人を超えている。前週の失業保険申請件数は2月の雇用統計調査期間と重なっており、2月の雇用統計では、状況の改善継続が示される可能性がある。
労働省当局者によると、今回の内容は、カリフォルニア州を含む3州が推計値となっているが、特に変わった点はみられない。

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