モンスターを従えて共闘!ローグライト要素とルーターシューターが融合した『SYNCED』オープンβテストプレイレポート
各モードを解説
『SYNCED』は、オンラインで楽しめるマルチプレイシューターだ。開発は『Death Coming』や『Crown Trick』などを手掛けたNExT Studiosが担当し、テンセントゲームズのグローバルブランド「Level Infinite」が配信している。本稿では、現在Steamにて開催中のオープンβテストのプレイレポートを掲載する。
本作は、ルーターシューターにローグライト要素を融合した基本プレイ無料のアクションTPSだ。ナノテクノロジーが文明の中心となった近未来が舞台となっており、人間を糧に繁殖し、略奪を行う怪物となったナノマシンが徘徊する世界で、新たな資源となるエネルギー「ナーヴァ」を求めて戦うことになる。ゲームモードは、最大3人でパーティを組んでナノマシンと戦うPvEモード「ナーヴァ・ラン」と、ナノマシンおよび他プレイヤー両方が敵になるPvPvEモード「デッド・セクター」の2種類が用意されている。

本作を通して共通するシステムから解説していこう。大きな特徴としては、強力なナノマシンである「ナノ・プライム」と呼ばれる個体を従えて、共闘できるという要素があげられる。プライムはほかの個体よりも高い耐久力を持っているが、光る部分が弱点になっており、そこを攻撃することで効率的にダメージを与えられる。そして、プライムの死体とシンクロすることで、味方として従えることができるのだ。味方になったら、Qキーを押して攻撃や特定地点の防衛を指示できるようになる。なお、従えるプライムは、倒した敵の種類にかかわらずステータス画面で装備したものに切り替わるようになっている。

また、様々な場面で入手できる「レイディア」と呼ばれる消費アイテムを使用し、「エクスチェンジャー」という装置で強化が行える。プレイヤーは2つの選択肢から強化を選び、様々な効果を得ることができる。重要なのは、この強化はこの試合でのみ有効であり、終了した際には没収されてしまうことだ。これがローグライト的な要素の部分になっている。フィールドには、武器やアーマーなどが落ちている。クレートを開けたり、敵を倒すことでも入手可能なので、どんどん倒してザクザク獲得していくのが良いだろう。

プレイヤーは、出撃前のハブで使用するキャラクターと初期装備武器、そして従えるプライムの種類を決められる。キャラクターごとに持っている能力やパークが異なるほか、PvEモード限定で使えるキャラ強化MODも入手できる。

次に、各モードの解説だ。PvPvEモードから解説していこう。このモードでは、最大3人のスクワッド4組が「ナーヴァ」の保有数を競うことになる。ナーヴァはフィールドを徘徊するナノや他プレイヤーを倒すことで入手できるほか、マップに設置されている「ハーベスター」と呼ばれる装置によって大量入手できる。ただし、ハーベスターを使用するには待機時間が発生するため、その間他プレイヤーの攻撃から防衛しなければならない。
プレイヤーの装備の状態にもよるが、意外とあっさりダウンしてしまうバランスになっている。ダウン後はしばらくの間動けるが、ダメージを与えられたり一定時間が過ぎた場合は死亡する。プレイヤーが死亡してしまった場合でも、2回まで復活が可能。3回死んでしまうと、ゲームオーバーだ。

PvEモードでは、3人でスクワッドを組んで、通常ラウンドを2回繰り返し、最終の3ラウンドではボスの撃破を行う。通常ラウンドでは、目標が2つ存在する。1つは、フィールドに点在するサージストームと呼ばれるエリアにスポーンする敵を殲滅してストームを消すことだ。もう1つは、ストームをすべて消した後、サージ形成体をスキャンすることだ。そうすると雑魚ラッシュと同時に高い耐久力を持ったサージ形成体への攻撃が始まる。
入手した装備・アイテムやエクスチェンジャーによる強化はラウンド間でも引き継がれるので、できるだけ戦闘や探索をおこなって集めておきたい。しかし、時間が経つに連れ「サージ濃度」と呼ばれる数値が上昇し敵が強くなるほか、100%になると継続ダメージを受けてしまうので、ダラダラ狩っていれば良いというわけでもないというのがゲームを引き締めるポイントになっている。
先述したように、本作のバランスは意外とシビアで強敵の攻撃は致命傷になりうる。回復アイテムはあるが、ドッジロールによる回避も用意されているので、積極的にダメージを避けるべきだろう。PvPではなかなか避けることが難しいため、固まって行動することが重要に感じた。
野良プレイヤーはすでにビルドが揃った熟練者が多いのか、一緒にプレイすると筆者が倒すのに時間がかかったナノを味方が一瞬で倒すというようなことが多く、イマイチしっくりこない場面もあった。プレイする際は、一緒に始めるフレンドがいると良いかもしれない。

敵やフィールドにあるナノに汚染されたオブジェクトのカクカクした見た目はインパクトが大きく、目を引くものとなっており、フィールドやキャラクター自体のグラフィック品質も悪くない。一方で、パフォーマンスについては少し問題を感じた。グラフィックは確かに綺麗だが、時折ガクッとフレームレートが落ちる箇所が見られる。ゲームプレイに大きな支障があるわけではないが、正式版では改善されていることを願いたい。
『SYNCED』は、Steamにてオープンベータテストを開催中。Steamストアページにアクセスして「プレイテストに参加」ボタンを押すとライブラリに追加されるので、そこから参加できる。
